303 / 738
3:ダンジョンクローラーになろう
303:仙果到達ルートC、リルゲ互助会のひみつ
しおりを挟む
「でっかい木わね……あっ、すっかり忘れてた! おひとりさま三個までっ!」
広い東屋の端まで行くと、あたりの様子がみわたせた。
ここは丘の中腹。丘の頂上には巨木。
そっちへスルスルと、まるで幽霊のようにすべっていく五百乃大角。
おれもあとをついて、転移魔方陣のある高台からおりる。
「三個まで……なんのことかしらん?」
おれたちのあとにつづいて、階段を降りてきた王女が小首をかしげた。
「あのでけぇ木に、実がなってるらしいんだが……聞いたことはねぇでごぜぇますわぜ?」
腰に手をあて首を振る、王女。
念のため、杓子の間合いには入らねぇように気をつける。
例の、ひとり三つまでもらえるって話の仙果。
ソレが成る、ご神木らしいのがそびえ立っている。
ココからじゃ巨木に、実がなっているかどうかはわからねぇ。
その傍らには、召喚の塔とかいうやつもあって。
崩れたとはいえ女神像があるなら、あっちにも行ってみても良いかも。
「リオレーニャちゃん、ココは任せましたよ? ウフフフウケケケケッ♪」
魔王城に居る御神体だか浮かぶ球を、同時に操ってるんだろう。
五百乃大角の映し身が、何もない所に向かってそりかえった。
神々の、色んなことを一遍に進めるやり方には、まだ慣れねぇ。
ふぉん♪
小さい画面が現れ、頭に猫耳を乗せたリオレイニアが映ってる。
ニゲルの黒耳と違って、真っ白なソレは――
「なにやってんだアイツらは……まるで白猫だな」
鳥の白い仮面に、似合ってた。
「あたくしさまわ例のおいしい果物おー、一足先にいただいていますので、邪魔しないようにお願いいたしますよぉん♪」
ひでぇな、丸投げか。
けどお前さまよぉ、その浮かぶ球……プロジェクションなんたらで――飯が食えるのか?
ふぉん♪
『>プロジェクションBOTです。
プライマリデバイス、〝いつも使う御神体〟として登録することで、
食事をすることが可能になります』
わからんが、飯が食えるなら邪魔は出来ねぇ。
あとが怖いからな。
「そ、そんな、あの中に飛びこんだら――誰かひとり死にますニャン!」
小窓からじゃなくて、球から……五百乃大角の映し身からも、リオの声が聞こえてきた。
目が白い鳥の仮面で隠れていても、もう手に取るように形相がわかる。
「ひとり死ぬ」それはたぶん、ニゲルのことだろう。
本気のニゲルを目の当たりにしてもなお、そう言えるんだから――
ウチのパーティーメンバーも、相当だ。
「泣き言わぁー、あ・と・でぇ・聞きまぁすねぇー。じゃぁ、リオレーニャちゃんをおーぉ〝リルゲ互助会〟の副会長に任命しまぁすん、総員拍手――♪」
ぱちぱち、ぺちりっ♪
囃したてるな、謎の軍団を作るなってんだ。
ふぉん♪
『【リルゲ互助会】
リオレイニア・サキラテ
会員No.00002』
なんか別の小窓がでた。
リオレイニアの素顔も添えられてて一瞬、目がとまった。。
「なんだぜ、こいつぁ?」
「これからは異世界生活も、アウトソーシングの時代です」
ふぉん♪
『ヒント>アウトソーシング/外部委託。雇われ、丁稚奉公人』
「はぁ? まぁおれぁ五百乃大角の、雇われ料理番みたいなもんだが――」
カリカリと、うしろ頭をかく。
ただひとつの、迅雷が居ねぇと便利なことがコレだ。
実際は髪が蒸れないように風を通してくれるから、うしろ頭がかゆくなることもそうそうねぇけどな。
ふぉん♪
『イオノ>何ひとごとみたいに言ってるの?
リルゲ互助会の会長は、シガミーなのらん』
やかましい、ひとを謎の軍団長に据え置くなってんだ。
フォン♪
『【リルゲ互助会】
シガミー
会員No.00001』
なんか別の小窓。
いつ描かれたかわからねぇ、寝起きの締まらねぇ面。
ほんとやめろ。
「ムリだよ。あの中に入ったら死んじゃう!」
「無理なんてないの。レーダニャンは、リルゲ互助会副会長補佐に任命しますん♪」
重なっていく小窓、会員ナンバーは00003。
「ムリだよ。あの中に入ったら死んじゃう……シシガニャン二号をアタシにくれたら、出来そうな気がするけどぉ?」
小窓の中の猫耳を乗せた子供が悪い顔で、そんな催促をしやがる。
まだ、諦めてなかったのか。
「なら、ゲールニャ君をつけてあげますから。君わぁ、〝かりゅうのねどこ〟番頭だけでなく、リルゲ互助会副会長補佐代理も兼任してもらいますん♪」
「しかと承ろう。しかし、ワレは何をすれば良いのだ?」
「どっちが勝っても角が立つからさぁ、キッチリ引き分けにしてちょうだい♪」
そんな無理難題を――
「わかった、善処しよう」
――気安く引き受けるなってんだ。
「こら、ゲール! そういうのを安請け合いって言うんだよ? ウチのお父さんがいっつもソレで、帰りが遅くなるんだからっ!」
小窓ごしに――両肩をつかまれ揺さぶられる、猫耳を乗せた少年。
「問題ない。戦地に赴きはせず、炎の操り方に関して助言するつもりだ」
炎? 狐火か。
たしかにゲールが火龍の姿で吐いた爆炎は、凄まじかったからな。
存外、妙案かもしれん。
「さぁ、厄介ごとわぁみんなに任せて――あたくしさまたちだけでも、おさきに邪気を払う果物とやらをいただくわぁよぉう♪」
ヴォヴヴォゥン――――♪
だから仁王立ちのまま……飛んでくの止めろ。
昼日中から幽霊を見てるみてぇで、怖気がすらぁ。
「というわけでなぁ、おれたちはあの木の麓まで行ってみるけど――王女さまはどうするんだ?」
「そうですわね、私はあちらの〝召喚の塔〟の様子でも見にいこうかしららぁん♪」
先頭は浮かぶ球。
つぎがおれ。
そのうしろを王女が、杓子を振りまわしながらついてくる。
そんなことしてて、麓まで持つのか?
結構とおいぞ?
「そういや、ゴーレムは王女さまのお付きなんだろぅ? 蹴り飛ばして置いて来ちまって、平気なのか?」
「問題ないのらわぁーん。ケットーシィガミーちゃんだって、お付きのケットーシィたちをポコポコ殴り飛ばしてるじゃないのらぁん?」
そういうことでも、ねぇんだけど――
案の定、20歩も歩かないうちに王女が倒れた。
「ふぅ、おにぎり……運んでやってくれるか?」
「みゃにゃん? にゃごっ♪」
ぽっきゅむん♪
胸を叩いた勢いで、ゴロゴロと丘を落ちていく一号。
ぽきゅぽきゅぽきゅぽきゅ――――ごろごろごろろろろろっ!
追従する、〝特定作業用突撃用強化服:特撃型シシガニャン〟三号から十号まで。
「おい、迅雷」
ふぉん♪
『>なんでしょうか、シガミー』
「いっそのことオマエが、二号を着て運んでやれねぇか?」
ふぉん♪
『>女神像との通信スループットが、
理論値を維持していますので、
可能かも知れません』
言ってみるもんだな。
じゃあ、やってみてくれ。
ヴッ――ぽきゅぽん♪
強化服二号を出した。
「ジンライ……ららん?」
肩で息をしながらキョロキョロと、あたりを見わたす王女。
ヴッ――ぽきゅぽきゅぷぷぅん♪
倒れそうだった二号が、足を出して踏みとどまった。
「初めまシて、央都ラスクトール自治領第一王女ラプトル・ラスクトール姫さマ。ご機嫌麗シいようで嬉しク存じマす。私はINTタレット、形式ナンバーINTTRTT01、迅雷でス。以後、オ見知りおキを」
広い東屋の端まで行くと、あたりの様子がみわたせた。
ここは丘の中腹。丘の頂上には巨木。
そっちへスルスルと、まるで幽霊のようにすべっていく五百乃大角。
おれもあとをついて、転移魔方陣のある高台からおりる。
「三個まで……なんのことかしらん?」
おれたちのあとにつづいて、階段を降りてきた王女が小首をかしげた。
「あのでけぇ木に、実がなってるらしいんだが……聞いたことはねぇでごぜぇますわぜ?」
腰に手をあて首を振る、王女。
念のため、杓子の間合いには入らねぇように気をつける。
例の、ひとり三つまでもらえるって話の仙果。
ソレが成る、ご神木らしいのがそびえ立っている。
ココからじゃ巨木に、実がなっているかどうかはわからねぇ。
その傍らには、召喚の塔とかいうやつもあって。
崩れたとはいえ女神像があるなら、あっちにも行ってみても良いかも。
「リオレーニャちゃん、ココは任せましたよ? ウフフフウケケケケッ♪」
魔王城に居る御神体だか浮かぶ球を、同時に操ってるんだろう。
五百乃大角の映し身が、何もない所に向かってそりかえった。
神々の、色んなことを一遍に進めるやり方には、まだ慣れねぇ。
ふぉん♪
小さい画面が現れ、頭に猫耳を乗せたリオレイニアが映ってる。
ニゲルの黒耳と違って、真っ白なソレは――
「なにやってんだアイツらは……まるで白猫だな」
鳥の白い仮面に、似合ってた。
「あたくしさまわ例のおいしい果物おー、一足先にいただいていますので、邪魔しないようにお願いいたしますよぉん♪」
ひでぇな、丸投げか。
けどお前さまよぉ、その浮かぶ球……プロジェクションなんたらで――飯が食えるのか?
ふぉん♪
『>プロジェクションBOTです。
プライマリデバイス、〝いつも使う御神体〟として登録することで、
食事をすることが可能になります』
わからんが、飯が食えるなら邪魔は出来ねぇ。
あとが怖いからな。
「そ、そんな、あの中に飛びこんだら――誰かひとり死にますニャン!」
小窓からじゃなくて、球から……五百乃大角の映し身からも、リオの声が聞こえてきた。
目が白い鳥の仮面で隠れていても、もう手に取るように形相がわかる。
「ひとり死ぬ」それはたぶん、ニゲルのことだろう。
本気のニゲルを目の当たりにしてもなお、そう言えるんだから――
ウチのパーティーメンバーも、相当だ。
「泣き言わぁー、あ・と・でぇ・聞きまぁすねぇー。じゃぁ、リオレーニャちゃんをおーぉ〝リルゲ互助会〟の副会長に任命しまぁすん、総員拍手――♪」
ぱちぱち、ぺちりっ♪
囃したてるな、謎の軍団を作るなってんだ。
ふぉん♪
『【リルゲ互助会】
リオレイニア・サキラテ
会員No.00002』
なんか別の小窓がでた。
リオレイニアの素顔も添えられてて一瞬、目がとまった。。
「なんだぜ、こいつぁ?」
「これからは異世界生活も、アウトソーシングの時代です」
ふぉん♪
『ヒント>アウトソーシング/外部委託。雇われ、丁稚奉公人』
「はぁ? まぁおれぁ五百乃大角の、雇われ料理番みたいなもんだが――」
カリカリと、うしろ頭をかく。
ただひとつの、迅雷が居ねぇと便利なことがコレだ。
実際は髪が蒸れないように風を通してくれるから、うしろ頭がかゆくなることもそうそうねぇけどな。
ふぉん♪
『イオノ>何ひとごとみたいに言ってるの?
リルゲ互助会の会長は、シガミーなのらん』
やかましい、ひとを謎の軍団長に据え置くなってんだ。
フォン♪
『【リルゲ互助会】
シガミー
会員No.00001』
なんか別の小窓。
いつ描かれたかわからねぇ、寝起きの締まらねぇ面。
ほんとやめろ。
「ムリだよ。あの中に入ったら死んじゃう!」
「無理なんてないの。レーダニャンは、リルゲ互助会副会長補佐に任命しますん♪」
重なっていく小窓、会員ナンバーは00003。
「ムリだよ。あの中に入ったら死んじゃう……シシガニャン二号をアタシにくれたら、出来そうな気がするけどぉ?」
小窓の中の猫耳を乗せた子供が悪い顔で、そんな催促をしやがる。
まだ、諦めてなかったのか。
「なら、ゲールニャ君をつけてあげますから。君わぁ、〝かりゅうのねどこ〟番頭だけでなく、リルゲ互助会副会長補佐代理も兼任してもらいますん♪」
「しかと承ろう。しかし、ワレは何をすれば良いのだ?」
「どっちが勝っても角が立つからさぁ、キッチリ引き分けにしてちょうだい♪」
そんな無理難題を――
「わかった、善処しよう」
――気安く引き受けるなってんだ。
「こら、ゲール! そういうのを安請け合いって言うんだよ? ウチのお父さんがいっつもソレで、帰りが遅くなるんだからっ!」
小窓ごしに――両肩をつかまれ揺さぶられる、猫耳を乗せた少年。
「問題ない。戦地に赴きはせず、炎の操り方に関して助言するつもりだ」
炎? 狐火か。
たしかにゲールが火龍の姿で吐いた爆炎は、凄まじかったからな。
存外、妙案かもしれん。
「さぁ、厄介ごとわぁみんなに任せて――あたくしさまたちだけでも、おさきに邪気を払う果物とやらをいただくわぁよぉう♪」
ヴォヴヴォゥン――――♪
だから仁王立ちのまま……飛んでくの止めろ。
昼日中から幽霊を見てるみてぇで、怖気がすらぁ。
「というわけでなぁ、おれたちはあの木の麓まで行ってみるけど――王女さまはどうするんだ?」
「そうですわね、私はあちらの〝召喚の塔〟の様子でも見にいこうかしららぁん♪」
先頭は浮かぶ球。
つぎがおれ。
そのうしろを王女が、杓子を振りまわしながらついてくる。
そんなことしてて、麓まで持つのか?
結構とおいぞ?
「そういや、ゴーレムは王女さまのお付きなんだろぅ? 蹴り飛ばして置いて来ちまって、平気なのか?」
「問題ないのらわぁーん。ケットーシィガミーちゃんだって、お付きのケットーシィたちをポコポコ殴り飛ばしてるじゃないのらぁん?」
そういうことでも、ねぇんだけど――
案の定、20歩も歩かないうちに王女が倒れた。
「ふぅ、おにぎり……運んでやってくれるか?」
「みゃにゃん? にゃごっ♪」
ぽっきゅむん♪
胸を叩いた勢いで、ゴロゴロと丘を落ちていく一号。
ぽきゅぽきゅぽきゅぽきゅ――――ごろごろごろろろろろっ!
追従する、〝特定作業用突撃用強化服:特撃型シシガニャン〟三号から十号まで。
「おい、迅雷」
ふぉん♪
『>なんでしょうか、シガミー』
「いっそのことオマエが、二号を着て運んでやれねぇか?」
ふぉん♪
『>女神像との通信スループットが、
理論値を維持していますので、
可能かも知れません』
言ってみるもんだな。
じゃあ、やってみてくれ。
ヴッ――ぽきゅぽん♪
強化服二号を出した。
「ジンライ……ららん?」
肩で息をしながらキョロキョロと、あたりを見わたす王女。
ヴッ――ぽきゅぽきゅぷぷぅん♪
倒れそうだった二号が、足を出して踏みとどまった。
「初めまシて、央都ラスクトール自治領第一王女ラプトル・ラスクトール姫さマ。ご機嫌麗シいようで嬉しク存じマす。私はINTタレット、形式ナンバーINTTRTT01、迅雷でス。以後、オ見知りおキを」
0
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
付喪神、子どもを拾う。
真鳥カノ
キャラ文芸
旧題:あやかし父さんのおいしい日和
3/13 書籍1巻刊行しました!
8/18 書籍2巻刊行しました!
【第4回キャラ文芸大賞 奨励賞】頂きました!皆様のおかげです!ありがとうございます!
おいしいは、嬉しい。
おいしいは、温かい。
おいしいは、いとおしい。
料理人であり”あやかし”の「剣」は、ある日痩せこけて瀕死の人間の少女を拾う。
少女にとって、剣の作るご飯はすべてが宝物のようだった。
剣は、そんな少女にもっとご飯を作ってあげたいと思うようになる。
人間に「おいしい」を届けたいと思うあやかし。
あやかしに「おいしい」を教わる人間。
これは、そんな二人が織りなす、心温まるふれあいの物語。
※この作品はエブリスタにも掲載しております。
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
【R18】異世界魔剣士のハーレム冒険譚~病弱青年は転生し、極上の冒険と性活を目指す~
泰雅
ファンタジー
病弱ひ弱な青年「青峰レオ」は、その悲惨な人生を女神に同情され、異世界に転生することに。
女神曰く、異世界で人生をしっかり楽しめということらしいが、何か裏がある予感も。
そんなことはお構いなしに才覚溢れる冒険者となり、女の子とお近づきになりまくる状況に。
冒険もエロも楽しみたい人向け、大人の異世界転生冒険活劇始まります。
・【♡(お相手の名前)】はとりあえずエロイことしています。悪しからず。
・【☆】は挿絵があります。AI生成なので細部などの再現は甘いですが、キャラクターのイメージをお楽しみください。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・思想・名称などとは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※この物語のえちちなシーンがある登場人物は全員18歳以上の設定です。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる