27 / 37
第三章 魔術都市ランギスト
07 偉人は山を登ったのだよ
しおりを挟む
「どうやら、日常生活をする程度には問題の無い言葉は覚えたようだね。おめでとう」
「ありがとうございます」
ソファーに腰を下ろし、にこやかに告げたアルベール教授に俺は頭を下げた。
隣にはフラヴィ。ジッと前方を凝視して動きもしないその姿は、以前この部屋に訪れた時と同様だ。
どうやら、フラヴィはこの部屋に来ると置物になってしまうらしい。
「さて、話も出来るようになったようだし早速話を……と、言いたいところだけど」
そこまで口にすると、アルベール教授は一度右手で顎を撫で、そのまま手の平を机に乗せた。
「その前に、クリタ・ソウマ君。君は僕が渡した手紙から何を考え、何を得てきた? 先ずはそれを聞かせてもらいたいね」
そして、ニッと口の端を上げて問うてくるアルベール教授。
どうやら予想通り出した課題の答え合わせをするつもりのようで、俺は一度大きく息を吸い込んだ。
「はい。私が教授からの手紙を理解できるようになってから感じたのは、アルベール教授は私に3つの力をつけさせたいのだろう、という事です」
「ほう。3つの力……かい?」
「はい。3つの力です」
「なるほどなるほど。ならば、僕が君に身につけさせようとしていた3つの力とやらは何なのか。それを教えてもらおうか」
「はい」
アルベール教授の問いに俺は指を一本上げる。
「1つ目は言語能力です。これに関してはただ単にコミュニケーションがとれるようになるという理由の他に、私自身がこの国……いえ、ここはあえて『この世界』としましょう。この世界で安全に過ごす事が出来るようになるのに最低限必要なものだからです」
「ほーう。安全に……ねぇ……。確かに言葉は知らないよりも知っていたほうが便利だが、それがどうして安全に生活するのに必要なものになるのかね?」
知っているくせにわざとそんな言い方をするアルベール教授。しかし、それも俺にとっては想定していた通りの反応だ。
「この世界には人類とそれ以外……所謂『亜人』と呼ばれる種族が存在します。通常姿かたちで区別されていますが、社会的に人間と亜人が区別して扱われる基準としているの言語だからです。通常亜人は人語が理解できないとされています。その理由は私が使用した辞典では調べる事は出来ませんでしたが、予想するに何かの魔術か、呪いの類があるのではないかと。そのため、知能とは関係なく亜人は人語が理解できない。逆に言えば、どんな姿形をしていようと、人語さえ理解できていれば人間だという事です。そして、この世界での亜人の扱いは非常に悪い。もしも、人語を理解できない状態で人間社会に紛れれば、亜人と同等の扱いをされてしまうでしょう」
「ふふ……。そして、こうして人語を“理解出来た”君は間違いなく人間だという訳だ。よろしい。では2つ目は?」
アルベール教授の声に促された俺は、立てた指を一本追加する。
「2つ目は生活能力です。教授の課題をこなす為にはそれなりの額のお金が必要でした。そのお金をどこから調達するかですが、現状私の頼るべき人間はフラヴィのみです。ですが、支援を受けてこの学校に通っているフラヴィに余分な資金はありません。そうなると、教授の課題をこなす為には私自身がこの世界で一人でも生きていける手段を見につける必要がありました」
「なるほど。そして、こうして課題をクリアしてこの場に君がいるという事は、その為の手段を手に入れたと考えていいわけだね? では聞こう。その手段とは?」
教授の問いに俺は3本目の指をあげた後に腰の袋の中身を開ける。
「その問いの答えは3つ目の力にも関係します。3つ目は自衛手段です。この世界で生きていく為には他人の力を頼るだけでは成し得ない。ならばどうするか? その答えが自らの能力を自覚し、使えるようにする事です」
俺は説明しながら袋の中から赤色に染まったベリスを取り出し1つ摘む。
「ベリスだね」
「はい。この石に属性を付与すること。この仕事はフラヴィが持ってきてくれました。しかし、その理由や手段、使用目的……等々の説明は受けてはいません。これは恐らく推測ですが、きっとそれがフラヴィが手助け出来る最大の譲歩だったからではないでしょうか。誰とは言いませんが、この現象を俺に対して口止めをした人物がいる。理由は……今ならばよくわかりますから特に思うところはありませんが」
俺の視線を受けてアルベール教授はくっくっくっと噛み殺したように笑う。
その様子を目端に捉えながらも俺は続ける。
「“ベリスに属性を付与する”これの正しいやり方は、“ベリスを持った状態で魔獣を殺す事”です。魔獣と獣の違いは体内に魔力を宿しているかどうかという事。魔獣は体内に魔力を宿しているからこそ強力であり、討伐するにはハンターのような力を持たなければ難しい。しかし、モグリのハンター達のように密猟が横行しているには理由がある。その理由がこのベリス。この石は魔獣が死の際に解放する魔力を吸収し、内に貯める性質を持っている。そして、一度魔力を付与されたベリスは、様々な魔道具の核となり、この世界の人々の生活の糧となっている。その為、魔力を付与したベリスはいくらあっても困らないから、高額で取引されてはいるものの、どの魔獣の魔力を付与したかでどのような効果が出るのかわからないから、より多くの魔獣を狩る必要があるのが現状でしょう。そして、その効果をひと目で判断することが出来る材料が付与後の色です」
俺の言葉の後にアルベール教授は机の上に並べていたベリスを1つつまむと指で一度弾いて手のひらに落とした。
「ちなみに、赤い色のベリスの効果を聞いてもいいかい?」
「赤は【再生】。主に治療院で使用する魔道具や、ヒーラーの補助魔装具。それからポーション作成の為の魔道具に使用されるようです。また、色の濃さや──“ピュリデネビル”。通称【女神の涙】のようなベリス以外の【付与魔石】の変化の有無によって効果の高さが変わってくる」
「このベリスは真っ赤だね。君の言が正しいならば、こいつは非常に効果が高い石という事になるけど?」
「レアだそうです。最初にフラヴィに売却してもらった時の売却額が高かったので調べた結果ですが。それから女神の涙。この石は付与するまでの魔力量と質が最高位でないと変化しない特殊な魔石で、通常であれば【龍種】クラスの魔獣の魔力を付与しない限り変色しないとありました」
「……ピュリデネビル……ね。ここでその名を持ち出してくる理由は?」
「それはアルベール教授が一番ご存知なのではないかと思います」
石を手の内に握り、俺の目を真っ直ぐに見つめてきていたアルベール教授だったが、やがて破顔すると大きな声で笑い出す。
その声は非常に大きく、また実に楽しそうだったので、隣のフラヴィでさえ驚いたようにアルベール教授に目を向けた。
「はははははははっ!! ……くっくっくっくっ……! いや、失礼。素晴らしいな。実に素晴らしい。よくもまああの何もない状態でそこまで調べたものだ。合格だよクリタ・ソウマ君。いや【魔力喰らい】とでも呼ぼうか? どうやら君は僕が長らく探していた存在になり得るようだ」
膝を叩き、上機嫌に告げてくるアルベール教授を俺は見る。
「【魔力喰らい】……ですか。それが俺の体質の名称ですか?」
「いや、今付けた。残念ながら君のような体質持ちは遥か昔まで遡らなければならないくらいなのでね。正確な記録は残されていないのだよ。いやはやしかし、ピュリデネビルを女神の涙に変質させてしまう程の存在が目の前にいるというのだから恐れ入る。言ってしまえば君はその小さな体でドラゴン級の力を内包していると同義なのだからね」
「……とてもそのような実感は湧きません」
「それはそうだ。君の体質は周りに漂う魔力を喰らい、変換した魔力を石を通じて放出する。ただそれだけの能力なのだから。だが、もしも君が再生能力以外の魔力の付与ができるようになり、いつでも最高品質の魔石を使用した魔道具を扱うことが出来るようになれば……それは信じられないくらい大きな力になるだろう」
そう言ってアルベール教授はローブの中に手を突っ込んだ後、一本の短剣を机の上に置いて俺の方に押し出す。
それは装飾等はされていない無骨なもの。ただ、特徴があるとすれば鍔元に円形の穴が空いている事だろう。
「さて、では課題を解いた優秀な生徒に新たな課題をだそうと思う」
白髪の教授はテーブルに肘をついて手を組んで、その上に顎を乗せてにこやかに笑う。
「この街の北方に位置するウェールズ山。霊峰と呼ばれるその山の中腹にある祭壇まで行って、その祭壇にあると言われる石碑の碑文を書き写してきて欲しい。何でも、遥か昔の偉人もその山を登ったそうだよ」
