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日常編 Nella vita quotidiana
11:夜は何故暗い? Perché la notte è buia ?
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「ふぁぁ、やっと仕事終わった」
「お疲れさま、ココア用意したよ」
「ありがと~、おいし~」
「毎晩遅くまで頑張ってたからね。少し休んでのんびりするといいよ」
「うん。そうする。一応、一区切りついたから」
「夜遅く……」
「どうしたの?」
「夜って、何で暗いんだろ? あんまり気にしてなかったけど、昼と夜は太陽だけで決まるよね。他の星は全く影響しないのかな?」
「良い所に気が付いた」
「あまりに当たり前過ぎて、考えなかったけど。夜が暗いってのは絶対じゃないよね」
「宇宙が無限の時間以前から存在し、無限の距離まで存在し、星が常に無限に存在したなら、暗い夜は存在しない」
「え、そうなの?」
「そうでしょ。無限の距離から無限の光が届くんだから、あり得ないほど明るいはず」
「考えれば、そうよね」
「だから、夜暗いのは宇宙に限界があるってこと」
「そうか、宇宙は膨張してるし、光速より速く遠ざかる星から光は届かないもんね」
「時間もそうだよね。いつ時が動き始めたかは、論争あるけど。ビッグ・バン以前に時が動いていたかは考える余地があるらしい。まぁ、時間が一方向に流れるのは何故か? が解けてないしね」
「時空自体に限界があるから、夜は暗いということね」
「そういうことだよね」
「当たり前は当たり前じゃないのか」
「お疲れさま、ココア用意したよ」
「ありがと~、おいし~」
「毎晩遅くまで頑張ってたからね。少し休んでのんびりするといいよ」
「うん。そうする。一応、一区切りついたから」
「夜遅く……」
「どうしたの?」
「夜って、何で暗いんだろ? あんまり気にしてなかったけど、昼と夜は太陽だけで決まるよね。他の星は全く影響しないのかな?」
「良い所に気が付いた」
「あまりに当たり前過ぎて、考えなかったけど。夜が暗いってのは絶対じゃないよね」
「宇宙が無限の時間以前から存在し、無限の距離まで存在し、星が常に無限に存在したなら、暗い夜は存在しない」
「え、そうなの?」
「そうでしょ。無限の距離から無限の光が届くんだから、あり得ないほど明るいはず」
「考えれば、そうよね」
「だから、夜暗いのは宇宙に限界があるってこと」
「そうか、宇宙は膨張してるし、光速より速く遠ざかる星から光は届かないもんね」
「時間もそうだよね。いつ時が動き始めたかは、論争あるけど。ビッグ・バン以前に時が動いていたかは考える余地があるらしい。まぁ、時間が一方向に流れるのは何故か? が解けてないしね」
「時空自体に限界があるから、夜は暗いということね」
「そういうことだよね」
「当たり前は当たり前じゃないのか」
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