123 / 190
9章 旗
115 この部屋
しおりを挟む
「お兄ちゃん、この部屋に咲ちゃんを入れるつもり?」
帰宅して真っ先に、みさぎは蓮の部屋へ向かった。
ここしばらく入っていなかったけれど、改めて見ても恋人を迎え入れる男子の部屋とは思えない。
帰りの電車で募ったお泊り会への不安を本人に吐き出す。
「いいの? 本当に咲ちゃんに見せてもいいの?」
部屋の奥から流れてくるBGMは、蓮の好きなRPGのサントラだ。
旅立ちの町で流れている緩いメロディが、みさぎの心理を反映するように戦闘シーンの激しい曲へ変わった。
「そんなに騒ぐなよ。だからギリギリまで言うなって咲に言ったんだ」
開け放たれた扉の向こうには、同じ家の中とは思えないド派手な彼の世界が広がっている。
「湊くんも泊まりに来るって言ってたよ? 湊くんにまで見られたら……」
「メガネくんは俺の彼氏でも彼女でもないだろ? お前が自分の部屋を片付けとけばいいだけの話だ。そんなだから咲がお前に気ぃ使うんだよ。大体メガネくんなら、この間お前が倒れた時にこの部屋見てると思うぞ?」
「えぇ? あの時入れたの? ここに?」
「帰るって向こうが挨拶しに来ただけだよ」
「そんな律儀な事しなくていいのに……」
「俺はお前の兄貴なんだぞ? そのくらい普通だろ」
蓮は不愉快だと言わんばかりの顔をして、自分の部屋を振り返った。
「っていうか、そんなに言う程の部屋じゃないだろ。ちゃんとゴミは捨ててるぞ? ちょっと物が多いだけだよ」
「ゴミなんて当たり前でしょ? 本気でこのままにしておくの?」
この間のお泊り会の時も、蓮は部屋の掃除をするばかりで物の移動をした様子はなかった。あの日咲がそこに入ることはなかったけれど、今度はそうはいかないだろう。
蓮は視線を返して、腕を組んだ。
「いいかみさぎ。俺の部屋を否定する様なヤツを、俺は彼女にしてるつもりはないぞ」
「見たら嫌がるコの方が多いって言ってるの!」
「そんなのは偏見だ。いいか、男の趣味は深いんだ。迂闊に外でそんなこと言ったら、男を敵に回すだけだぞ?」
かつて兄だったヒルスの部屋は雑然としていた。特にこだわりもないシンプルな部屋だっただけに、蓮との差がありすぎる。
「お前がメガネくんの部屋に行って、抱き枕でも転がってたらどうするんだよ。キモイって言って別れるのか?」
「だっ、抱き枕? 湊くんが?」
蓮の言うそれは、イルカの形やただ長いだけの枕とは違う。蓮の部屋でさえ見たことはないが、美少女キャラが描かれた枕カバーが存在することは知っている。
「いや、絶対ないよ! 持ってるわけないでしょ?」
もう絶対にだ。そのカバーを付けている枕と戯れる湊なんて想像したくない。
「けどもし、もしそんなことがあって……ううん嫌だ、絶対に嫌! けど、もしそれがあっても別れたくないよ」
チラと脳裏を過った妄想を意地で押しのけて、みさぎはぎゅっと拳を握り締める。
彼へのイメージは崩れるかもしれないけれど、嫌いになる理由にはならないはずだ。
「だろ? そういうことだよ。好きな男の趣味くらい理解してやれってこと」
ビシリと人差し指を突き付けてくる蓮に、みさぎは頬を膨らませる。
「程度の問題でしょ? けど……確かに咲ちゃんはこの部屋を見ても嫌がらないと思う……」
自分の兄はオタクだと言った時、彼女は特に気にする様子もなく笑っていた気がする。あれはまだ二人が会ってもいない頃の話だ。
「だろ? だから、いいの」
その一言で押し切られて、「そういうことで」と蓮はみさぎを廊下に残して扉を閉めた。
壁に遮られて遠くなった戦闘メロディが、一度消えてリスタートされる。
「本当に、いいのかなぁ」
お泊り会への不安が抜けきらないまま、あっという間に土曜日はやって来た。
☆
こんな気持ちは初めてだった。
朝起きた瞬間雨音に気付いて、みさぎは窓辺に駆け寄った。
暗雲が町を包み、大粒の雨粒がしきりに窓ガラスを叩いている。
いつもの休日なら、憂鬱さに二度寝してしまうところだが、今日は張り切ってスマホを開いた。
先に湊から『おはよう』のメールが届いている。
