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憧れの先生に言いがかりつけられて嫌いになりかけたけど、えっちは彼氏よりも気持ちよくて結局大好きになっちゃう話

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【登場人物】

◆葛城先生(かつらぎ)
高校教師。化学担当。”素質”のありそうな生徒を見抜く能力があり、気に入った生徒をあの手この手で翻弄する。

◇平間杏璃(ひらま あんり)
高校生。同じクラスの聡太と付き合っている。勉学に関しては平凡だが、化学だけが大の苦手。聡太との行為に物足りなさを感じる時がある。

◆富木聡太(とみき そうた)
高校生。杏璃の彼氏。成績は中より上。少しせっかちな性格。校内でも人気の高い杏璃と付き合えたことを誇らしく思うが、自分に自信がない時がある。

◆◇

「だから、カンニングなんてしてないって何度も言ってるじゃないですか!」

テスト最終日の放課後。
化学準備室で私は目の前に座る葛城先生に向かって声を荒げた。

ようやくテストから解放された今日の放課後、彼氏である聡太と帰りにクレープ屋に行く約束をしていた。
楽しみにしていた矢先、私は最後の時間にテスト監督に来ていた化学担当の葛城先生に呼び出された。
一体何の用事だろう、と思いつつ、呼び出された化学準備室に入ると、デスクの前に座る先生と向かい合わせで座らされた。

「平間さん。単刀直入に聞くけど、今日のテストでカンニングをしていたね?」

座るや否や、葛城先生の口から放たれたのは私がカンニングをしたと疑う一言だった。
もちろん私はカンニングなんて一切してなくて、周りをキョロキョロしたり机の中に手を入れたりなどカンニングを疑われそうなこともやってない。だから「してません」とハッキリ否定した。

「先生には平間さんが隣の答案を数回覗いているように見えたけど?」
「だから、本当にしてません!変な言いがかりつけないでください!」

何度否定しても、葛城先生は私が隣の席の答案を覗いたと言って引かず、今に至る。
ちゃんと真っ当にテストを受けたのに嫌な言いがかりをつけられて本当に参っちゃう。
葛城先生は学校随一のイケメンで、艶々の黒髪に切れ長な目が特徴的だった。イケメンで白衣を着ているとなれば女子の間で最強になるのは必然だった。その上授業も緩めで、他の先生みたいな口うるささがないクールな性格も相まって、男女問わず人気の高い先生でもある。
そんな葛城先生と2人きりで話せるなんて、って彼氏がいながら少しだけドキドキしてしまった気持ちを返してほしい。
カッコいい先生だと思っていたし憧れていたけど全部帳消し。今日で一気に嫌いになった。
すぐ終わると思ったのに全然終わりそうもない。
教室で聡太を待たせているから、早くこの場を切り上げたいのに。

「認めないなら担任の先生に報告しちゃうよ」
「いや、私本当にカンニングなんてしてないので。かれ…えっと、友達を待たせているので早く帰らせてもらえませんか?」

ここで少しでも怯んだり弱気な態度を出したら先生に言いくるめられて、認めざるを得ない状況になってしまうかもしれない。カンニングなんて本当にやってないし、負い目や後ろめたさを感じる必要なんてないのだけど、私も強めに出てみた。
葛城先生は切れ長の目を伏せながら長いため息を吐くと、急に席から立ち上がった。

「はぁ……そうだね。平間さんがカンニングなんてするわけないよね。ごめんね、変なこと問い詰めたりして」

葛城先生はさっきまでとは打って変わった優しい雰囲気で、私の頭にポンっと手を乗せてきた。
わかってもらえたことへの安堵、イケメンに頭を撫でられたことによる照れで顔に微かな火照りを感じた。さっきの覚悟は一瞬で消え去ってしまった。
私は顔が赤くなったことがバレないように頬を両手で隠した。

「わ、わかってもらえたならよかったです…。では、私はこれで―――」
 
早口でオドオドした態度になりつつ席を立とうとした時だった。
葛城先生が私の両肩を押さえてもう一度椅子に座らせようとする。
行く手を阻まれて動揺していると、後ろに回り込んだ先生が私の肩からうなじをじっくりとなぞるように触ってくる。

「やッ…ちょっと…なんですかっ…」
「平間さんさー、化学だけ成績が伸び悩んでるのはどうして?」
「へっ…そんなの、今関係ないじゃないですかっ…」
「いや、先生には関係あるよ。もしわからないことがあるならすぐ質問しに来てほしいし、苦手意識があるなら抵抗感が無くなるようにお手伝いしていきたいなって思ってるよ」

柔らかく包み込んでくるような口調で、さっきとは本当に大違い。まるで別人のようだった。
確かに私は化学が大の苦手。全教科の中で最も成績が悪いし、点数はいつも平均以下。でも今ここでそれを言ったら面倒なことになることは想像できた。
それになんだか手つきがいやらしくなってきて、この場から逃げた方がいいと直感的に思う。
だから私は適当にその場を乗り切ろうとした。