「ありがとうございます」
ソファーに腰を下ろし、にこやかに告げたアルベール教授に俺は頭を下げた。
隣にはフラヴィ。ジッと前方を凝視して動きもしないその姿は、以前この部屋に訪れた時と同様だ。
どうやら、フラヴィはこの部屋に来ると置物になってしまうらしい。
「さて、話も出来るようになったようだし早速話を……と、言いたいところだけど」
そこまで口にすると、アルベール教授は一度右手で顎を撫で、そのまま手の平を机に乗せた。
「その前に、クリタ・ソウマ君。君は僕が渡した手紙から何を考え、何を得てきた? 先ずはそれを聞かせてもらいたいね」
そして、ニッと口の端を上げて問うてくるアルベール教授。
どうやら予想通り出した課題の答え合わせをするつもりのようで、俺は一度大きく息を吸い込んだ。
「はい。私が教授からの手紙を理解できるようになってから感じたのは、アルベール教授は私に3つの力をつけさせたいのだろう、という事です」
「ほう。3つの力……かい?」
「はい。3つの力です」
「なるほどなるほど。ならば、僕が君に身につけさせようとしていた3つの力とやらは何なのか。それを教えてもらおうか」
「はい」
アルベール教授の問いに俺は指を一本上げる。
「1つ目は言語能力です。これに関してはただ単にコミュニケーションがとれるようになるという理由の他に、私自身がこの国……いえ、ここはあえて『この世界』としましょう。この世界で安全に過ごす事が出来るようになるのに最低限必要なものだからです」
「ほーう。安全に……ねぇ……。確かに言葉は知らないよりも知っていたほうが便利だが、それがどうして安全に生活するのに必要なものになるのかね?」
知っているくせにわざとそんな言い方をするアルベール教授。しかし、それも俺にとっては想定していた通りの反応だ。
「この世界には人類とそれ以外……所謂『亜人』と呼ばれる種族が存在します。通常姿かたちで区別されていますが、社会的に人間と亜人が区別して扱われる基準としているの言語だからです。通常亜人は人語が理解できないとされています。その理由は私が使用した辞典では調べる事は出来ませんでしたが、予想するに何かの魔術か、呪いの類があるのではないかと。そのため、知能とは関係なく亜人は人語が理解できない。逆に言えば、どんな姿形をしていようと、人語さえ理解できていれば人間だという事です。そして、この世界での亜人の扱いは非常に悪い。もしも、人語を理解できない状態で人間社会に紛れれば、亜人と同等の扱いをされてしまうでしょう」
「ふふ……。そして、こうして人語を“理解出来た”君は間違いなく人間だという訳だ。よろしい。では2つ目は?」
アルベール教授の声に促された俺は、立てた指を一本追加する。
「2つ目は生活能力です。教授の課題をこなす為にはそれなりの額のお金が必要でした。そのお金をどこから調達するかですが、現状私の頼るべき人間はフラヴィのみです。ですが、支援を受けてこの学校に通っているフラヴィに余分な資金はありません。そうなると、教授の課題をこなす為には私自身がこの世界で一人でも生きていける手段を見につける必要がありました」
「なるほど。そして、こうして課題をクリアしてこの場に君がいるという事は、その為の手段を手に入れたと考えていいわけだね? では聞こう。その手段とは?」
教授の問いに俺は3本目の指をあげた後に腰の袋の中身を開ける。
「その問いの答えは3つ目の力にも関係します。3つ目は自衛手段です。この世界で生きていく為には他人の力を頼るだけでは成し得ない。ならばどうするか? その答えが自らの能力を自覚し、使えるようにする事です」
俺は説明しながら袋の中から赤色に染まったベリスを取り出し1つ摘む。
「ベリスだね」
「はい。この石に属性を付与すること。この仕事はフラヴィが持ってきてくれました。しかし、その理由や手段、使用目的……等々の説明は受けてはいません。これは恐らく推測ですが、きっとそれがフラヴィが手助け出来る最大の譲歩だったからではないでしょうか。誰とは言いませんが、この現象を俺に対して口止めをした人物がいる。理由は……今ならばよくわかりますから特に思うところはありませんが」
俺の視線を受けてアルベール教授はくっくっくっと噛み殺したように笑う。
その様子を目端に捉えながらも俺は続ける。
「“ベリスに属性を付与する”これの正しいやり方は、“ベリスを持った状態で魔獣を殺す事”です。魔獣と獣の違いは体内に魔力を宿しているかどうかという事。魔獣は体内に魔力を宿しているからこそ強力であり、討伐するにはハンターのような力を持たなければ難しい。しかし、モグリのハンター達のように密猟が横行しているには理由がある。その理由がこのベリス。この石は魔獣が死の際に解放する魔力を吸収し、内に貯める性質を持っている。そして、一度魔力を付与されたベリスは、様々な魔道具の核となり、この世界の人々の生活の糧となっている。その為、魔力を付与したベリスはいくらあっても困らないから、高額で取引されてはいるものの、どの魔獣の魔力を付与したかでどのような効果が出るのかわからないから、より多くの魔獣を狩る必要があるのが現状でしょう。そして、その効果をひと目で判断することが出来る材料が付与後の色です」
俺の言葉の後にアルベール教授は机の上に並べていたベリスを1つつまむと指で一度弾いて手のひらに落とした。
「ちなみに、赤い色のベリスの効果を聞いてもいいかい?」
「赤は【再生】。主に治療院で使用する魔道具や、ヒーラーの補助魔装具。それからポーション作成の為の魔道具に使用されるようです。また、色の濃さや──“ピュリデネビル”。通称【女神の涙】のようなベリス以外の【付与魔石】の変化の有無によって効果の高さが変わってくる」
「このベリスは真っ赤だね。君の言が正しいならば、こいつは非常に効果が高い石という事になるけど?」
「レアだそうです。最初にフラヴィに売却してもらった時の売却額が高かったので調べた結果ですが。それから女神の涙。この石は付与するまでの魔力量と質が最高位でないと変化しない特殊な魔石で、通常であれば【龍種】クラスの魔獣の魔力を付与しない限り変色しないとありました」
「……ピュリデネビル……ね。ここでその名を持ち出してくる理由は?」
「それはアルベール教授が一番ご存知なのではないかと思います」
石を手の内に握り、俺の目を真っ直ぐに見つめてきていたアルベール教授だったが、やがて破顔すると大きな声で笑い出す。
その声は非常に大きく、また実に楽しそうだったので、隣のフラヴィでさえ驚いたようにアルベール教授に目を向けた。
「はははははははっ!! ……くっくっくっくっ……! いや、失礼。素晴らしいな。実に素晴らしい。よくもまああの何もない状態でそこまで調べたものだ。合格だよクリタ・ソウマ君。いや【魔力喰らい】とでも呼ぼうか? どうやら君は僕が長らく探していた存在になり得るようだ」
膝を叩き、上機嫌に告げてくるアルベール教授を俺は見る。
「【魔力喰らい】……ですか。それが俺の体質の名称ですか?」
「いや、今付けた。残念ながら君のような体質持ちは遥か昔まで遡らなければならないくらいなのでね。正確な記録は残されていないのだよ。いやはやしかし、ピュリデネビルを女神の涙に変質させてしまう程の存在が目の前にいるというのだから恐れ入る。言ってしまえば君はその小さな体でドラゴン級の力を内包していると同義なのだからね」
「……とてもそのような実感は湧きません」
「それはそうだ。君の体質は周りに漂う魔力を喰らい、変換した魔力を石を通じて放出する。ただそれだけの能力なのだから。だが、もしも君が再生能力以外の魔力の付与ができるようになり、いつでも最高品質の魔石を使用した魔道具を扱うことが出来るようになれば……それは信じられないくらい大きな力になるだろう」
そう言ってアルベール教授はローブの中に手を突っ込んだ後、一本の短剣を机の上に置いて俺の方に押し出す。
それは装飾等はされていない無骨なもの。ただ、特徴があるとすれば鍔元に円形の穴が空いている事だろう。
「さて、では課題を解いた優秀な生徒に新たな課題をだそうと思う」
白髪の教授はテーブルに肘をついて手を組んで、その上に顎を乗せてにこやかに笑う。
「この街の北方に位置するウェールズ山。霊峰と呼ばれるその山の中腹にある祭壇まで行って、その祭壇にあると言われる石碑の碑文を書き写してきて欲しい。何でも、遥か昔の偉人もその山を登ったそうだよ」
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる