この世界の理想郷の作り方

大聖女のカレンデュラの守りの力があったからこそ国が保たれていたのだが、それを理解している聖女としていない者たちにより、日常が大きく変わっていくことになる。

最年少で聖女となったソニアには、ギリギリ聖女となった義姉のシレネほど嫌な女は居ないと思っていた。

だが、ソニアの婚約者だったブルガリス王子と破棄するきっかけを作ってくれた。そればかりか、2人はすぐに婚約して、王子が王太子となってから結婚して、シレネが王太子妃となっていく。

その後、国が滅びることになっても、最後まで残った。そういったことを全部引き受けてくれたのだと考えると尊い犠牲であり、理想郷を作るには、必要だったのではないだろうか。

24h.ポイント 0pt
30
小説 190,693 位 / 190,693件 ファンタジー 44,088 位 / 44,088件

あなたにおすすめの小説

そして、彼はいなくなった

杜野秋人
ファンタジー
「そなたとの婚約を破棄するっ!」 王都、社交シーズン終わりの王宮主催の舞踏会。 その会場に王太子のよく通る声が響きわたった。 王太子は婚約者がいかに不出来かを滔々と述べ立てて、だから自分には、将来の王妃には相応しくないと彼女を断罪する。そして心当たりがあり過ぎる彼女は特に反論もしない。 だが自分の代わりに婚約すると王太子が告げた人物を見て唖然とする。 なぜならば、その令嬢は⸺!? ◆例によって思いつきの即興作品です。 そしてちょこっとだけ闇が見えます(爆)。 恋愛要素が薄いのでファンタジージャンルで。本当はファンタジー要素も薄いけど。 ◆婚約破棄する王子があり得ないほどおバカに描かれることが多いので、ちょっと理由をひねってみました。 約6500字、3話構成で投稿します。 ◆つい過去作品と類似したタイトル付けてしまいましたが、直接の関係はありません。 ◆この作品は小説家になろうでも公開しています。

嘘つきと言われた聖女は自国に戻る

七辻ゆゆ
ファンタジー
必要とされなくなってしまったなら、仕方がありません。 民のために選ぶ道はもう、一つしかなかったのです。

団長サマの幼馴染が聖女の座をよこせというので譲ってあげました

毒島醜女
ファンタジー
※某ちゃんねる風創作 『魔力掲示板』 特定の魔法陣を描けば老若男女、貧富の差関係なくアクセスできる掲示板。ビジネスの情報交換、政治の議論、それだけでなく世間話のようなフランクなものまで存在する。 平民レベルの微力な魔力でも打ち込めるものから、貴族クラスの魔力を有するものしか開けないものから多種多様である。勿論そういった身分に関わらずに交流できる掲示板もある。 今日もまた、掲示板は悲喜こもごもに賑わっていた――

【完結24万pt感謝】子息の廃嫡? そんなことは家でやれ! 国には関係ないぞ!

宇水涼麻
ファンタジー
貴族達が会する場で、四人の青年が高らかに婚約解消を宣った。 そこに国王陛下が登場し、有無を言わさずそれを認めた。 慌てて否定した青年たちの親に、国王陛下は騒ぎを起こした責任として罰金を課した。その金額があまりに高額で、親たちは青年たちの廃嫡することで免れようとする。 貴族家として、これまで後継者として育ててきた者を廃嫡するのは大変な決断である。 しかし、国王陛下はそれを意味なしと袖にした。それは今回の集会に理由がある。 〰️ 〰️ 〰️ 中世ヨーロッパ風の婚約破棄物語です。 完結しました。いつもありがとうございます!

婚約破棄……そちらの方が新しい聖女……ですか。ところで殿下、その方は聖女検定をお持ちで?

Ryo-k
ファンタジー
「アイリス・フローリア! 貴様との婚約を破棄する!」 私の婚約者のレオナルド・シュワルツ王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいました。 さらには隣の男爵令嬢が新しい聖女……ですか。 ところでその男爵令嬢……聖女検定はお持ちで?

義妹から欲しくもない呪いをプレゼントされてきましたが、婚約破棄したので今までの呪いのお礼をします

珠宮さくら
ファンタジー
呪いなんて、存在しない。そう、思われている世界で、義理の姉のアキレアが王太子妃となるのが、どうしても許せない義妹のアゲラは、勉強や礼儀作法などを学ぶ努力より、呪いの研究をして使えるようになってしまう。 そのせいで毎日頼んでもない呪いのプレゼントをもらい続けることになるアキレア。それに堪えかねて、婚約破棄になるように仕掛けて、義妹の望みが叶うようにアキレアも呪いをマスターする。 それまで、贈られてきた呪いとアゲラの望みが、ずっと叶うままになるように呪いのお礼を忘れずに。

ひめさまはおうちにかえりたい

あかね
ファンタジー
政略結婚と言えど、これはない。帰ろう。とヴァージニアは決めた。故郷の兄に気に入らなかったら潰して帰ってこいと言われ嫁いだお姫様が、王冠を手にするまでのお話。(おうちにかえりたい編)

私のことをどうしても悪者にしたかったようですが、かなり無理があったようです。そもそも、悪役令嬢って、何のことなの?

珠宮さくら
恋愛
シレーネは、留学先から戻って来たら、変な令嬢に絡まれることになってしまったが、彼女が何を言っているのかがわかるものは誰もいなかったようだ。 ※全2話。