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おかしな変態
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「へい、ガール! ストップ・アンド、私を見ろ!」
ポッキーがどうするか考えていると、目の前に奇妙な言葉遣いをする人物が現われました。
そいつは、頭、胴体、足の三頭身の男。これはこの世界ではまあ普通の体系。
問題は服装。頭にアクセサリーを無数にくっ付けた毛皮の黒い帽子、胴体は毛深い裸、足には網タイツを着用しています。
「ウップス! チミがポッキーか? ミーはバナナプリン様の手下チョコレートと言う名前だ。今からミーと」
「変態だあ!」
ポッキーは360度どこから見ても変態スタイルをしている男チョコレートを、肩から下げたカバンから棍棒を取り出して殴り付けました。
「え――ちょ、待っ」
ドコッ、バキッ!
「話を聞い」
ベキッ、スドッ!
「お願」
バシッ、ボスッ!
「ごめ、ごめんなさいごめんなさい! 変態でごめんなさい!」
血だらけで草原に倒れた変態のチョコレートは涙を流しながら謝ってきました。
「あなた、バナナプリンの手下なの?」
「ウップス。命令でポッキーという少女……いえ、美少女を捕えてこいとのことでして、はい」
途中で美少女と言い換える辺りが、なかなか世の中の渡り方が上手いことを証明しています。
それに、バナナプリンにとって、ブリッツを取り返すポッキーが邪魔な存在だということも分かりました。
「甘いわね、ハイパーラブパワーに不可能はないのよ。よし、バナナプリン城の場所を教えなさい」
「ウップス。このまま南に進むと“おかしな森”にたどり着くので、そこにいる手下の一人を倒すと、さらに正確な居場所が教えてもらえ……無念…」
そこでチョコレートは気を失ってしまいました。
起きるのなんて待っていられないので、ポッキーは愛しき彼氏を取り戻すべくおかしな森に向かって走り出しました。
ポッキーがどうするか考えていると、目の前に奇妙な言葉遣いをする人物が現われました。
そいつは、頭、胴体、足の三頭身の男。これはこの世界ではまあ普通の体系。
問題は服装。頭にアクセサリーを無数にくっ付けた毛皮の黒い帽子、胴体は毛深い裸、足には網タイツを着用しています。
「ウップス! チミがポッキーか? ミーはバナナプリン様の手下チョコレートと言う名前だ。今からミーと」
「変態だあ!」
ポッキーは360度どこから見ても変態スタイルをしている男チョコレートを、肩から下げたカバンから棍棒を取り出して殴り付けました。
「え――ちょ、待っ」
ドコッ、バキッ!
「話を聞い」
ベキッ、スドッ!
「お願」
バシッ、ボスッ!
「ごめ、ごめんなさいごめんなさい! 変態でごめんなさい!」
血だらけで草原に倒れた変態のチョコレートは涙を流しながら謝ってきました。
「あなた、バナナプリンの手下なの?」
「ウップス。命令でポッキーという少女……いえ、美少女を捕えてこいとのことでして、はい」
途中で美少女と言い換える辺りが、なかなか世の中の渡り方が上手いことを証明しています。
それに、バナナプリンにとって、ブリッツを取り返すポッキーが邪魔な存在だということも分かりました。
「甘いわね、ハイパーラブパワーに不可能はないのよ。よし、バナナプリン城の場所を教えなさい」
「ウップス。このまま南に進むと“おかしな森”にたどり着くので、そこにいる手下の一人を倒すと、さらに正確な居場所が教えてもらえ……無念…」
そこでチョコレートは気を失ってしまいました。
起きるのなんて待っていられないので、ポッキーは愛しき彼氏を取り戻すべくおかしな森に向かって走り出しました。
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