「確かに化学はちょっと苦手ですけど、先生の授業はとてもわかりやすいですよ。ただ、伸び悩んでいるのは私の勉強不足だと思うので、もっと勉強します」
「そっか。ちなみに勉強不足っていうのは、勉強する時間を上手く確保できないってことかな?例えば、彼氏とこんなことしてるからとかー…」
「ひゃっ!?あっ!ちょっと!」

葛城先生の手が私の胸を覆った。
びっくりして慌てて先生の手を剥がそうとするけど上手く力が入らなくて剥がせない。
先生は服の上から大胆に乳房を揉み込んでくる。

ぐにっ…ぐにゅっぐにゅっ…むに…むにむに…

「やぁっ、ああっ、んぁッ!ちょっと…」
「好きなの?こういうことされるの」
「やッ…なんなんですか、急にっ!」
「彼氏といっぱいこういうことしてるの?」
「しらないっ…関係ないでしょ……ひゃっ、んあっ…ああッ!」

先生の手の動きがアグレッシブになる。中央に寄せるように揉んだり、緩急をつけてぶるぶると揺らしてくる。
服とブラジャーを挟んでいるのになぜわかるのか、乳首の位置を的確に探り当ててぐりぐり押してくる。

「いやっ、ぁ、ぁんっ…ちょっと…自分が何してるか…わかってるんですかっ…」
「平間さんこそ、彼氏以外の男にこんなことされて、えっちな声出ちゃってるのわかってる?」
「はっ、ぁ…なんで、彼氏いるって……」
「だって、平間さん可愛いもん」
「へっ…?ぅあっ、ぁ…んっ…ああッッ……」
「ふふっ、褒めたら顔真っ赤になっちゃうんだね。さっき、うっかり彼氏を待たせてるって言いかけたの聞き逃さなかったよ」
「いやぁっ…やだっ……はっ、はなしてください…」
「離していいの?そんな可愛い声出しておいて?」
「やっ、あんっ…だって、そんな触られたら…声でちゃうッ…んあっ、あぁっ……んんぁっ」

抵抗すると、先生は私の弱点を刺激して力を奪ってくる。
先生の指が食い込んで、ぐにゅぐにゅと形を変えながら中央に寄せられる。
決して雑ではないソフトな力だけど大胆な揉み方に下腹部がきゅん…と反応し出した。
聡太にこんな触られ方したことない。だから余計に力が入らなくなっていく。

「はっ、んぅ…はぁ…ぁ……ぁんっ、あっっ」
「力抜けちゃったね。もうちょっと楽しくなってみようか」
「えっ…ぁ、だめ!いやぁっ…」

私が少し気を抜いた間に葛城先生はシャツのボタンを外しにかかっていた。
手を払おうとしたところで、慣れた手つきの先生には追いつけず、あっという間にブラジャーに包まれた胸が露わになった。
先生はブラジャーの上から胸を覆って、むにっと掴んだり離したりを小刻みに繰り返す。

「やんっ、あっ…だめ……んあっ…あんっ、はあっ…ぁ……んっ、あっ……」
「平間さん結構敏感なんだね。身体あっついよ」
「はあっ…はあっ…しらないっ……ほんとに、はなして…あっ…はぁっ……あんっ」
「息荒いよ?物足りなくなってきたかな?例えば…こことか?」
「あ、んんぅっ!あっ…だめぇぇ……んんっ」

ブラジャーの上から乳首をぐりゅっと押し潰される。
その指で乳首を上下左右になぞるように動かしてくる。
乳首が生地に擦れて益々おかしくなりそう。
焦らしつつ丁寧に的確に弱点を責めるようなやり方に身体も心も浮ついていく。聡太はこんな責め方を絶対にしてくれない。

「平間さん、そろそろここどうなってるか直接確かめてもいい?」
「んんっ、ふぅ…あっ、だめっ…だめです…」
「えー、見せてくれたらもっといい気分にさせてあげるのになー」
「ッ………」

首を横に振る私を無視して、葛城先生はブラジャーのカップに手をかける。
先生の手を掴んで必死に止めているけど、顔色を伺ってくる先生の視線が痛くて俯くしかなかった。
弱気になった私の背後で先生がフッと笑う声が聞こえた後、ついにブラジャーのカップに指を引っ掛けられた。

「…見るよ?」
「やっ!だめっ!だめだめだめ…」

ぶるんっ…

下にずらされたカップから、乳房が勢いよくはみ出てきた。
言い訳しようもないくらいに赤く実った先端がつんっと尖って主張を見せている。まるで刺激を欲しがるために存在しているように見えて、なんだか少し悔しかった。
見られているだけでもウズウズして、逃げようにも力が入らなくて、涙目でじっと耐えることしかできない。

「綺麗な形してるね…」
「ッ……」

何も言い返さない私の乳首に先生の手が徐々に近づいていく。
乳房をむにゅっと揉みながら乳輪を軽くくすぐり、私の反応を伺っているようだった。
自然と身体がよじれるように動いてしまうけど、逃げようとする動きなのか、核心に触れてもらうための動きなのか、もはや自分でもわからない。

「んんっ、んぅ……はぁっ…んっ、うぅ……はっ…ああっ……んぁ…」

核心に触れそうで触れない焦らしが続き、油断した瞬間、突然先生の指の腹が乳首にぴとっと押し当てられた。

「んぁっ!」

思わず飛び上がる私に構わず、先生はそのまま乳首を押し潰してくる。

ぐりぐりっ…ぎゅっ、ぐりぐりぐり…

「あっ、あっ…あんっ!だめぇっ……ひゃんっ、あんっ、ああっ……はっ…んっ、はぁっ…はあっ……いやぁっ!ああっっ…あんっ…」

ビリっと電流のような刺激が流れて、先生の指の動きに合わせて身体がぴくんと跳ねる。
先生は私の硬直した乳首をこりこりとこね回して、爪を立ててくすぐるように引っ掻いてくる。

くりくりくりくり…かりかりかりかり…

「ひゃんっ!んあっ、ああッ♡んんぅ、はあっ……ゃんっ!あッ、ああッ♡ふぅ…ぁ……ッ」
「可愛い声になってきたね。彼氏の前でもこんなに乳首ビンビンになっちゃうの?」
「んぅぅっ…はっ、んんっ……彼氏のことは、いいからぁっ……ん~っっ、やあぁっ……」

ぶっちゃけ聡太に触られてもこんなに反応したことはない。聡太は決して下手ではないけど、早いうちに下にいってしまうことが多かった。
彼氏よりもこんな訳の分からない教師の触り方に満足してしまっている自分が恥ずかしくて憎い。しかも彼氏のことはいいなんて言って後回しにして、今自分が刺激を欲するがままになってしまっているのも情けない。

「やぁ、んっ、はあぁ……んんっ…んあぁっ、はあっ…あぁっ♡はぁっ♡あぁんっ…あっ♡」
「いつも彼氏にどんな風に触られてるの?」
「んぁあっ…いやぁっ…わかんないッ……はぁっ…ああっ…あんっ……あっっ」
「そっかー、教えてくれないんだ?」
「んあぁあッ…」

話している途中に乳首をきゅーっと摘まれた。
摘んだ乳首を指で転がすように擦り合わせてくる。
ぎゅっぎゅっと軽く引っ張られては、ぴんっと弾くように離されて、完全に弄ばれている。

「あ、んっ…先生っ…その触り方だめぇっ……あぅっ、ああッ♡はあっ♡あんっ、んぁ…」
「なんでダメなの?」
「んうっ……変になる、からッ…」
「何が変になっちゃうの?」
「~~っっ……言えない…」
「そっかー。言ってくれないとわからないから、続けちゃうね」
「えっ、いやぁっ、やだっ…」

早く彼氏のところに行かなきゃいけないのに身体が言うことを聞いてくれない。なぜかこの続きを知りたがっているようにその場から頑なに動かない。
これでは先生の思うツボになってしまうのに。
気持ちと身体の反応が矛盾して、下腹部がどんどん敏感になって疼きが限界に達しそうだった。

「はぁ、んぅっ…あッ♡ああっ…だめぇっ♡はあっ、ああっ……いや、ぁッ♡んあッッ…」
「平間さん、何が変になるのか教えて?じゃないと、もっといっぱい遊んじゃうよ」
「や、やだぁっ…全部変になるっ……はあっ…はぁ…ぁ、だめぇっ…♡」
「先生がちゃんと見てるから大丈夫だよ。でもどれくらい変になるか気になるから、いっぱい試させてね」
「えっ、やだ、やだっ……いやぁっ、ああぁんっっ!」

先生が高速で乳首を弾き出した。まるでゲームで遊ぶみたいな指使いで、ブレることない速さで乳首を弾かれる。
思いがけない刺激に腰が反って、下腹部の疼きと熱が急上昇する。

すりすりすりすり…ぴんぴんっぴんっ…くりくりくり…

「やっ、いやぁっ!あんっ♡せんせっ…いやっ!あっ、あぁんっ♡はあっ、んあっ♡あっっ、やんっ♡はっ…んあぁっ、ああっ♡」
「どうしたの?身体ぴくぴくしてるけど」
「やぁっ、だって、先生が…指止めてくれないからッ……はぁっ、ああっ、あんっ…やばいッ…きちゃうきちゃう、変なのきちゃうっ!」
「大丈夫だよ。変にならないから、素直に受け入れてみるといいよ」
「いやっ、やだっ…やだぁっ……あッ♡んぅっ、ああッッ♡やだやだっ…あッッ♡らめっ、はあぁっ……あんっ♡あ――ッッ♡」

ピークに達した身体は一瞬椅子の上で飛び上がり、背中から腰にびりびりと稲妻が走ったように痙攣した。
求めるべきじゃない快感を最後まで欲してしまい、頂点まで突き抜けたことに今更激しい罪悪感を覚える。
自分の身体なのに自分じゃないような感覚に陥って、信じたくない現実に涙が浮かんでくる。

「――っ…」
「平間さん、今身体びくんってしたよね?」
「し、知らない…してないッ……」

先生に乳首だけでイかされたなんて認めたくない。彼氏でもこんな経験はしたことがない。今起こったことは嘘であってほしかった。

「認めたくないか~。ならもう1回確かめさせてね」
「えっ!」

背後にいた先生は私の横側に移動してしゃがみ込んだ。
情感のこもった視線を私に向けながら乳房にそっと口づける。
ちゅっと軽く吸うように口づけて、焦らすように乳首の周辺を動く。
これ以上はダメだと警鐘が鳴っているのに身体はまだその場に留まりたがって、核に触れられるのを待っているかのようだった。

「いやっ、ぁんっ…はぁ……ぁ…んあっ……」
「平間さんの乳首、まるで早く舐めてって言ってるみたいにどんどん真っ赤に腫れ上がってきてるね?」
「やぁッ!違うっ…!」
「違わないと思うけどな?確かめてみようか」
「あぁッ!」

舌先で乳首をぺろっと弾かれた。
敏感になりすぎた乳首は本当に真っ赤になっていて、見るからに硬くなっているのがわかる。
先生はいたずらっぽい視線を私に送りながらもう一度乳首を舐めて、口に含んで転がしてみたり、ねっとりと舐め回してくる。

「はぁ…ああッ……んんっ、ああっ♡はあっ、んあぁっ♡もう、やめて…先生っ」
「えー?そんなとろけた目でやめてほしいなんて言っても説得力ないよ」
「やんっ♡だって…ふ、ぁ…はぁっ…ああっ♡あんっ♡あっ、はあっ、んあっっ」

先生はやめてくれそうにない。それどころか舐め方が激しくなって、ちゅるっと吸い上げてくる。吸った後は軽く甘噛みして、カリカリと弱くも甘美な刺激を与えてくる。
先生の刺激に合わせて身体がびくびく震えて、
なぜか下腹部付近に物惜しさまで感じてきた。

ちろちろ、れろっれろっ、かりかりかり…

「あぁんっ♡せんせっ、だめ…んっ、あぁ♡やめて……はぁ…はぁ…あっ、あっ、んあっ♡」
「平間さん、我慢しなくていいからね」
「はぁっ…ぁ、だめっ、いやっ、ああっ♡ぁんっ♡ああッ、ぁ…んぁっ、だめッ…ひゃんっ、ゃ、んっ…ッ、ああ―――ッッ♡」

疼きが頂点を突き抜けて、腰を反らせて硬直した姿勢のまま大きな波を受け止めた。
胸の愛撫だけで2回も達してしまった。信じられないほどの悔しさと聡太への罪悪感が押し寄せてくる。

「平間さん、またびくんってしちゃったね。身体変になっちゃった?」
「せ、先生がっ、変なことしてくるからっ…」
「そっか、先生のせいか。ごめんね。じゃあお詫びとして、スッキリさせてあげるね」
「へっ、やだッ!ちょっと!やめてください!いやぁっっ…!」

先生が私の太腿を撫でながら脚を開かせた。
咄嗟に閉じようとした時には、股の間を割るように手が入っていて、内腿を優しくなぞっている。
確実に秘園へと近づくその手を止めたいのに、力が抜けた私には何もできなかった。
先生の指が脚の付け根に到達して、ついにクロッチの中心をつんっと突かれた。

「ッ!」

クロッチの上から突起の部分をぐりぐり押して、割れ目を往復するようになぞられる。
その間も乳首をちゅっと吸うのをやめなかった。
どこもかしこも敏感にされた今、私はその場でぴくんと小刻みに身体を跳ねさせることしかできない。

「いやぁっ、はぅ、ぁ…先生ッ…本当に、やめて…やめてください……」
「何言ってるの?こんなに熱くなってるのに、やめてほしいわけないでしょ?」
「やあぁッ…!やんっ、はぁ…ッ、んあぁッ」

突起を強めにぐりっと押し潰される。
アソコが熱くなっているのは紛れもない事実で、先生に触られたことで興奮しているのか血が集まってきているような感覚もある。

「はぁ…ぅ、んっ、ああっ……せんせっ、だめぇ…やだっ、やだぁっ」
「やだじゃないでしょ?本音を言ってみて?」
「…いやだっ……いやぁ…」
「平間さん、結構頑張るね。なら、もっとこうやって爪で速く擦ってあげる」
「やッ、やんっ!はっ、あっ、あんっ、だめぇっ!ひゃっ、あぁんっ!」

