400 / 738
3:ダンジョンクローラーになろう
400:美の女神の料理番(シガミー)、思考拡張と刀印
しおりを挟む
「説破デす、INTシガミー)」
てなわけで、おれの交感神経系が唸りを上げる。
ヴォヴォオヴォッヴォン。
積層化された画面の一画が、奥行きを増していき――
ガッキュゥゥーン、ガシィン♪
おれの鉄鎧の体が、ひとりでに刀印を結ぶ。
最奥の0番レイヤーに描画されていくのは――
理想の真円。
それは強力な意思を体現するための、覚悟と同義だ。
理こそ違えど、身体操作による術の発露にほかならない。
そうか、わかったぜ……こいつぁ。
いつだったか、リカルル相手に使った――
真言と魔術特性の脆弱性を利用した――
ハッキングだ。
まえに使ったのは、リカルルの視線に介入するための可視光。
今回使うのは、アドレナリン受容体……わかるか!
とにかく鉄鎧鬼の五臓六腑である、おれの――全部だろぉーがぁ!?
ピィ――――――――♪
生命反応が赤に染まる。
「全方位、全法位ィ――ニャァ♪」
ぐぎぎぎぎっ――――体の震えが止まらねぇ!
ふぉふぉふぉふぉふぉぉん♪
『星神茅野姫との共存方法:解析結果1/
>イオノファラーとカヤノヒメのバイタルサインと、
龍脈の局所的な活性分布に関連性を発見。
>高負荷演算使用時に大気中だけでなく、
地中のマナの総流量の増大を観測。
解析結果2/上記からイオノファラーならびにカヤノヒメにおける、
メモリ解放時に変異種発現確率が増大していると類推。』
真言を唱えるまでもなく、一瞬で解析結果が出た。
§
世界は、五百乃大角のために存在している。
ふぉふぉん♪
『ヒント>惑星は演算単位を司る龍脈を、巡らせるための礎』
そうだな、この世のすべてが五百乃大角のために在るってのは正しい。
その通りだが――すべてじゃねぇ。
ヴォォォン♪
窓が開き――神域惑星を映し出す。
これはガムラン町上空に映し出されてる、立体映像のコピーだ。
丸い玉の表面に雲が湧き、流れていく様子が見て取れる。
火が出てねぇから火山なんかは粗方、冷えて固まってくれたと見える。
そういや……海を見つけとかねぇといけねぇんだったぜ。
いやいや、今は星神の心配事に集中しろ。
神域は、五百乃大角の兄神のために存在していたのを、五百乃大角がぶんどったもんだ。
つまり大前提として、この世界には、五百乃大角以外のための場所が有った。
そしてそもそもの原因は――
神々の船が五百乃大角を――
〝神々の棲まう世界〟へ――
帰せなくなったことによる、弊害だ。
へっ、神が重複すると、この世に悪鬼が跋扈するだとぉ?
なに言ってやる、日の本じゃぁ、道端の石ころにも神がいるぞ?
つまるところ八百万の神、非対応なのが悪い。
あたりまえの結果でしかねぇ。
こちとら仏教徒だぜ、そんな話にゃぁ慣れてる。
惡神も説法ひとつで取り込んじまう――
懐の広さは、小気味良くて――カカカッ♪
ふぉん♪
『ヒント>諸説あります。御霊信仰などによる狭量さにも、注目してください』
うるせぇ。
ふぉふぉぉん♪
『>シガミー、私も同意見です。
FATSサーバーへの接続が出来ないため、
独自に発生した、星の理である龍脈の総意。
それが星神茅野姫の正体と類推します』
うん? そう言うのとは、また違うんだが……話がややこしくなるから、ひとまず黙っとく。
「(とにかく龍脈に影響が出ないように、アイツら二人のウチどっちかに神域惑星に移ってもらえば、急場はしのげるだろ?)」
ふーっ。この図体をつかった〝教え〟は、たしかに使えるぞ。
ふぉふぉん♪
『>はい。演算リソースを確保するための就寝中に、
龍脈に淀みが発生しているようですので、』
「(じゃぁ、もっと簡単な話か……寝る間だけ神域で寝てもらやぁ済んじまうだろ?)」
ふぉふぉん♪
『>そうなりますね。では、星神カヤノヒメのために、
寝所いえ、神殿を建てましょう』
やってみねぇとわからねぇが、どうにか糸口がつかめたぜ。
「イオノファラー、そシてカヤノヒメ。類推にヨる結論が出マした」
おれの手を離れた迅雷が、シュルシュルと縮み――
足下に居るふたりへ向かって、落ちていく。
そういや、おれの〝星間陸路開拓者〟に〝星間空路補正〟に〝星間陸路補正〟は――星に関わるスキルだ。
まだ使い方がわからねぇから、ほったらかしてたが――
もうすこし放っておこう……レイド村の状況は、まだまだ立て込んでる。
§
「毎日8時間程度、神域と呼ばれる別天体へ転移して就寝すれば――良いのですか?」
「え、それだけで問題解決? やっりぃー、面倒がなくて助かったぁわぁーん♪」
拍子抜けの、神がふたり。
「じゃぁ、神域惑星にカヤノヒメちゃんの、お家を作りましょう……優秀な管理人付きならぁ、大規模な養殖施設とか計画できるし……ぶつぶつ」
やい、すぐ飯の話にすり替えるんじゃねぇやい。
おれは、鉄鎧鬼を脱ぎ――「みゃーゃ、みゃみゃー!」
息も絶え絶えになる。
鉄鎧を動かすのとは違って、鉄頭を使うと結構しんどい。
この鉄鎧鬼が頓知に効くのわぁ、わかったがぁ――
脳波と呼吸の乱れが、いつまでも収まらねぇ。
けどこれで全ての厄介ごとが、やっと解決だぜ。
だが茅の姫が、浮かない顔をしてる。
「みゃにゃん?」
「最後にひとつ問題が――」
そう言って、連れてこられた場所は――
徒歩4歩。瓦礫を挟んだ、すぐとなり。
それはガタガタと揺れる、ジンライ鋼製の巨大鍋。
蓋を開けると中には――
鉄の塊から生えた角。
「みゃっ、にゃみゃぎゃやー!」
ミノタウの始末を付けねぇと、いけねぇのか。
あの、おぞましさすら感じた〝おれを貫こうとする執着〟には――
出来ることならもう……挑みたくねぇ。
「みゃにゃがー、みゃんにゃん♪」
そんな猫の鳴き声に振りかえると――ぽっきゅらぽっきゅらら♪
騎馬が一騎、寄ってくる。
「あれ? シガミーとカヤノヒメちゃん、どうしたのこんなとこで?」
覇気の無い顔と声に、定評のある兵六玉だ。
おにぎりにしっかりと抱きついている。
「ひっひぃぃぃんっ?」
うるせぇ。さらに覇気の無い顔と鳴き声。
ふぉん♪
『>おにぎりに、任せるんだもの♪』
そんな木の板を見せつつ、子馬から飛びおりる――猫の魔物。
「(どうしたぁ? 刀印なんか、結びやがって?)」
そんな真似、教えてねぇよなぁ?
「みゃごっ♪」
腰を落とす黄緑色。
ふぉん♪
『>滅せよ♪』
そんな文字が目に入ったときには、もう遅かった。
てなわけで、おれの交感神経系が唸りを上げる。
ヴォヴォオヴォッヴォン。
積層化された画面の一画が、奥行きを増していき――
ガッキュゥゥーン、ガシィン♪
おれの鉄鎧の体が、ひとりでに刀印を結ぶ。
最奥の0番レイヤーに描画されていくのは――
理想の真円。
それは強力な意思を体現するための、覚悟と同義だ。
理こそ違えど、身体操作による術の発露にほかならない。
そうか、わかったぜ……こいつぁ。
いつだったか、リカルル相手に使った――
真言と魔術特性の脆弱性を利用した――
ハッキングだ。
まえに使ったのは、リカルルの視線に介入するための可視光。
今回使うのは、アドレナリン受容体……わかるか!
とにかく鉄鎧鬼の五臓六腑である、おれの――全部だろぉーがぁ!?
ピィ――――――――♪
生命反応が赤に染まる。
「全方位、全法位ィ――ニャァ♪」
ぐぎぎぎぎっ――――体の震えが止まらねぇ!
ふぉふぉふぉふぉふぉぉん♪
『星神茅野姫との共存方法:解析結果1/
>イオノファラーとカヤノヒメのバイタルサインと、
龍脈の局所的な活性分布に関連性を発見。
>高負荷演算使用時に大気中だけでなく、
地中のマナの総流量の増大を観測。
解析結果2/上記からイオノファラーならびにカヤノヒメにおける、
メモリ解放時に変異種発現確率が増大していると類推。』
真言を唱えるまでもなく、一瞬で解析結果が出た。
§
世界は、五百乃大角のために存在している。
ふぉふぉん♪
『ヒント>惑星は演算単位を司る龍脈を、巡らせるための礎』
そうだな、この世のすべてが五百乃大角のために在るってのは正しい。
その通りだが――すべてじゃねぇ。
ヴォォォン♪
窓が開き――神域惑星を映し出す。
これはガムラン町上空に映し出されてる、立体映像のコピーだ。
丸い玉の表面に雲が湧き、流れていく様子が見て取れる。
火が出てねぇから火山なんかは粗方、冷えて固まってくれたと見える。
そういや……海を見つけとかねぇといけねぇんだったぜ。
いやいや、今は星神の心配事に集中しろ。
神域は、五百乃大角の兄神のために存在していたのを、五百乃大角がぶんどったもんだ。
つまり大前提として、この世界には、五百乃大角以外のための場所が有った。
そしてそもそもの原因は――
神々の船が五百乃大角を――
〝神々の棲まう世界〟へ――
帰せなくなったことによる、弊害だ。
へっ、神が重複すると、この世に悪鬼が跋扈するだとぉ?
なに言ってやる、日の本じゃぁ、道端の石ころにも神がいるぞ?
つまるところ八百万の神、非対応なのが悪い。
あたりまえの結果でしかねぇ。
こちとら仏教徒だぜ、そんな話にゃぁ慣れてる。
惡神も説法ひとつで取り込んじまう――
懐の広さは、小気味良くて――カカカッ♪
ふぉん♪
『ヒント>諸説あります。御霊信仰などによる狭量さにも、注目してください』
うるせぇ。
ふぉふぉぉん♪
『>シガミー、私も同意見です。
FATSサーバーへの接続が出来ないため、
独自に発生した、星の理である龍脈の総意。
それが星神茅野姫の正体と類推します』
うん? そう言うのとは、また違うんだが……話がややこしくなるから、ひとまず黙っとく。
「(とにかく龍脈に影響が出ないように、アイツら二人のウチどっちかに神域惑星に移ってもらえば、急場はしのげるだろ?)」
ふーっ。この図体をつかった〝教え〟は、たしかに使えるぞ。
ふぉふぉん♪
『>はい。演算リソースを確保するための就寝中に、
龍脈に淀みが発生しているようですので、』
「(じゃぁ、もっと簡単な話か……寝る間だけ神域で寝てもらやぁ済んじまうだろ?)」
ふぉふぉん♪
『>そうなりますね。では、星神カヤノヒメのために、
寝所いえ、神殿を建てましょう』
やってみねぇとわからねぇが、どうにか糸口がつかめたぜ。
「イオノファラー、そシてカヤノヒメ。類推にヨる結論が出マした」
おれの手を離れた迅雷が、シュルシュルと縮み――
足下に居るふたりへ向かって、落ちていく。
そういや、おれの〝星間陸路開拓者〟に〝星間空路補正〟に〝星間陸路補正〟は――星に関わるスキルだ。
まだ使い方がわからねぇから、ほったらかしてたが――
もうすこし放っておこう……レイド村の状況は、まだまだ立て込んでる。
§
「毎日8時間程度、神域と呼ばれる別天体へ転移して就寝すれば――良いのですか?」
「え、それだけで問題解決? やっりぃー、面倒がなくて助かったぁわぁーん♪」
拍子抜けの、神がふたり。
「じゃぁ、神域惑星にカヤノヒメちゃんの、お家を作りましょう……優秀な管理人付きならぁ、大規模な養殖施設とか計画できるし……ぶつぶつ」
やい、すぐ飯の話にすり替えるんじゃねぇやい。
おれは、鉄鎧鬼を脱ぎ――「みゃーゃ、みゃみゃー!」
息も絶え絶えになる。
鉄鎧を動かすのとは違って、鉄頭を使うと結構しんどい。
この鉄鎧鬼が頓知に効くのわぁ、わかったがぁ――
脳波と呼吸の乱れが、いつまでも収まらねぇ。
けどこれで全ての厄介ごとが、やっと解決だぜ。
だが茅の姫が、浮かない顔をしてる。
「みゃにゃん?」
「最後にひとつ問題が――」
そう言って、連れてこられた場所は――
徒歩4歩。瓦礫を挟んだ、すぐとなり。
それはガタガタと揺れる、ジンライ鋼製の巨大鍋。
蓋を開けると中には――
鉄の塊から生えた角。
「みゃっ、にゃみゃぎゃやー!」
ミノタウの始末を付けねぇと、いけねぇのか。
あの、おぞましさすら感じた〝おれを貫こうとする執着〟には――
出来ることならもう……挑みたくねぇ。
「みゃにゃがー、みゃんにゃん♪」
そんな猫の鳴き声に振りかえると――ぽっきゅらぽっきゅらら♪
騎馬が一騎、寄ってくる。
「あれ? シガミーとカヤノヒメちゃん、どうしたのこんなとこで?」
覇気の無い顔と声に、定評のある兵六玉だ。
おにぎりにしっかりと抱きついている。
「ひっひぃぃぃんっ?」
うるせぇ。さらに覇気の無い顔と鳴き声。
ふぉん♪
『>おにぎりに、任せるんだもの♪』
そんな木の板を見せつつ、子馬から飛びおりる――猫の魔物。
「(どうしたぁ? 刀印なんか、結びやがって?)」
そんな真似、教えてねぇよなぁ?
「みゃごっ♪」
腰を落とす黄緑色。
ふぉん♪
『>滅せよ♪』
そんな文字が目に入ったときには、もう遅かった。
0
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる