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213『桃太郎二号の早グソ』
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RE・かの世界この世界
213『桃太郎二号の早グソ』テル
え、おっきい方だたよね!?
十秒足らずで薮から戻ってきた桃太郎二号にヨネコが目を回す。
桃太郎二号:「ああ、スッキリしたぞ(^▽^)」
ヨネコ:「だって、そんな五月人形みたいな格好して、どうやって……」
桃太郎二号:「ああ、袴の又は割れてんだよ、しゃがんで、グイっと寄せたらケツが露出するようにできてる」
ヨネコ:「でも、下にパンツとかフンドシとか」
桃太郎二号:「鎧用のフンドシ」
ヨネコ:「よ、よろい用?」
桃太郎二号:「うん、前の方にも紐が付いていてな、それを首の後ろで結んであって、緩めるだけで用が足せるんだ」
ヨネコ:「ええ!?」
桃太郎二号:「ほら、この紐」
背中から紐の先を引っ張り出す桃太郎二号。
ヨネコはのけ反るが、ヒルデとタングニョーストが「どれどれぇ」と覗きに行く。
桃太郎二号:「ほら、袴はこんなふうに……」
ヨネコ:「キャ(//ロ// )」
ヒルデ:「なるほどぉ……」
タングニョースト:「我々も戦いに臨むときはズボンの股を開けておいたりするが、下着の工夫までは考えていなかったなあ」
ヒルデ:「うん、いい工夫だ」
桃太郎二号:「え、じゃあ、パンツはどうすんだ?」
タングニョースト:「穿かない」
みんな:「穿かない!?」
ヒルデ:「排泄の時、人間はいちばん無防備になるんだ。だから、極力時間を掛けないように工夫をしている。しかし、桃太郎二号の工夫はなかなかのものだぞ」
桃太郎二号:「え、え、そうなのか(n*´ω`*n)」
雪舟ねずみ:「昔の武士は、みんなそうです。しかし、今でも、やっている桃太郎二号はえらいぞ!」
ケイト:「というと、与一殿も?」
与一:「いかにも、郎党どもの中には、そもそも袴も穿かぬものもおりますがね。それにしても、桃太郎二号は早い!」
ケイト:「ちゃんと尻拭いてんのかよ」
桃太郎二号:「もち、しゃがむ前に、そこらへんの葉っぱを千切って揉んでおくんだ」
ヨネコ:「は、葉っぱ(;'∀'#)」
テル:「ひとつぬかったな」
桃太郎二号:「へ?」
テル:「おまえ、風上で用を足しただろ」
みんな:「「「「「「ウ」」」」」」
桃太郎二号:「アハハハ……」
イザナギ:「しかし、さすがに、二号といえど桃太郎です、熟成された桃の気がふんだんに含まれていますよ」
桃太郎二号:「そ、そうなのか?」
イザナギさんは優しい神さまだ(^_^;)。しかし、あえてクンカクンカしてニオイを確かめる者はいない。
与一:「さあ、鳴弦の続きを……おや?」
与一殿につられて空を見上げると、いつの間にか悪気は霧消して出雲の向こうまで青空が広がっていた。
黄泉比良坂は、もう目の前というところまでやってきた。
☆ ステータス
HP:20000 MP:400 属性:テル=剣士 ケイト=弓兵・ヒーラー
持ち物:ポーション・300 マップ:16 金の針:60 福袋 所持金:450000ギル(リポ払い残高0ギル)
装備:剣士の装備レベル55(トールソード) 弓兵の装備レベル55(トールボウ)
技: ブリュンヒルデ(ツイントルネード) ケイト(カイナティックアロー) テル(マジックサイト)
白魔法: ケイト(ケアルラ) 空蝉の術
オーバードライブ: ブロンズスプラッシュ(テル) ブロンズヒール(ケイト) 思念爆弾
☆ 主な登場人物
―― かの世界 ――
テル(寺井光子) 二年生 今度の世界では小早川照姫
ケイト(小山内健人) 照姫の幼なじみ 異世界のペギーにケイトに変えられる
ブリュンヒルデ 主神オーディンの娘の姫騎士
タングリス トール元帥の副官 ブリの世話係
タングニョースト トール元帥の副官 ノルデン鉄橋で辺境警備隊に転属
ロキ ヴァイゼンハオスの孤児
ポチ シリンダーの幼体 82回目で1/12サイズの人形に擬態
ペギー 異世界の万屋
ユーリア ヘルム島の少女
その他 フギンとムニン(デミゴッドブルグのホテルのオーナー夫婦)
日本神話の神と人物 イザナギ イザナミ 那須与一 桃太郎 因幡の白兎 雪舟ねずみ 櫛名田比売 ヨネコ
213『桃太郎二号の早グソ』テル
え、おっきい方だたよね!?
十秒足らずで薮から戻ってきた桃太郎二号にヨネコが目を回す。
桃太郎二号:「ああ、スッキリしたぞ(^▽^)」
ヨネコ:「だって、そんな五月人形みたいな格好して、どうやって……」
桃太郎二号:「ああ、袴の又は割れてんだよ、しゃがんで、グイっと寄せたらケツが露出するようにできてる」
ヨネコ:「でも、下にパンツとかフンドシとか」
桃太郎二号:「鎧用のフンドシ」
ヨネコ:「よ、よろい用?」
桃太郎二号:「うん、前の方にも紐が付いていてな、それを首の後ろで結んであって、緩めるだけで用が足せるんだ」
ヨネコ:「ええ!?」
桃太郎二号:「ほら、この紐」
背中から紐の先を引っ張り出す桃太郎二号。
ヨネコはのけ反るが、ヒルデとタングニョーストが「どれどれぇ」と覗きに行く。
桃太郎二号:「ほら、袴はこんなふうに……」
ヨネコ:「キャ(//ロ// )」
ヒルデ:「なるほどぉ……」
タングニョースト:「我々も戦いに臨むときはズボンの股を開けておいたりするが、下着の工夫までは考えていなかったなあ」
ヒルデ:「うん、いい工夫だ」
桃太郎二号:「え、じゃあ、パンツはどうすんだ?」
タングニョースト:「穿かない」
みんな:「穿かない!?」
ヒルデ:「排泄の時、人間はいちばん無防備になるんだ。だから、極力時間を掛けないように工夫をしている。しかし、桃太郎二号の工夫はなかなかのものだぞ」
桃太郎二号:「え、え、そうなのか(n*´ω`*n)」
雪舟ねずみ:「昔の武士は、みんなそうです。しかし、今でも、やっている桃太郎二号はえらいぞ!」
ケイト:「というと、与一殿も?」
与一:「いかにも、郎党どもの中には、そもそも袴も穿かぬものもおりますがね。それにしても、桃太郎二号は早い!」
ケイト:「ちゃんと尻拭いてんのかよ」
桃太郎二号:「もち、しゃがむ前に、そこらへんの葉っぱを千切って揉んでおくんだ」
ヨネコ:「は、葉っぱ(;'∀'#)」
テル:「ひとつぬかったな」
桃太郎二号:「へ?」
テル:「おまえ、風上で用を足しただろ」
みんな:「「「「「「ウ」」」」」」
桃太郎二号:「アハハハ……」
イザナギ:「しかし、さすがに、二号といえど桃太郎です、熟成された桃の気がふんだんに含まれていますよ」
桃太郎二号:「そ、そうなのか?」
イザナギさんは優しい神さまだ(^_^;)。しかし、あえてクンカクンカしてニオイを確かめる者はいない。
与一:「さあ、鳴弦の続きを……おや?」
与一殿につられて空を見上げると、いつの間にか悪気は霧消して出雲の向こうまで青空が広がっていた。
黄泉比良坂は、もう目の前というところまでやってきた。
☆ ステータス
HP:20000 MP:400 属性:テル=剣士 ケイト=弓兵・ヒーラー
持ち物:ポーション・300 マップ:16 金の針:60 福袋 所持金:450000ギル(リポ払い残高0ギル)
装備:剣士の装備レベル55(トールソード) 弓兵の装備レベル55(トールボウ)
技: ブリュンヒルデ(ツイントルネード) ケイト(カイナティックアロー) テル(マジックサイト)
白魔法: ケイト(ケアルラ) 空蝉の術
オーバードライブ: ブロンズスプラッシュ(テル) ブロンズヒール(ケイト) 思念爆弾
☆ 主な登場人物
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テル(寺井光子) 二年生 今度の世界では小早川照姫
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タングニョースト トール元帥の副官 ノルデン鉄橋で辺境警備隊に転属
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その他 フギンとムニン(デミゴッドブルグのホテルのオーナー夫婦)
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