先生は爪を立てて突起を軽く引っ掻き回すように指を小刻みに動かした。
爪の硬い部分が剥き出しであろう芯に引っかかって、着実に大波へ誘われているのを感じる。

「はっ、あっ、ああっ、だめっ♡先生ッ♡あッ、んあッ、んっ♡うぅッ、はぁっ、はあ♡あっ、んぅ、あぁんっ♡」
「びくびくしっぱなしだね、平間さん。顔もどんどんとろけてきて…。そろそろここもどれくらいとろけてるか確認しようかな」
「えっ!だめっ!やだっ!やだやだッ…」
「こーら。脚はちゃんと開いておいて」

咄嗟に閉じた脚はあっけなくこじ開けられて、スカートの裾はウエスト部分に巻きつけられた。
クロッチを横にずらされ、空気に晒された秘部が切なくなる。

「すごいヒクヒクしてる…やらしいね」
「やだ…やだぁ……そんなとこ見ないでぇ…ッ」
「本当にそう思ってるの?見られて興奮しちゃってるようにしか見えないよ?もっとよく見せて」
「やっ、いやぁッ…!」

椅子の上で両足をM字に広げられる。先生は私の前にしゃがみ込んで、真っ正面から秘部を凝視している。
聡太にすらこんなところをまじまじとは見られたことがないのに、大して親しくもない教師に見られてどこか興奮して濡れてしまっている自分をどうしようもなく思う。

「すごいね、平間さん…どろどろしてる」
「ッ……」
「中どうなってるのかな?」
「えっ!いやッ!やあぁッッ!!」

先生の中指が膣口に侵入しかけていた。
浅く入っているだけなのにぐちゅりと水音が聞こえて恥ずかしくなる。
これ以上受け入れてしまうのは怖い。先生は私を壊しに来ている。
そんな危機感を覚えて脚を閉じようとしたり腰を引いてみたり抵抗してみたけど何も効かなかった。
何をしても勝ち目がなく、先生の中指が根元までずぶっと入ってきた。

「んうぅっ…」
「熱い…平間さんの中、すごい熱いよ」
「お願いッ…抜いてください」
「何言ってるの。平間さんの中は先生の指を美味しそうに飲みこんで離さないみたいだよ」
「知らないッ!早く抜いて…!」
「抜く前に、かき回したらどうなっちゃうのか試してみようかな?平間さんの弱いところも知りたいし」
「やだっ!いやっ、いや…ッ、ああッ!ひゃうっ、ぁ、んあッ!」
「あ、ここ触られるの好きなんだ?」
「す、好きじゃないぃ…やめて……ぁ、あんっ!はぁっ、んあっ、やんっ、あぁぁっっ!」

先生はあっという間に私の弱いところを仕留めると、その部分を優しく叩くように指でとんとん押し始めた。
指で押し出される度に蜜がじゅわっと溢れる感覚がした。

「はぁっ、ああっ、あんっ♡やあッ、んんっ、はあっ♡んっ、んぅ、あッッ♡あぁんっ♡」

指の腹がGスポットに擦れる度に身体がびくっと反応して軽く浮き上がる。
じわじわと迫ってくる熱い波は今日で1番深いことは予想がついた。

ずりゅっずりゅっ、ぐちゅぐちゅ♡ずちゅっ♡

「あんっ♡はぁっ♡あっ、あっ♡あぁんっ♡はっ、んぁっ、ああっ♡んっ、んんっ、はあっ、あっ♡あんっ♡ああっっ、だめぇ♡」
「中どんどんキツくなってるね」
「いやぁっ♡はあっ、あぁっ♡あんっ、あッ、ああッッ♡いやっ、んあぁっ♡ふ、んんぅ、あッッ♡あぁんっ、らめ…はぁっ、ああッ♡」

押し寄せた波には逆らえず点に達して、先生の指を思いっきりぎゅんっと飲み込んだ。
開いた脚が痙攣して、何も誤魔化すことはできない。
先生はゆっくり指を引き抜くと、愛液まみれの中指を私に見せつけてから舐め取った。

「濃い汁いっぱい出ちゃったね。今から綺麗にしてあげるね」
「えっ…いや…やぁぁッ、んぁ、あんっ!」

先生が私の内腿を広げたまま押さえ込んで股の間に顔を埋めた。
尖らせた舌で突起の裏側をぐりぐり押し潰して、ちろちろと舐め回してくる。

「いやあッ♡そこ舐めちゃらめぇぇっ……あッ♡あんっ、はぁっ、ぁ、んあっ、あぁんっ♡」
「なんで?彼氏にはあんまり舐めてもらえないの?」
「ッ……しらないっ!んんぅ、はぁ…♡」
「教えてくれないなら、教えてくれるまでやめないよ?」
「いやあぁッ…!らって……そ、そんな風に舐められたことないからっ、おかしくなっちゃうぅッ!」
「へー、先生の舐め方が気持ちいいってことか。それはいじめたくなっちゃうな」
「やんんっ♡ちがうっ♡あッッ♡らめぇッッ♡はぁっ、ああッ♡そういう意味じゃない、のにッ♡あんっ、んっ、ああッッ♡あぁんっ♡」

