6 / 11
幼少期編 (1歳~4歳)
4
しおりを挟む
こうして二年がたち三才の、誕生日になった。
「おはようございます。お嬢様。」
「おはようございます、ルネ。」
「お嬢様、なんと言うか、仕度がどうして終わってるのでしょう?」
「ワンピースって、かぶるだけだし、髪も普通に一人でくくれるから。」
「なんと言うか、さすがお嬢様です。」
「でも、まだドレスは自分で着れないから、今日はよろしくお願いしますね。」
「はい、お嬢様。」
まぁ、着れるけどね。 言わないけど。
「では、食堂に行きましょう。」
「えぇ、」
「お母様、お父様、お兄様、おはようございます。」
「「「おはよう、ルー。」」」
「全員そろったし食べようか。」
「神々に感謝を、いただきます。」
「「「「いただきます。」」」」
「「「「ごちそうさまでした。」」」」
「ルー、あとで執務室に来なさい。」
「分かりました、お父様。」
コンコン、
「お父様、ルーテシアです。」
「入りなさい。」
「失礼します。」
「あれ、お母様にお兄様。」
「「「ルー、お誕生日おめでとう。」」」
「ありがとごさいます。」
「はい、僕からは筆記具だよ。」
万年筆、黒で持ちやすいやつだ。
「ありがとごさいます、お兄様。」
「私からは、これを。」
瞳と同じ色のペンダントだ。
「ありがとごさいます。お母様。」
「私からは、この本だ。」
前世の問題集みたいのだ。
「ありがとごさいます。お父様。」
「どういたしまして、一度部屋に戻りなさい。」
「はい、お父様。失礼しました。」
片付け終了したし、ルナの所に行こう。
「異空間アクセス。」
「マスター、誕生日おめでとうございます。」
「ありがとう、ルナ。」
「マスター、今日から武術訓練を始めます。」
「はい、よろしくお願いいたします。」
「では、素振り開始。今日は、ちゃんと振れるようになるまで、やってもらいます。」
一時間後
「マスター、さすがです。完璧に型が出来るようになるなんて、」
「ありがとう、ルナ。」
「マスター、今日のすべての型を毎日一時間体に染み着けるようにやって下さい。」
「分かりました。」
「では、明日からの、訓練表です。」
訓練表
朝、6時に起きてくる
準備体操
柔軟、
腹筋 100回 背筋 100回
腕立て伏せ 100回 スクワット 100回
縄跳び 100回
10分休憩
ランニング 3キロ
剣の型 一時間
10分休憩
体術の型 一時間
10分休憩
寝る
向こうで1日を過ごす
寝る前にくる
国語、数学、理科、経済学、美術、音楽、
料理、手芸、魔法学
帰ってねる
……………厳しくなってる。
「マスター、あと1ヶ月ぐらいで、魔法の訓練と、礼儀作法などのマナーが入ります。」
「凄いね。」
「はい、マスター。明日から頑張ってください。」
「うん、頑張ります。とりあえず、帰るね。」
「はい、マスター。また明日。」
「おはようございます。お嬢様。」
「おはようございます、ルネ。」
「お嬢様、なんと言うか、仕度がどうして終わってるのでしょう?」
「ワンピースって、かぶるだけだし、髪も普通に一人でくくれるから。」
「なんと言うか、さすがお嬢様です。」
「でも、まだドレスは自分で着れないから、今日はよろしくお願いしますね。」
「はい、お嬢様。」
まぁ、着れるけどね。 言わないけど。
「では、食堂に行きましょう。」
「えぇ、」
「お母様、お父様、お兄様、おはようございます。」
「「「おはよう、ルー。」」」
「全員そろったし食べようか。」
「神々に感謝を、いただきます。」
「「「「いただきます。」」」」
「「「「ごちそうさまでした。」」」」
「ルー、あとで執務室に来なさい。」
「分かりました、お父様。」
コンコン、
「お父様、ルーテシアです。」
「入りなさい。」
「失礼します。」
「あれ、お母様にお兄様。」
「「「ルー、お誕生日おめでとう。」」」
「ありがとごさいます。」
「はい、僕からは筆記具だよ。」
万年筆、黒で持ちやすいやつだ。
「ありがとごさいます、お兄様。」
「私からは、これを。」
瞳と同じ色のペンダントだ。
「ありがとごさいます。お母様。」
「私からは、この本だ。」
前世の問題集みたいのだ。
「ありがとごさいます。お父様。」
「どういたしまして、一度部屋に戻りなさい。」
「はい、お父様。失礼しました。」
片付け終了したし、ルナの所に行こう。
「異空間アクセス。」
「マスター、誕生日おめでとうございます。」
「ありがとう、ルナ。」
「マスター、今日から武術訓練を始めます。」
「はい、よろしくお願いいたします。」
「では、素振り開始。今日は、ちゃんと振れるようになるまで、やってもらいます。」
一時間後
「マスター、さすがです。完璧に型が出来るようになるなんて、」
「ありがとう、ルナ。」
「マスター、今日のすべての型を毎日一時間体に染み着けるようにやって下さい。」
「分かりました。」
「では、明日からの、訓練表です。」
訓練表
朝、6時に起きてくる
準備体操
柔軟、
腹筋 100回 背筋 100回
腕立て伏せ 100回 スクワット 100回
縄跳び 100回
10分休憩
ランニング 3キロ
剣の型 一時間
10分休憩
体術の型 一時間
10分休憩
寝る
向こうで1日を過ごす
寝る前にくる
国語、数学、理科、経済学、美術、音楽、
料理、手芸、魔法学
帰ってねる
……………厳しくなってる。
「マスター、あと1ヶ月ぐらいで、魔法の訓練と、礼儀作法などのマナーが入ります。」
「凄いね。」
「はい、マスター。明日から頑張ってください。」
「うん、頑張ります。とりあえず、帰るね。」
「はい、マスター。また明日。」
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな
カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界
魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた
「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね?
それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」
小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く
塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう
一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが……
◇◇◇
親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります
(『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です)
◇◇◇
ようやく一区切りへの目処がついてきました
拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
うちの娘が悪役令嬢って、どういうことですか?
プラネットプラント
ファンタジー
全寮制の高等教育機関で行われている卒業式で、ある令嬢が糾弾されていた。そこに令嬢の父親が割り込んできて・・・。乙女ゲームの強制力に抗う令嬢の父親(前世、彼女いない歴=年齢のフリーター)と従者(身内には優しい鬼畜)と異母兄(当て馬/噛ませ犬な攻略対象)。2016.09.08 07:00に完結します。
小説家になろうでも公開している短編集です。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
裏アカ男子
やまいし
ファンタジー
ここは男女の貞操観念が逆転、そして人類すべてが美形になった世界。
転生した主人公にとってこの世界の女性は誰でも美少女、そして女性は元の世界の男性のように性欲が強いと気付く。
そこで彼は都合の良い(体の)関係を求めて裏アカを使用することにした。
―—これはそんな彼祐樹が好き勝手に生きる物語。
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる