放埒のアリス

中学2年生の私、節目亜利子(ふしめありす)はある教室の夜の5時に目がさめる。一ヶ月前からの記憶を失って。
記憶の一部が欠けたまま亜利子はある罪を被せられた。赤の女王のケーキを食べた事。しかも、裁判なしの処刑。そんなの馬鹿げている!
壇上にたつ権力者、赤の女王に反論した亜利子。しかし、この世界ではこれが普通だと。

反論した亜利子は罪を立証する約束を赤の女王とした。期限は3日。3日過ぎたら、処刑。
亜利子はなんとしても無罪を勝ち取らなければいけない。しかし、真実を知るたびに亜利子の淀んだ記憶の一部が嵌っていく。
記憶がさきか……。処刑がさきか……。
不思議の国のアリスをモチーフとしたものです。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,196 位 / 192,196件 キャラ文芸 4,712 位 / 4,712件

あなたにおすすめの小説

あの世とこの世の狭間にて!

みーやん
キャラ文芸
「狭間店」というカフェがあるのをご存知でしょうか。 そのカフェではあの世とこの世どちらの悩み相談を受け付けているという… 時には彷徨う霊、ある時にはこの世の人、 またある時には動物… そのカフェには悩みを持つものにしか辿り着けないという。 このお話はそんなカフェの物語である…

天才たちとお嬢様

釧路太郎
キャラ文芸
綾乃お嬢様には不思議な力があるのです。 なぜだかわかりませんが、綾乃お嬢様のもとには特別な才能を持った天才が集まってしまうのです。 最初は神山邦弘さんの料理の才能惚れ込んだ綾乃お嬢様でしたが、邦宏さんの息子の将浩さんに秘められた才能に気付いてからは邦宏さんよりも将浩さんに注目しているようです。 様々なタイプの天才の中でもとりわけ気づきにくい才能を持っていた将浩さんと綾乃お嬢様の身の回りで起こる楽しくも不思議な現象はゆっくりと二人の気持ちを変化させていくのでした。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」に投稿しております

ガダンの寛ぎお食事処

蒼緋 玲
キャラ文芸
********************************************** とある屋敷の料理人ガダンは、 元魔術師団の魔術師で現在は 使用人として働いている。 日々の生活の中で欠かせない 三大欲求の一つ『食欲』 時には住人の心に寄り添った食事 時には酒と共に彩りある肴を提供 時には美味しさを求めて自ら買い付けへ 時には住人同士のメニュー論争まで 国有数の料理人として名を馳せても過言では ないくらい(住人談)、元魔術師の料理人が 織り成す美味なる心の籠もったお届けもの。 その先にある安らぎと癒やしのひとときを ご提供致します。 今日も今日とて 食堂と厨房の間にあるカウンターで 肘をつき住人の食事風景を楽しみながら眺める ガダンとその住人のちょっとした日常のお話。 ********************************************** 【一日5秒を私にください】 からの、ガダンのご飯物語です。 単独で読めますが原作を読んでいただけると、 登場キャラの人となりもわかって 味に深みが出るかもしれません(宣伝) 外部サイトにも投稿しています。

悪魔公爵鷲頭獅子丸の場合

岡智 みみか
キャラ文芸
悪魔公爵ウァプラの最後にして最愛の息子と称される獅子丸は、人間界への修行を命じられる。『聖人』の魂を持つ涼介と悪魔の契約を交わし、その魂を魔界に持って帰らなければ、獅子丸は真の息子として認められない。人間界で知り合った下級妖魔の沼女、スヱと共に、涼介の魂をめぐる争いが始まった。

こどものゆめ

夢糖 四季
青春
小学校最後の冬、彼女達は友達から性同一性障害であると告げられる。 その告白から始まり、物語は予想出来ない方向へ広がっていく。 これは、最後の小学校生活を満喫する彼女達とちょっと変わったお友達の話。 ※少し誇張して描かれていますが、この物語は実録です。私が小6の冬に実際に体験したお話です。 ※ホラーのタグも一応つけていますが、正直全然怖くない。

宮廷の九訳士と後宮の生華

狭間夕
キャラ文芸
宮廷の通訳士である英明(インミン)は、文字を扱う仕事をしていることから「暗号の解読」を頼まれることもある。ある日、後宮入りした若い妃に充てられてた手紙が謎の文字で書かれていたことから、これは恋文ではないかと噂になった。真相は単純で、兄が妹に充てただけの悪意のない内容だったが、これをきっかけに静月(ジンユェ)という若い妃のことを知る。通訳士と、後宮の妃。立場は違えど、後宮に生きる華として、二人は陰謀の渦に巻き込まれることになって――

鏡の国 〜わたしのひかり〜

五十嵐旭
ファンタジー
ーー貴方は、鏡の中の貴方が、好きですか? それとも、嫌いですか? 自分のことが嫌いな10歳の少女は、ある日、鏡の中の世界へと迷い込む。そこにあったのは、自分が元居た現実とは似ても似つかない、ファンタジーの世界だった。 必死に自分らしく生きる鏡の中の人たちに、少女は心を動かされていく。 紐解かれる秘密。変わっていく環境。少女は何を思い、決断していくのか。 これは、1人の少女と、その周りが、自分の『ひかり』を見つける物語。

9(ノナ)! TACTIC部!!

k_i
キャラ文芸
マナシキ学園。世界と世界ならざるところとの狭間に立つこの学園には、特殊な技能を持つ少女達が集められてくる。 その中でも《TACTIC部(タクティック部)》と呼ばれる戦闘に特化した少女たちの集う部。世界ならざるところから現世に具現化しようと溢れてくる、名付け得ぬもの達を撃退する彼女らに与えられる使命である。多感なリビドーを秘めたこの年代の少女の中でも選ばれた者だけがこの使命に立ち向かうことができる。 ……彼女達を、その独自の戦術方式から《9芒星(ノナグラム)の少女達》と呼ぶ―― * 過去、ゲームの企画として考えていた作品です。小説形式とは違いゲームシナリオの形式になります。実際にはバトルパート用に考えていた会話(第1話等)もあるため、その辺は実際のゲーム画面やシステム抜きだと少々わかりにくいかもしれません(ある程度・最小限の補足を加えています)。