168 / 493
第4章 更なる戦い
第167話 裸体
しおりを挟む
「い、いや・・・離して、やめてください!!」
廃墟の一室に、薄紫の髪の少女の悲鳴が響き渡る。そして、彼女が騒ぎもがくほど、これから彼女を犯そうとする3人の少女たちは満足げな笑みを浮かべたのだった。
「さっきも言った通り、ここじゃレイプされるやつ、戦いに負けるやつが悪いのさ」
サイドテールの少女が乱暴に、薄紫の髪の少女の胸を掴んだ。ブラウスの上からでも、彼女のたわわに実った双胸が、サイドテールの少女の手によって揉み下され、弄ばれる。
「はあはあ・・・や、やめてくださいぃぃぃ」
薄紫の髪の少女が、サイドテールの少女の手から逃れようとするが、ギャル風の少女の手により後ろから羽交い絞めにされているため、逃げることさえできなかった。
「そろそろ脱がしちゃおうよ、あたしもう我慢できない」
それまで近くで周囲の様子を窺っていたおかっぱ頭の少女が、下卑た笑いと共に、その指先を薄紫の髪の少女のスカートの中に忍ばせた。
「・・・はあん!!」
突然、自らの秘所に指をあてがわれ、思わず鼻にかかった声を上げてしまう薄紫の髪の少女。その姿態が、さらに3人の行動を過激なものにさせていくことになる。
「おいおい、こいつ、嫌がるどころか、もうイッてるんじゃねえか」
3人の嘲笑が辺りに響き渡る。
「いやあ・・・許して」
「そうだな・・・アンタも随分とよがっているようだし、そろそろお互い気持ちよくなろうぜ、お姫様」
サイドテールの少女が、たっぷりと皮肉を込めて「お姫様」の部分を強調しながら囁いてきた。
薄紫の髪の少女は、確かに生前(つまりはこの島に来る前まで)、今では珍しい大和撫子タイプの娘であった。それゆえ、同門の者達からは昔の姫様みたいに呼ばれたこともあった。
そう見られやすい娘でもあったのだ。
「じゃあ、丸裸にしてやるか・・・おい、下を脱がせろ」
サイドテールの少女が、おかっぱ頭の娘に支持を出す。
「それじゃあ、あたしは上を脱がすか・・・おい、おとなしくしてろ!」
「いやああ」
薄紫の髪の少女の悲痛な叫びが部屋中に響き渡るが、その声が外に届くことはなかった。
なぜなら、外は沛然として驟雨に見舞われていたからだ。尤も、外まで悲鳴が届いたとしても、この島では誰も助けには来ないだろうがー
「へえ、これはまた、うらやましくなるような体してんな、アンタ」
無理やり全裸にされ、言葉もなくただただ泣き崩れる薄紫の髪の少女の肢体を見て、3人の少女たちは軽く口笛を吹いた。
薄紫の髪の少女は、実に「凹凸に激しい」体をしていた。出るところは、まるでその存在を主張するかの如く出っ張り、引っ込むところはお淑やかと言ってもいいくらいに、引っ込んでいる。女性なら、誰もが憧れるような、理想的な肢体ーさらには、薄紫の髪の少女の、元からの端正な顔立ちも相まって、あらゆるものを魅了する妖艶さに溢れていた。
そしてそれは、異性だけではなく、同性においても同様であった。
胸元を腕で隠し、うつむきながら泣き崩れている薄紫の髪の少女を満足げに見ていたサイドテールの少女が、隣にいるギャル風の少女に対し、
「どうせなら、完全に抵抗できないようにしてからやろう・・・確か、ヒモがあったよな」
ギャル風の少女が、自分の持ち物からヒモを取り出した。そして・・・
「・・・っ!」
泣き崩れている薄紫の髪の少女の両腕を乱暴に掴むと、背後に回り、彼女の両手首をヒモで縛り始めた。
「・・・いや、何をするんですか、や、やめてください」
両手首を後ろ手に縛られ、そのまま畳の上に転がされる薄紫の髪の少女。その顔には隠しようがないくらいに恐怖の色が現れていた。
「へえ、こいつはますますそそるねえ」
サイドテールの少女が満足げに瞳を細めたー
廃墟の一室に、薄紫の髪の少女の悲鳴が響き渡る。そして、彼女が騒ぎもがくほど、これから彼女を犯そうとする3人の少女たちは満足げな笑みを浮かべたのだった。
「さっきも言った通り、ここじゃレイプされるやつ、戦いに負けるやつが悪いのさ」
サイドテールの少女が乱暴に、薄紫の髪の少女の胸を掴んだ。ブラウスの上からでも、彼女のたわわに実った双胸が、サイドテールの少女の手によって揉み下され、弄ばれる。
「はあはあ・・・や、やめてくださいぃぃぃ」
薄紫の髪の少女が、サイドテールの少女の手から逃れようとするが、ギャル風の少女の手により後ろから羽交い絞めにされているため、逃げることさえできなかった。
「そろそろ脱がしちゃおうよ、あたしもう我慢できない」
それまで近くで周囲の様子を窺っていたおかっぱ頭の少女が、下卑た笑いと共に、その指先を薄紫の髪の少女のスカートの中に忍ばせた。
「・・・はあん!!」
突然、自らの秘所に指をあてがわれ、思わず鼻にかかった声を上げてしまう薄紫の髪の少女。その姿態が、さらに3人の行動を過激なものにさせていくことになる。
「おいおい、こいつ、嫌がるどころか、もうイッてるんじゃねえか」
3人の嘲笑が辺りに響き渡る。
「いやあ・・・許して」
「そうだな・・・アンタも随分とよがっているようだし、そろそろお互い気持ちよくなろうぜ、お姫様」
サイドテールの少女が、たっぷりと皮肉を込めて「お姫様」の部分を強調しながら囁いてきた。
薄紫の髪の少女は、確かに生前(つまりはこの島に来る前まで)、今では珍しい大和撫子タイプの娘であった。それゆえ、同門の者達からは昔の姫様みたいに呼ばれたこともあった。
そう見られやすい娘でもあったのだ。
「じゃあ、丸裸にしてやるか・・・おい、下を脱がせろ」
サイドテールの少女が、おかっぱ頭の娘に支持を出す。
「それじゃあ、あたしは上を脱がすか・・・おい、おとなしくしてろ!」
「いやああ」
薄紫の髪の少女の悲痛な叫びが部屋中に響き渡るが、その声が外に届くことはなかった。
なぜなら、外は沛然として驟雨に見舞われていたからだ。尤も、外まで悲鳴が届いたとしても、この島では誰も助けには来ないだろうがー
「へえ、これはまた、うらやましくなるような体してんな、アンタ」
無理やり全裸にされ、言葉もなくただただ泣き崩れる薄紫の髪の少女の肢体を見て、3人の少女たちは軽く口笛を吹いた。
薄紫の髪の少女は、実に「凹凸に激しい」体をしていた。出るところは、まるでその存在を主張するかの如く出っ張り、引っ込むところはお淑やかと言ってもいいくらいに、引っ込んでいる。女性なら、誰もが憧れるような、理想的な肢体ーさらには、薄紫の髪の少女の、元からの端正な顔立ちも相まって、あらゆるものを魅了する妖艶さに溢れていた。
そしてそれは、異性だけではなく、同性においても同様であった。
胸元を腕で隠し、うつむきながら泣き崩れている薄紫の髪の少女を満足げに見ていたサイドテールの少女が、隣にいるギャル風の少女に対し、
「どうせなら、完全に抵抗できないようにしてからやろう・・・確か、ヒモがあったよな」
ギャル風の少女が、自分の持ち物からヒモを取り出した。そして・・・
「・・・っ!」
泣き崩れている薄紫の髪の少女の両腕を乱暴に掴むと、背後に回り、彼女の両手首をヒモで縛り始めた。
「・・・いや、何をするんですか、や、やめてください」
両手首を後ろ手に縛られ、そのまま畳の上に転がされる薄紫の髪の少女。その顔には隠しようがないくらいに恐怖の色が現れていた。
「へえ、こいつはますますそそるねえ」
サイドテールの少女が満足げに瞳を細めたー
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
わたしの百物語
薊野ざわり
ホラー
「わたし」は、老人ホームにいる祖母から、不思議な話を聞き出して、録音することに熱中していた。
それだけでは足りずに、ツテをたどって知り合った人たちから、話を集めるまでになった。
不思議な話、気持ち悪い話、嫌な話。どこか置き場所に困るようなお話たち。
これは、そんなわたしが集めた、コレクションの一部である。
※よそサイトの企画向けに執筆しました。タイトルのまま、百物語です。ホラー度・残酷度は低め。お気に入りのお話を見付けていただけたら嬉しいです。
小説家になろうにも掲載しています。
俺のセフレが義妹になった。そのあと毎日めちゃくちゃシた。
ねんごろ
恋愛
主人公のセフレがどういうわけか義妹になって家にやってきた。
その日を境に彼らの関係性はより深く親密になっていって……
毎日にエロがある、そんな時間を二人は過ごしていく。
※他サイトで連載していた作品です
人質から始まった凡庸で優しい王子の英雄譚
咲良喜玖
ファンタジー
アーリア戦記から抜粋。
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者からの宣告により、国家存亡の危機に陥る。
アーリア大陸を二分している超大国との戦いは、全滅覚悟の死の戦争である。
だからこそ、サナリア王アハトは、帝国に従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わるわけがなく、従属した証を示せとの命令が下された。
命令の中身。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事だった。
出来たばかりの国を守るために、サナリア王が判断した人物。
それが第一王子である【フュン・メイダルフィア】だった。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では、国を背負うことが出来ないだろうと、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この人質がきっかけとなり、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わっていく。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの巨大国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
偉大なる人質。フュンの物語が今始まる。
他サイトにも書いています。
こちらでは、出来るだけシンプルにしていますので、章分けも簡易にして、解説をしているあとがきもありません。
小説だけを読める形にしています。
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
悪役令嬢のデスゲーム ~婚約破棄の時、それは復讐の始まりです~
せんぽー
ファンタジー
★完結しました!★
転生した悪役令嬢アドヴィナ・サクラメントは婚約破棄されたと同時に、デスゲームを始めた。
理由は身に覚えのない罪で婚約破棄されたからであり、メインキャラや生徒全員に見捨てられたからであり――――そして、何より転生前に殺し合いゲーム好きだったからであり。
「さぁ! さぁ! 存分に殺し合いましょう!」
デスゲームの開始を告げる高らかな声とともに、悪役令嬢は本物の悪役へと覚醒する――――。
※全58話です。
※主人公を含め、変人多めです。ご注意ください。
※なろう・カクヨム・pixivにも投稿しております。
呟怖千夜一夜
だんぞう
ホラー
twitterにてハッシュタグ「#呟怖」をつけて投稿している136文字怪談作品をまとめたものになります。
お題の大半はいただいたお題です。
霊や妖怪、名前もないナニカ、田舎の因習、人怖から意味怖、時には奇譚、猟奇、艶のある話からカニバリズム、クトゥルフまで、話ごとにテイストが異なります。ごくたまに実話も混ざることも。
毎晩、零時に一話ずつお届けする予定です。
他の場所(NOVEL DAYS)でまとめていた呟怖が千話を超えたので「千夜一夜」というタイトルを付けましたが、こちらへはお題画像の転載を基本行わない予定なので、お題画像がないと楽しめないものは省いたり、また、お題画像の使用許可が降りなかったものを画像なしで載せたりなど、差分は多々あります……というか、なんだかんだでほぼリライトしていますね。中には全くの新作も混ざっています。
念のためにR15をつけておきます。
悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
哀しい目に遭った皆と一緒にしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる