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第20話 嘆願……(11)
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「まあ、山本、あれだよなぁ~? 他の男と腰が抜ける迄やっているようなパン助の女はお前だって嫌だよなぁ~?」
大島のツレは今度は俺ではなく従姉の姉ちゃんの事を侮り、嘲笑ってきた。
「う、うん。そうだね……。他の男としているような女は俺も嫌だ。あっ、ははは」
俺は大島のツレに姉ちゃんの事を見下され、笑われたけれど。
まあ、そいつが言っている事は俺も同意できる内容だから頷き、一緒に笑ってみせた。
まあ、俺は見せたのだけれど……。
やはり俺の心の中では、姉ちゃんの事をパン助、パンパンだなんて侮られ、暴言を吐かれ、嘲笑いされてしまったから本当は悔しいなと思った。
でも俺、こいつの事怖いから言い返す事等できないから笑い誤魔化すし、話しを合わせる事しかできない。
俺って本当に弱くて情けない奴だからと、自戒を始めだすと。
「ああ、俺別に直ぐにやらしてくれるのならば別に構わねぇけどな~、山本の姉ちゃんでも……。それに山本の姉ちゃんって美人なんだろう、大島~?」
今度は大島の別のツレが、あいつに姉ちゃんの容姿を尋ね始めた。
大島のツレは今度は俺ではなく従姉の姉ちゃんの事を侮り、嘲笑ってきた。
「う、うん。そうだね……。他の男としているような女は俺も嫌だ。あっ、ははは」
俺は大島のツレに姉ちゃんの事を見下され、笑われたけれど。
まあ、そいつが言っている事は俺も同意できる内容だから頷き、一緒に笑ってみせた。
まあ、俺は見せたのだけれど……。
やはり俺の心の中では、姉ちゃんの事をパン助、パンパンだなんて侮られ、暴言を吐かれ、嘲笑いされてしまったから本当は悔しいなと思った。
でも俺、こいつの事怖いから言い返す事等できないから笑い誤魔化すし、話しを合わせる事しかできない。
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「ああ、俺別に直ぐにやらしてくれるのならば別に構わねぇけどな~、山本の姉ちゃんでも……。それに山本の姉ちゃんって美人なんだろう、大島~?」
今度は大島の別のツレが、あいつに姉ちゃんの容姿を尋ね始めた。
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