支度を整え玄関で靴を履いたところで、早朝バイトから帰って来たばかりの蓮に後ろ腕を掴まれた。
「雨降ってるぞ? 今日はメガネくん来るんだろ? 部活か?」
雨に濡れた蓮の髪がシャワー後のようにボリュームダウンしている。
「ううん、雨の日は部活免除してもらってるの。だから、その前に湊くんと出掛けてくるよ」
「だったらアイツに来てもらえばいいのに」
「私が行くって言ったんだよ。大丈夫」
湊も心配していたが、みさぎが彼の迎えを断った。
蓮はみさぎから手を放して、玄関の扉の上にある窓を伺う。
「やみそうにないし、だったら俺が駅まで送るよ」
「いいよ。雨だからって、行けないわけじゃないんだから」
不安でないと言えば嘘になるけれど、町中で傘をさして歩く分には問題ない筈だ。
「何かお兄ちゃん、昔の咲ちゃんみたい」
「ホント? それは嬉しいね」
「嬉しいのか……」
蓮はヒルスのように執着するわけではないけれど、似てる所はあると思う。兄というのはそういうものなんだろうか。
「やれると思った時くらいやらなきゃ。だから、一人で行かせて」
「──分かったよ、頑張りな」
仕方ないなと蓮は笑う。
みさぎは「行ってきます」と外へ出て、お気に入りの傘を広げた。この間駅で湊に挑んだ、赤色の傘だ。
あの時したキスの記憶が蘇って、みさぎは込み上げた動揺をふるふると振り払う。
土砂降りの雨だけれど、今日はそんなに怖いとは思わなかった。
帰宅して真っ先に、みさぎは蓮の部屋へ向かった。
ここしばらく入っていなかったけれど、改めて見ても恋人を迎え入れる男子の部屋とは思えない。
帰りの電車で募ったお泊り会への不安を本人に吐き出す。
「いいの? 本当に咲ちゃんに見せてもいいの?」
部屋の奥から流れてくるBGMは、蓮の好きなRPGのサントラだ。
旅立ちの町で流れている緩いメロディが、みさぎの心理を反映するように戦闘シーンの激しい曲へ変わった。
「そんなに騒ぐなよ。だからギリギリまで言うなって咲に言ったんだ」
開け放たれた扉の向こうには、同じ家の中とは思えないド派手な彼の世界が広がっている。
「湊くんも泊まりに来るって言ってたよ? 湊くんにまで見られたら……」
「メガネくんは俺の彼氏でも彼女でもないだろ? お前が自分の部屋を片付けとけばいいだけの話だ。そんなだから咲がお前に気ぃ使うんだよ。大体メガネくんなら、この間お前が倒れた時にこの部屋見てると思うぞ?」
「えぇ? あの時入れたの? ここに?」
「帰るって向こうが挨拶しに来ただけだよ」
「そんな律儀な事しなくていいのに……」
「俺はお前の兄貴なんだぞ? そのくらい普通だろ」
蓮は不愉快だと言わんばかりの顔をして、自分の部屋を振り返った。
「っていうか、そんなに言う程の部屋じゃないだろ。ちゃんとゴミは捨ててるぞ? ちょっと物が多いだけだよ」
「ゴミなんて当たり前でしょ? 本気でこのままにしておくの?」
この間のお泊り会の時も、蓮は部屋の掃除をするばかりで物の移動をした様子はなかった。あの日咲がそこに入ることはなかったけれど、今度はそうはいかないだろう。
蓮は視線を返して、腕を組んだ。
「いいかみさぎ。俺の部屋を否定する様なヤツを、俺は彼女にしてるつもりはないぞ」
「見たら嫌がるコの方が多いって言ってるの!」
「そんなのは偏見だ。いいか、男の趣味は深いんだ。迂闊に外でそんなこと言ったら、男を敵に回すだけだぞ?」
かつて兄だったヒルスの部屋は雑然としていた。特にこだわりもないシンプルな部屋だっただけに、蓮との差がありすぎる。
「お前がメガネくんの部屋に行って、抱き枕でも転がってたらどうするんだよ。キモイって言って別れるのか?」
「だっ、抱き枕? 湊くんが?」
蓮の言うそれは、イルカの形やただ長いだけの枕とは違う。蓮の部屋でさえ見たことはないが、美少女キャラが描かれた枕カバーが存在することは知っている。
「いや、絶対ないよ! 持ってるわけないでしょ?」
もう絶対にだ。そのカバーを付けている枕と戯れる湊なんて想像したくない。
「けどもし、もしそんなことがあって……ううん嫌だ、絶対に嫌! けど、もしそれがあっても別れたくないよ」
チラと脳裏を過った妄想を意地で押しのけて、みさぎはぎゅっと拳を握り締める。
彼へのイメージは崩れるかもしれないけれど、嫌いになる理由にはならないはずだ。
「だろ? そういうことだよ。好きな男の趣味くらい理解してやれってこと」
ビシリと人差し指を突き付けてくる蓮に、みさぎは頬を膨らませる。
「程度の問題でしょ? けど……確かに咲ちゃんはこの部屋を見ても嫌がらないと思う……」
自分の兄はオタクだと言った時、彼女は特に気にする様子もなく笑っていた気がする。あれはまだ二人が会ってもいない頃の話だ。
「だろ? だから、いいの」
その一言で押し切られて、「そういうことで」と蓮はみさぎを廊下に残して扉を閉めた。
壁に遮られて遠くなった戦闘メロディが、一度消えてリスタートされる。
「本当に、いいのかなぁ」
お泊り会への不安が抜けきらないまま、あっという間に土曜日はやって来た。
☆
こんな気持ちは初めてだった。
朝起きた瞬間雨音に気付いて、みさぎは窓辺に駆け寄った。
暗雲が町を包み、大粒の雨粒がしきりに窓ガラスを叩いている。
いつもの休日なら、憂鬱さに二度寝してしまうところだが、今日は張り切ってスマホを開いた。
先に湊から『おはよう』のメールが届いている。
支度を整え玄関で靴を履いたところで、早朝バイトから帰って来たばかりの蓮に後ろ腕を掴まれた。
「雨降ってるぞ? 今日はメガネくん来るんだろ? 部活か?」
雨に濡れた蓮の髪がシャワー後のようにボリュームダウンしている。
「ううん、雨の日は部活免除してもらってるの。だから、その前に湊くんと出掛けてくるよ」
「だったらアイツに来てもらえばいいのに」
「私が行くって言ったんだよ。大丈夫」
湊も心配していたが、みさぎが彼の迎えを断った。
蓮はみさぎから手を放して、玄関の扉の上にある窓を伺う。
「やみそうにないし、だったら俺が駅まで送るよ」
「いいよ。雨だからって、行けないわけじゃないんだから」
不安でないと言えば嘘になるけれど、町中で傘をさして歩く分には問題ない筈だ。
「何かお兄ちゃん、昔の咲ちゃんみたい」
「ホント? それは嬉しいね」
「嬉しいのか……」
蓮はヒルスのように執着するわけではないけれど、似てる所はあると思う。兄というのはそういうものなんだろうか。
「やれると思った時くらいやらなきゃ。だから、一人で行かせて」
「──分かったよ、頑張りな」
仕方ないなと蓮は笑う。
みさぎは「行ってきます」と外へ出て、お気に入りの傘を広げた。この間駅で湊に挑んだ、赤色の傘だ。
あの時したキスの記憶が蘇って、みさぎは込み上げた動揺をふるふると振り払う。
土砂降りの雨だけれど、今日はそんなに怖いとは思わなかった。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
引きこもり転生エルフ、仕方なく旅に出る
Greis
ファンタジー
旧題:引きこもり転生エルフ、強制的に旅に出される
・2021/10/29 第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞 こちらの賞をアルファポリス様から頂く事が出来ました。
実家暮らし、25歳のぽっちゃり会社員の俺は、日ごろの不摂生がたたり、読書中に死亡。転生先は、剣と魔法の世界の一種族、エルフだ。一分一秒も無駄にできない前世に比べると、だいぶのんびりしている今世の生活の方が、自分に合っていた。次第に、兄や姉、友人などが、見分のために外に出ていくのを見送る俺を、心配しだす両親や師匠たち。そしてついに、(強制的に)旅に出ることになりました。
※のんびり進むので、戦闘に関しては、話数が進んでからになりますので、ご注意ください。
【完結】いせてつ 〜TS転生令嬢レティシアの異世界鉄道開拓記〜
O.T.I
ファンタジー
レティシア=モーリスは転生者である。
しかし、前世の鉄道オタク(乗り鉄)の記憶を持っているのに、この世界には鉄道が無いと絶望していた。
…無いんだったら私が作る!
