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死の大陸編 青年期

第215話. 神⁉︎

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 アース達はリューキとバルサが戦っていた闘技場の所にいて、そこには沢山の巨人族と到着したばかりの鬼人族もいて、すでにみんな飲んで食べて騒いでいる

 僕がやって来た事で、その場にいた巨人族と鬼人族が1段と盛り上がり、みんなが和気藹々わきあいあいと楽しんでいる

 案の定、アースの前には沢山のお肉と食事が出されており、脇目も振らず無我夢中で食べている

 「リン様、終わられたのですか⁉︎」

 「それがまだかかりそうなんだよね!」

 「アースが食べてるのはエミリーが作ったの⁉︎」

 「はい、そうです!アース様が1度狩りに行かれたので、それを私が準備致しました」

 「それ以外の食事は巨人族の方々がずっと置かれて行ってます」

 「そうなんだ。それとね、エミリーに明日の予定を先に教えておくね」

 「はい、分かりました」

 「明日、1度拠点に戻ってから、そのまま霊峰山に向かいたいので、そのつもりでいてくれるかい」

 「霊峰山と言われると、アース様のお父様、お母様の居られる場所ですね」

 「うん、そうだね。それと、アースの食事がひと段落したら、ついでに教えといてね」

 「分かりました、リン様」

 「僕はまだ用事があってバルサの所に行くから、それが終わったら、また戻って来るのでエミリーはゆっくりしていてね」

 「ありがとうございます、リン様!」

 
 そして再び僕は地下牢がある建物の場所に向かう

 
 建物が観えて来ると、入口付近で話し込んでる皆んなが僕に気付き、神妙な面持おももちでこちらに視線を向けている

 「リン!とりあえず、ありのままの出来事を伝えましたが、やはり私と全く同じ反応ですね」

 「リン!お前は本当にヒト族なのか⁉︎俺はお前が神に思えて仕方ない!」

 「リン様!私も主人と同じ思いですわ」

 「神⁉︎」

 なんでそんなに話しが飛躍してんだ

 「バルサ!ちゃんと伝えた⁉︎」

 「はい、ちゃんと伝えました!後は今から皆んなでジルクとジュールを拘束している所に向かい、直に観てもらいます」

 神って、どゆことよ?
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