俺と（従姉）姉ちゃんの良くある『今日から俺は？』の話だ。

第４話 俺には幼馴染で、何故か気の合うあいつ、友人がいるから（２）

　その場で急に座る！　そう思いっきりうんこ座りをすれば！
　俺自身が着衣している学生ズボンのお尻が『バリ！』、『ビリ！』と勢い良く破れ裂けする事が多々ある。

　やぁ～、本当に良くあったのだよ。

　俺の言葉が信用できないのならば自分達のお父さんやお爺さんに尋ねてみると良い。一度は経験した事がある筈だからと。
　俺が説明をしたところで話しを元に戻すけれど。

　俺のような真面目だけが取り柄のような、ピチピチの詰襟学生服を大人しく着衣して中学生生活を送っていたような、ヤンキーにも頭の賢い真面目な生徒にもなれなかった中途半端な部類の生徒がね。
　家の学園のような大変に素行が悪く、ヤンキーの巣窟……。


　そう、あのスク〇ルウ〇ーズを生、リアル、地でいくような学園だとね。
　泣〇虫先生のように本当にクラスメイト達から虐めに遭い、泣いているのではないか？　と。
　家の親父様が俺の身の上を案じてくれた。

　でも親父様は、今のお袋様の話しを聞き。

「おぉ、おおおっ！　大島さん所の健ちゃんがまた家の新作と一緒の学園で、同じクラスか。それはまた縁があると言うか？　まあ、それならば母さんの言う通り大丈夫だな。もしもの時はガキ大将の健ちゃんが家の新作の事を近所で幼馴染だから。苛めっ子達から庇い、守ってくれるから心配ない、大丈夫だ。あっ、ははは……」

　家の親父様は安堵して高笑いだよ。