500 / 738
4:龍撃の学院
500:ネネルド村奇譚、猪蟹屋標準規格制定
しおりを挟む
「なぁ、リオレイニア?」
「なんでしょうか、シガミー?」
たとえ頭陀袋姿でも、彼女はとても淑やかだ。
「聖剣切りの閃光としてクエストに出かけたときも、今と同じ装備だったのか?」
少なくとも見た目は、魔王城に出かけたときと変わってない。
「基本的には同じですが……あぁ、このコントゥル家から支給される給仕服は、なかなかの優れものなんですよ。駆け出し冒険者の装備より、よほど頑丈ですし♪」
どうも、「基本的に同じ」ってのは、そのままの意味らしいぞ?
ふぉん♪
『>そのようですね。口ぶりから察するに、タターたち一般の侍女へ支給されたのと同等の物を着て、クエストに望んでいたと思われます』
〝ひかりのたて〟で敵を一切、寄せ付けなかったんだとしても――
コントゥル家の家宝を一式、作ってみた今の感覚からすると――
「もう少し……ぶつぶつ……頑丈にしたいなぁ」
おれは絵で板を、立ち上げた。
§
「ここで良いのですか?」
集会所の隅に立つ頭陀袋嬢。
「ハい。そノまま動かないでクださい」
ヴォヴォォォゥン♪
メイドさんの周囲を、くるんと一周。
ヴォォォン。
いま彼女が着てる給仕服を、ざっと取り込んだ。
「迅雷ぃー、どうだぁー?」
「スキャニング終了しまシた。リオレイニアノ身体データヲ保存しまスか?」
んー、そりゃ有った方が良いんじゃ?
すっぽこ――こぉん♪
てちり――おれの頭上へ降りたつ、美の女神。
「こらっ! 乙女の秘密を軽々しく、DB化するんじゃないわよ。何してんのまったく……衣類作成ぃー?」
とすとすとすん――足踏みをするな!
痛くはねぇが、超うぜぇ!
ふぉん♪
『>リオレイニアの給仕服が殊の外、低スペックだったので、改良を試みています』
迅雷が説明する。
「えぇー? それじゃーあーぁ、必要な部分だけ残《のこ》してぇ、全削除なさぁい――これわぁ厳命ですのでぇ、おかわりぃ?」
素っ頓狂な声が、念を押してきた。
「わ、わかったぜ」
わからんが、わかった。
「了解でス。イオノファラー」
「それは、どういうコトでしょうか? イオノファラーさま?」
おれたちのやり取りに、首を傾げる頭陀袋。
「えっとねぇー、リオレイニアちゃんの……ぶっふぉっ、強盗! じゃなくってぇー、あ、あとで説明してあげるけど――」
ふぉふぉん♪
『イオノ>シガミー! その布袋だけでも、何とかしてあげて!
そうね、天狗の黒頭巾で良いから、今すぐ取りかえてっ!」
頭陀袋も天狗の頭巾も同じ、隠れ蓑製だから、お安いご用だが。
「リオ、ちょっと引っぱるぞ?」
おれはイスに上り、頭陀袋の裾を持ち上げて――ギュッと下ろした。
一瞬で黒頭巾に早変り――ぱさり。
「きゃっ、真っ暗!?」
とうぜん目の部分に空いてた丸穴は、閉じられた。
「すグにヘッドセット……耳栓やシシガニャンのヨうな画面表示ガ出ますノで」
間近で見ると、黒地に白目玉の筆書きは――
ふぉん♪
『シガミー>不気味じゃね?』
「えっ、不気味って、何のことですか!?」
よし、黒頭巾の裏側に画面表示が出たな。
おれの一行表示を見て取り乱す、頭陀袋嬢改め黒頭巾嬢。
あ、けどさっきまでよりかは、マシな気もしないでもない。
「ほっ、安心してリオレイニアちゃん。さっきまでの袋よりは大分マシになったから――じゃぁ、あたくしさまは、蛸の串揚げ改良に余念が無いので行きますねー――どろん♪」
すぽん♪
頭の上から、根菜の重さが消えた。
頭巾を押さえ、描かれた目の顔を歪める黒頭巾メイド。
「デは、こちラを使っテ確認してくダさい」
ヴッ――ゴトトン。
迅雷が置いたのは、全身が映る姿見だ。
「あらこれっ、テェーングさまやカラテェーの――――意外と素敵では、ありませんか?」
うふふふふっ♪
気に入ったみたいで……何よりだぜ。
ということで、〝魔眼殺し〟の眼鏡は、あと回しにする。
「(じゃぁ、服の形はそのままで……頑丈で丈夫にして、着心地を良くするぞ)」
§
隠れ蓑に〝よくすべる色や形〟の変わり種を、塗ったやつがあったろ?