熱く濡れた舌が割れ目をべろべろ舐めて、膣口に溜まった蜜をじゅるじゅる啜る。
そのまま中に舌をねじ込んで、生き物のように這いずり回って、かき出された愛液と唾液が混じって益々と湿ってくる。
舌先はGスポットを捉えて集中的に突いてくる。
聡太に中までこんなに執拗に舐め回されたことなんて当然ないから、新たな刺激にまたすぐに熱がこもって波が迫ってくる。

ぐりゅっぐりゅっ♡ずりずり♡れろ、れろ…

「あぁんっ♡もうらめ…らめっ、らめらめぇッ♡いやっ、ああッ♡あんっ♡んあッ♡はぁ…あッ♡ああッ、らめッッ♡んん~~~ッッ♡」

絶頂に達した反動で腰がびくんと浮き上がる。
舌を引き抜いた先生の口周りは私の愛液でひどく濡れていた。
自分の秘部もひどい濡れ方をしているのを感じて脚を閉じようとしたら、先生の手が股の間に素早く差し込んできた。
そのまま膣内に指を2本突き刺すと、Gスポット目がけて手早く出し入れを始めた。

ぐちゅっ、ずちゅずちゅっ
ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ

「あっ♡あんっ♡せんせっ、もうだめぇ…♡もうそこらめらってぇッ♡はあっ、んあぁっ♡はっ、あんっ♡らめ、らめぇ、あっ♡あっ♡んぅ…あッッ♡」
「すごいふっくらしてて熱いよ…さっきよりもキツく締まるし」
「いやぁぁ…やだっ、あんっ、はあぁっっ♡ああッッ♡らめ……ああッ♡んあッ…はあっ♡あっ、んんっ…ぁ、あ――ッッ♡」

さっきよりも強い圧迫感の中、敏感に仕上がったアソコを擦られてイけないわけがなかった。
膣内が先生の2本の指をあり得ないくらいに締めつけながら収縮する。

「はぁ…はぁ…はぁ……」
「頑張ったね、平間さん。偉いよ」
「……んっ」

正面に回ってきた先生に唇を重ねられる。
触れているだけなのに何もかも忘れそうなほど心地よくて、次第についばまれたりついばみ返すのをやめられなくなった。
数秒そんな状態が続けば、触れているだけじゃ足りなくなってきて、お互いに舌を濃厚に絡める深いキスに変わっていった。
彼氏がいながら学校の先生にこんなに気持ちよくされてしまうなんてまだ信じられなくてどこか気持ちが浮ついてしまう。
彼氏への罪悪感よりも、本能的に高まっていく欲求に酔いしれた。
でも、突如感じたアソコへの違和感で一瞬にして現実に引き戻された。
下を見ると、いつの間かゴムをつけ終えた準備万端の肉棒が膣口にあてがわれていた。

「先生ッ!何してるんですかっ…!」
「何って、見ての通りだよ」
「だめっ…!それだけはだめですっ!」
「なんで?」
「か、彼氏がいるので……」
「彼氏がいるのに今ノリノリでキスしてたのはなんで?」
「っ、して、ないッ…」
「嘘つかないの。それにもう中入っちゃいそうだよ?」
「いやぁぁ……」

膣口が先生の先端にぬちゅりと吸いついて、今にも中に入ることを歓迎しているようにしか見えない。
ぬるぬると表面の上を滑っていく感覚だけじゃ本当は物足りない。でも、先生を受け入れてしまえば聡太に会わせる顔がなくなる。
先生の誘惑するような視線を感じつつも、私は俯いて首を横に振るしかなかった。

「平間さんだけ気持ちよくなってるのズルいなー」
「んっっ……!」
「あ、先っちょ入っちゃった…」
「えっ!?いやっ!だめっ!抜いて!抜いてくださいっ!」
「あ、無理…どんどん入っちゃう…ほら、半分入っちゃったよ」
「~っ!!」

まだ半分しか入ってないのに、聡太では感じたことのない強い圧迫感と熱が身体の奥からじわっと広がる。
本当に先生と、彼氏じゃない人と結合してしまったのに、嫌悪よりも快感の方が強いことがやるせない。
先生はすごくゆっくりとしたストロークで肉棒を出し入れする。