そう決意する彼女は如何にして異世界に鉄道を普及させるのか、その半生を綴る。
TS転移勇者、隣国で冒険者として生きていく~召喚されて早々、ニセ勇者と罵られ王国に処分されそうになった俺。実は最強のチートスキル持ちだった~
夏芽空
ファンタジー
しがないサラリーマンをしていたユウリは、勇者として異世界に召喚された。
そんなユウリに対し、召喚元の国王はこう言ったのだ――『ニセ勇者』と。
召喚された勇者は通常、大いなる力を持つとされている。
だが、ユウリが所持していたスキルは初級魔法である【ファイアボール】、そして、【勇者覚醒】という効果の分からないスキルのみだった。
多大な準備を費やして召喚した勇者が役立たずだったことに大きく憤慨した国王は、ユウリを殺処分しようとする。
それを知ったユウリは逃亡。
しかし、追手に見つかり殺されそうになってしまう。
そのとき、【勇者覚醒】の効果が発動した。
【勇者覚醒】の効果は、全てのステータスを極限レベルまで引き上げるという、とんでもないチートスキルだった。
チートスキルによって追手を処理したユウリは、他国へ潜伏。
その地で、冒険者として生きていくことを決めたのだった。
※TS要素があります(主人公)
俺と合体した魔王の娘が残念すぎる
めらめら
ファンタジー
魔法が使えない中学生、御崎ソーマ。
ソーマはある事件をきっかけに、異世界からやって来た魔王の第3王女ルシオンと合体してしまう。
何かを探すために魔物を狩りまくるルシオンに、振り回されまくるソーマ。
崩壊する日常。
2人に襲いかかる異世界の魔王たち。
どうなるソーマの生活。
どうなるこの世界。
不定期ゆっくり連載。
残酷な描写あり。
微エロ注意。
ご意見、ご感想をいただくとめちゃくちゃ喜びます。
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
根暗男が異世界転生してTS美少女になったら幸せになれますか?
みずがめ
ファンタジー
自身の暗い性格をコンプレックスに思っていた男が死んで異世界転生してしまう。
転生した先では性別が変わってしまい、いわゆるTS転生を果たして生活することとなった。
せっかく異世界ファンタジーで魔法の才能に溢れた美少女になったのだ。元男は前世では掴めなかった幸せのために奮闘するのであった。
これは前世での後悔を引きずりながらもがんばっていく、TS少女の物語である。
※この作品は他サイトにも掲載しています。
世界最速の『魔法陣使い』~ハズレ固有魔法【速記術】で追放された俺は、古代魔法として廃れゆく『魔法陣』を高速展開して魔導士街道を駆け上がる~
葵すもも
ファンタジー
十五歳の誕生日、人々は神から『魔力』と『固有魔法』を授かる。
固有魔法【焔の魔法剣】の名家――レヴィストロース家の長男として生まれたジルベール・レヴィストロースには、世継ぎとして大きな期待がかかっていた。
しかし、【焔の魔法剣】に選ばれたのは長男のジルベールではなく、次男のセドリックだった。
ジルベールに授けられた固有魔法は――【速記術】――
明らかに戦闘向きではない固有魔法を与えられたジルベールは、一族の恥さらしとして、家を追放されてしまう。
一日にして富も地位も、そして「大魔導になる」という夢も失ったジルベールは、辿り着いた山小屋で、詠唱魔法が主流となり現在では失われつつあった古代魔法――『魔法陣』の魔導書を見つける。
ジルベールは無為な時間を浪費するのように【速記術】を用いて『魔法陣』の模写に勤しむ毎日を送るが、そんな生活も半年が過ぎた頃、森の中を少女の悲鳴が木霊した。
ジルベールは修道服に身を包んだ少女――レリア・シルメリアを助けるべく上級魔導士と相対するが、攻撃魔法を使えないジルベールは劣勢を強いられ、ついには相手の魔法詠唱が完成してしまう。
男の怒声にも似た詠唱が鳴り響き、全てを諦めたその瞬間、ジルベールの脳裏に浮かんだのは、失意の中、何千回、何万回と模写を繰り返した――『魔法陣』だった。
これは家を追われ絶望のどん底に突き落とされたジルベールが、ハズレ固有魔法と思われた【速記術】を駆使して、仲間と共に世界最速の『魔法陣』使いへと成り上がっていく、そんな物語。
--------
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる