俺と（従姉）姉ちゃんの良くある『今日から俺は？』の話だ。

第７話 お世話になります（１）

「はぁ～、どうしよう？　どうしたら良い……？　うわぁ～～～ん！」

　俺は嘆き、叫びながら歩くのだ。
今日の俺も久美ちゃんの隣で良い香りを『クンクン』と……。


　そう大人の女性の香り！　フェロモンのムンムンな香りを俺は『クンクン』と鼻で嗅ぐだけではなく。
『スハ、スハ』と嗅ぎ、酔いしれ、堪能した。


　そして自身の腹部の下にある物を大変に固く──。

それも偶に久美ちゃんの胸元……。開襟シャンの首元の隙間から見える、彼女の傲慢なたよたよした胸の谷間や、大人の女性特有の派手なブラジャーを自身の瞳に焼き付け。
俺は【あれ】を鋼鉄のように硬くさせつつ『はぁ、はぁ、あぁ～』と妄想を膨らませながら。
『フン！　フン！』と鼻息も荒くしながら久美ちゃんの個人授業──。

彼女のスペシャルな個人レッスンを俺は今日も終え、自宅へと向かうのだよと言いたいところなのだが。実は違う……。

俺は今日から伯父さんの家に……。