ぬちゅんっ、ぬちゅっ、ずちゅんっ、ずちゅっ、ずちゅっ…

「はあっ…ああっ…あんっ……あっ♡んあっ、ひゃん♡」

膣壁を押し広げてGスポットに擦れる度にびりっとした刺激が全身に広がる。
でもどこか物足りなさを感じるピストンで、到底イかせてはくれなさそうな様子に見えた。
先生はわざと意地悪をしているのだと気づいて、私はすがるように目で訴えかけた。

「平間さんどうしたの?急にそんな目で見つめてきて」
「あっ…ああっ……んっ、あぁ…」
「もっと速く奥まで突いてほしくなってきたのかな?それとも、ずっと待たせてる彼のことが心配で集中できない感じ?」
「っっ…」

私が答えられずにいると、答えを促すように少しだけピストンのスピードを速めた。
弱点を小刻みに擦られて頂上に引っ張り上げられていく。
まだ全部は入っていないはずだし勢いがあるわけでもないのに蜜は大量にこぼれ落ちて、確実に絶頂に向かっていた。

「あんっ♡はっ、んあっ♡あッ、ああッ♡やあっ♡あんっ♡はぁっ♡ああッ♡あッッ♡」

膨れ上がったGスポットを擦られ続けて力が入らず太腿が震え出す。
卑猥な水音がねちねちと響いて恥ずかしいけど、迫ってくる波からは逃げられない。
このまま受け入れよう―――。
そう決めたのに、絶頂直前で先生は突然腰の動きをぴたりと止めてしまった。
急な寸止めに目が潤んでしまう。

「ぁ……せんせ…」
「どうしたの?自分から腰突き出しちゃって。ちゃんと言ってくれないとわかんないよ」
「うぅ…」
「このまま続けてほしいなら、彼に電話して今日は一緒に帰れないって伝えなよ」

先生は椅子の下にあるカバンから私のスマホを取り出した。
スマホを受け取って画面をつけると、聡太からの着信やメッセージの通知が10件近く来ていた。
これだけ長く待たせているのだから無理もない。
ここで聡太との約束を破って先生を選べば、明日から聡太とどんな顔をして会えばいいかわからない。
でも身体はこのまま帰ることなんて望んでいない。
葛藤している間も先生は少し腰を揺らして快感を煽ってくる。

「平間さん、早く決めないとやめちゃうよ」
「いやあッ…」
「別に先生の方が気持ちよかったら彼氏と別れてなんて言わないよ?今どうするか決めてほしいだけ」
「う、ん……ぁ…ッ」
「あ、ちょうど電話かかってきたね」

聡太からの着信で、握りしめていたスマホが震え出した。
決断を迫られている状況に、私は頭の中が真っ白のまま電話に出た。

「もしもし…」
『あー!やっと出た。杏璃、今一体何やってんだよ。まだ帰れないのか?』
「ごめん…あの……」
『なんだ?』
「あの…ぁんっ、はぁっ…あの、今日は……んっ、あぁっ」
『え、なんだ?どうしたんだ?』
「んんっ、はぁっ…あぁんっ、やッ…あんっ」

通話中にも関わらず、先生が浅く出し入れしてきて上手く話せない。
止まるように肩を叩いてみるけど、早く終わらせろと言わんばかりに逆に動きを激しくされてしまう。

ずちゅずちゅずちゅ…ぬちゅっぬちゅっ…ぐちゅんっ

「今日、やっぱり一緒に帰れないのっ…ごめん……あッ、やんっ、はぁっ、ああんッ♡」
『はぁ?なんで急に』
「ごめん…体調悪くなっちゃって……ぁ、ッ…親に、迎えに来てもらうことになった…んんッ、はあっ♡」
『え~、マジかよ!せっかく待ってたのに。しょうがねーな…お大事に』
「ありがと…ごめんね…ッ、ふ、んあぁっ♡ああッ!?♡」

突然下腹部にずしんっと重い衝撃が走り、奥をぐりぐり潰された感覚で甘イキしてしまった。
まだ通話を切っていないのに、葛城先生が根元まで挿入してポルチオを突きにきた。
浅かったピストンが激しくなって奥深くまでどちゅどちゅ突くピストンに変化した。

「あっ、あっ♡あぁんっ♡はっ、ああっ、やんっ♡あっ、んあぁっっ♡あんっ♡あっっ♡」
『杏璃、どうしたんだ?本当に体調不良なのか?』
「あんっ、ごめっ…んあっ♡大丈夫、だからぁっ…あっ♡もう、切るねッ」

快感に耐えかねて聡太の返事を聞くことなく通話を切った。
通話が終了すると、先生は勝ち誇ったように目をぎらつかせて一段と速く腰を振り乱した。

「ああぁッッ♡いやっ、あんっ♡あぁっ、んあッ、あぁっ♡らめッ♡あんっ♡はぁっ、んあっ、あッッ、イぐぅっっ、あ~~ッッ♡」
「平間さん、先生を選んでくれてありがとう。お礼としていっぱいどちゅどちゅしてあげるね」
「いやあぁッッ♡あっっ♡あっ♡イってるのにっ♡あぁんっ♡はあっ、あっ♡奥までくるッッ♡あぁっ、あっっ♡ん~~っっ♡」
「あ~~すごい締めるじゃん。これは止まらなくなるね…」

先生は色っぽく吐息まじりに言うと、容赦なく最奥をガン突きした。
聡太よりも太くて硬い剛直でポルチオを小刻みにノックされて、味わったこともない深い波に溺れてしまう。
私が何度イっても止まることを知らない先生のスタミナにもびっくりする。

ぐちゅっぐちゅっ♡ずちゅんっ♡ぬちゅっ、ぬちゅっ♡どちゅどちゅどちゅっ♡

「あ~ッ♡イった…イったのに♡あっ、あぁっ♡またくるッ♡んんっ、んうっ、はぁっ♡あんっ♡んあっ♡はっ、あぁっっ♡」
「最後にさ…先生と彼、どっちの方が気持ちいいのか教えてほしいな」
「えっ♡」
「教えて?彼に言ったりしないから」
「んん~~ッッ♡」

ポルチオを深くぐりっと押し潰される感覚がたまらなくて背中が仰け反った。
また究極の質問をされて戸惑いを覚えるけど、答えないと焦らされるから答えるしかない。

「せん、せ…」
「ん?」
「先生の方が、気持ちいいっ…」

そう答えると、中で先生の肉棒がむくっと更に膨らんだ気がした。
より硬直した肉棒が膣内を圧迫して、私の弱点をいじめて追いつめてくる。

「嬉しいな…平間さんに気に入ってもらえて」
「ああっ♡あんっ♡らめっ、らめぇっ♡はぁっ、うぁっ、あぁんっ♡ああっ、やんっ♡もう、もうイけないよぉっ♡」
「そんなに締められると先生ももう持たないな…」
「ああぁっっ♡らめぇ~っ♡」

先生がラストスパートをかける。この上ないほどのガン突き。
息を切らしながら全力で腰を打ちつけて、勢いよくポルチオを叩く。

「あんっ♡やっ、んあっ♡はあっ♡あっっ♡あぁんっ♡んあっ♡はっ、やんっ、うあっ♡あっ、らめっ♡あんっ♡んあ~~っっ♡」
「あ……イくっ!~~ッ」

びくんっ、びくっ
びゅるっ、びゅんっ、どぷっ、びゅるるっ…

ピストンが止まって腰が段階的な打ちつけ方に変わったことで、先生がゴムに精液を放ったのがわかった。
イきまくった私の身体もしばらく痙攣が止まらず、椅子の上でぴくぴくと震えることしかできなかった。

◆◇

葛城先生に言いがかりをつけられた挙句誘惑されて、結果的に自分の欲求を優先するために嘘をついて聡太との約束を破ってしまった。
わかっていたことなのに、いざ行為が終わると罪悪感と後悔でいっぱいになる。
私は聡太の彼女失格だ。
どれだけ自分を責めたって葛城先生と一線を越えた事実は変わらないのに、嫌悪感だけが膨らんでしまう。
そんな気持ちとは裏腹に、身体は未知の快感を覚えてしまって、今までにないくらい満足感に満ち溢れていた。

何も考えずに身なりを直して、帰る準備をする。
葛城先生は今何を考えているのだろう。
ふと先生の方に目をやると、先生は私のスマホを操作していた。

「ちょっと!何してるんですか!勝手に触らないでください」
「あ~ごめんね。平間さんともっと仲良くなりたいから、友だち追加させてもらってた」
「なっ…!勝手なことしないでください!」
「これから彼で満足できないことがあったらいつでも連絡してきてね」
「し、しませんからっ!」
「まあそう言わずに、ね?」

ニコッと微笑む顔を初めて見た気がして、不覚にも胸がドキッとした。
スマホを返してもらって、逃げるように準備室を出ようとした時、背後から先生の声がした。

「連絡待ってるからね」
「ッ…しません!」

振り返ることなく答えて足早に準備室を出た。
歩きながら、勝手に友だち追加された葛城先生のアカウントをタップする。
怒りに任せてブロックボタンを押そうとしたけど、さっきまでの出来事を思い出すと不思議と身体が疼いてしまった。
私の好きな人は聡太のはずだし、先生とはこれっきりにするべきなのに、ブロックするのはなんだかもったいない気がした。
先生を思い浮かべると、聡太とは違う意味でドキドキしてしまうのはなぜだろう。
まだ身体が現実に追いついてなくて心もおかしくなっているだけ、私から連絡を取らなければいいだけだよね―――。
そう言い聞かせ、結局葛城先生のことをブロックできず、そっと画面だけを閉じた。
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