おれっていうか烏天狗が、風に乗るときに使ってる外套――
あれでリオレイニアのメイド服を、縫えるか?
ふぉん♪
『>可能です。エプロン部分に極小のプロダクトアームを仕込めば、並みの甲冑の数倍頑丈で刃物を通さなくできますが』
物は試しだ、そいつを作るぞ。
ふぉん♪
『>ニゲルの装備を修繕した際に追加した、快適性はどうしますか?』
裏地の肌触りとかか……全部入りでやってくれ。
絵で板の中に、出来上がっていく給仕服。
その構造の子細を記した、別ページの束が――
『100』枚を越えたとき、それは完成した。
「なかなかじゃね?」
黒頭巾メイドが姿見のまえで、クルクル回ってた5分程度。
その時間で、これだけ出来たら自画自賛もすらぁな。
「はイ今後、猪蟹屋従業員へ支給すル制服ハ全テ、この試作品に準拠することにしまシょう♪」
ヴォヴォヴォヴォォォンッ♪
良い仕事が出来りゃぁ、女神の眷属だって浮かれらぁ。
「どうせなら、もうひと手間いっとくか」
リカルルやルリーロの家宝装備。
その一式を収める収納魔法具。
あれに付けた、修繕と着衣のための機能。
あれを、もっと小さく出来るか?
ふぉん♪
『>【地球大百科辞典】に、最適な製品データが複数存在しています』
わからんが、見せて見ろ。
ヴォォォンッ♪
画面に現れたのは小さな……腕輪か?
ふぉん♪
『>2080年頃流行った医療用スマートウォッチです。手前にあるセーフティーカバーを開くと、中にスイッチがあります』
わからん。
スイッチ……てのは牡丹だな。
家宝の収納魔法具は取っ手を、力一杯押してやらんといけなかったが?
ふぉん♪
『>腕に付ける収納魔法具のため、自動的に神力を生成することが可能です』
んぅ? リオレイニアは、よく働くからな。
腕の動きで神力くらい、賄えるってことか――すげぇなリオは。
ふぉん♪
『シガミー>普段は手首に巻き、着替えるときや解れた所を直すときに押すんだな?』
ふぉん♪
『>そうなります。各種バイタルや精神状態の簡易計測。3つまでの別天体標準時を表示し、衛星の満ち欠けや、潮汐力による影響をリアルタイムに算出。当時、流行していた造血インプラント』
まてまてや――わからん。
「シガミー、これは何ですか?」
黒頭巾不気味メイドが指し示したのは、いま相談してた腕輪……腕時計って奴だ。
彼女には、おれたちの画面が見えてるんだったぜ。
またやっちまったが、説明するのが難儀なだけで――
別段、見られても困るものではない。
「あー、この腕輪が有りゃ、リカルルさまの甲冑みたいに、給仕服を一瞬で繕えたり――一瞬で着たり脱いだり、出来るぞ」
「あらそれは、素敵ですね♡」
を? 良い感触だな。
物は試しだ。
この腕輪と同じ形で、家宝の甲冑入れと同じ機能。
よし作れ。
ふぉん♪
『>30秒後に最寄りの搬出口から、ロールアウトされます』
最寄り?
いまおれぁ、強化服も轟雷も着てねぇ。
「むぎゃぎゃにゃー!?」
屋台の手伝いをしてた猫の魔物が、奇声を発した。
「なんでしょうか、シガミー?」
たとえ頭陀袋姿でも、彼女はとても淑やかだ。
「聖剣切りの閃光としてクエストに出かけたときも、今と同じ装備だったのか?」
少なくとも見た目は、魔王城に出かけたときと変わってない。
「基本的には同じですが……あぁ、このコントゥル家から支給される給仕服は、なかなかの優れものなんですよ。駆け出し冒険者の装備より、よほど頑丈ですし♪」
どうも、「基本的に同じ」ってのは、そのままの意味らしいぞ?
ふぉん♪
『>そのようですね。口ぶりから察するに、タターたち一般の侍女へ支給されたのと同等の物を着て、クエストに望んでいたと思われます』
〝ひかりのたて〟で敵を一切、寄せ付けなかったんだとしても――
コントゥル家の家宝を一式、作ってみた今の感覚からすると――
「もう少し……ぶつぶつ……頑丈にしたいなぁ」
おれは絵で板を、立ち上げた。
§
「ここで良いのですか?」
集会所の隅に立つ頭陀袋嬢。
「ハい。そノまま動かないでクださい」
ヴォヴォォォゥン♪
メイドさんの周囲を、くるんと一周。
ヴォォォン。
いま彼女が着てる給仕服を、ざっと取り込んだ。
「迅雷ぃー、どうだぁー?」
「スキャニング終了しまシた。リオレイニアノ身体データヲ保存しまスか?」
んー、そりゃ有った方が良いんじゃ?
すっぽこ――こぉん♪
てちり――おれの頭上へ降りたつ、美の女神。
「こらっ! 乙女の秘密を軽々しく、DB化するんじゃないわよ。何してんのまったく……衣類作成ぃー?」
とすとすとすん――足踏みをするな!
痛くはねぇが、超うぜぇ!
ふぉん♪
『>リオレイニアの給仕服が殊の外、低スペックだったので、改良を試みています』
迅雷が説明する。
「えぇー? それじゃーあーぁ、必要な部分だけ残《のこ》してぇ、全削除なさぁい――これわぁ厳命ですのでぇ、おかわりぃ?」
素っ頓狂な声が、念を押してきた。
「わ、わかったぜ」
わからんが、わかった。
「了解でス。イオノファラー」
「それは、どういうコトでしょうか? イオノファラーさま?」
おれたちのやり取りに、首を傾げる頭陀袋。
「えっとねぇー、リオレイニアちゃんの……ぶっふぉっ、強盗! じゃなくってぇー、あ、あとで説明してあげるけど――」
ふぉふぉん♪
『イオノ>シガミー! その布袋だけでも、何とかしてあげて!
そうね、天狗の黒頭巾で良いから、今すぐ取りかえてっ!」
頭陀袋も天狗の頭巾も同じ、隠れ蓑製だから、お安いご用だが。
「リオ、ちょっと引っぱるぞ?」
おれはイスに上り、頭陀袋の裾を持ち上げて――ギュッと下ろした。
一瞬で黒頭巾に早変り――ぱさり。
「きゃっ、真っ暗!?」
とうぜん目の部分に空いてた丸穴は、閉じられた。
「すグにヘッドセット……耳栓やシシガニャンのヨうな画面表示ガ出ますノで」
間近で見ると、黒地に白目玉の筆書きは――
ふぉん♪
『シガミー>不気味じゃね?』
「えっ、不気味って、何のことですか!?」
よし、黒頭巾の裏側に画面表示が出たな。
おれの一行表示を見て取り乱す、頭陀袋嬢改め黒頭巾嬢。
あ、けどさっきまでよりかは、マシな気もしないでもない。
「ほっ、安心してリオレイニアちゃん。さっきまでの袋よりは大分マシになったから――じゃぁ、あたくしさまは、蛸の串揚げ改良に余念が無いので行きますねー――どろん♪」
すぽん♪
頭の上から、根菜の重さが消えた。
頭巾を押さえ、描かれた目の顔を歪める黒頭巾メイド。
「デは、こちラを使っテ確認してくダさい」
ヴッ――ゴトトン。
迅雷が置いたのは、全身が映る姿見だ。
「あらこれっ、テェーングさまやカラテェーの――――意外と素敵では、ありませんか?」
うふふふふっ♪
気に入ったみたいで……何よりだぜ。
ということで、〝魔眼殺し〟の眼鏡は、あと回しにする。
「(じゃぁ、服の形はそのままで……頑丈で丈夫にして、着心地を良くするぞ)」
§
隠れ蓑に〝よくすべる色や形〟の変わり種を、塗ったやつがあったろ?
おれっていうか烏天狗が、風に乗るときに使ってる外套――
あれでリオレイニアのメイド服を、縫えるか?
ふぉん♪
『>可能です。エプロン部分に極小のプロダクトアームを仕込めば、並みの甲冑の数倍頑丈で刃物を通さなくできますが』
物は試しだ、そいつを作るぞ。
ふぉん♪
『>ニゲルの装備を修繕した際に追加した、快適性はどうしますか?』
裏地の肌触りとかか……全部入りでやってくれ。
絵で板の中に、出来上がっていく給仕服。
その構造の子細を記した、別ページの束が――
『100』枚を越えたとき、それは完成した。
「なかなかじゃね?」
黒頭巾メイドが姿見のまえで、クルクル回ってた5分程度。
その時間で、これだけ出来たら自画自賛もすらぁな。
「はイ今後、猪蟹屋従業員へ支給すル制服ハ全テ、この試作品に準拠することにしまシょう♪」
ヴォヴォヴォヴォォォンッ♪
良い仕事が出来りゃぁ、女神の眷属だって浮かれらぁ。
「どうせなら、もうひと手間いっとくか」
リカルルやルリーロの家宝装備。
その一式を収める収納魔法具。
あれに付けた、修繕と着衣のための機能。
あれを、もっと小さく出来るか?
ふぉん♪
『>【地球大百科辞典】に、最適な製品データが複数存在しています』
わからんが、見せて見ろ。
ヴォォォンッ♪
画面に現れたのは小さな……腕輪か?
ふぉん♪
『>2080年頃流行った医療用スマートウォッチです。手前にあるセーフティーカバーを開くと、中にスイッチがあります』
わからん。
スイッチ……てのは牡丹だな。
家宝の収納魔法具は取っ手を、力一杯押してやらんといけなかったが?
ふぉん♪
『>腕に付ける収納魔法具のため、自動的に神力を生成することが可能です』
んぅ? リオレイニアは、よく働くからな。
腕の動きで神力くらい、賄えるってことか――すげぇなリオは。
ふぉん♪
『シガミー>普段は手首に巻き、着替えるときや解れた所を直すときに押すんだな?』
ふぉん♪
『>そうなります。各種バイタルや精神状態の簡易計測。3つまでの別天体標準時を表示し、衛星の満ち欠けや、潮汐力による影響をリアルタイムに算出。当時、流行していた造血インプラント』
まてまてや――わからん。
「シガミー、これは何ですか?」
黒頭巾不気味メイドが指し示したのは、いま相談してた腕輪……腕時計って奴だ。
彼女には、おれたちの画面が見えてるんだったぜ。
またやっちまったが、説明するのが難儀なだけで――
別段、見られても困るものではない。
「あー、この腕輪が有りゃ、リカルルさまの甲冑みたいに、給仕服を一瞬で繕えたり――一瞬で着たり脱いだり、出来るぞ」
「あらそれは、素敵ですね♡」
を? 良い感触だな。
物は試しだ。
この腕輪と同じ形で、家宝の甲冑入れと同じ機能。
よし作れ。
ふぉん♪
『>30秒後に最寄りの搬出口から、ロールアウトされます』
最寄り?
いまおれぁ、強化服も轟雷も着てねぇ。
「むぎゃぎゃにゃー!?」
屋台の手伝いをしてた猫の魔物が、奇声を発した。
0
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
付喪神、子どもを拾う。
真鳥カノ
キャラ文芸
旧題:あやかし父さんのおいしい日和
3/13 書籍1巻刊行しました!
8/18 書籍2巻刊行しました!
【第4回キャラ文芸大賞 奨励賞】頂きました!皆様のおかげです!ありがとうございます!
おいしいは、嬉しい。
おいしいは、温かい。
おいしいは、いとおしい。
料理人であり”あやかし”の「剣」は、ある日痩せこけて瀕死の人間の少女を拾う。
少女にとって、剣の作るご飯はすべてが宝物のようだった。
剣は、そんな少女にもっとご飯を作ってあげたいと思うようになる。
人間に「おいしい」を届けたいと思うあやかし。
あやかしに「おいしい」を教わる人間。
これは、そんな二人が織りなす、心温まるふれあいの物語。
※この作品はエブリスタにも掲載しております。
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
【R18】異世界魔剣士のハーレム冒険譚~病弱青年は転生し、極上の冒険と性活を目指す~
泰雅
ファンタジー
病弱ひ弱な青年「青峰レオ」は、その悲惨な人生を女神に同情され、異世界に転生することに。
女神曰く、異世界で人生をしっかり楽しめということらしいが、何か裏がある予感も。
そんなことはお構いなしに才覚溢れる冒険者となり、女の子とお近づきになりまくる状況に。
冒険もエロも楽しみたい人向け、大人の異世界転生冒険活劇始まります。
・【♡(お相手の名前)】はとりあえずエロイことしています。悪しからず。
・【☆】は挿絵があります。AI生成なので細部などの再現は甘いですが、キャラクターのイメージをお楽しみください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・思想・名称などとは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※この物語のえちちなシーンがある登場人物は全員18歳以上の設定です。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる