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メアリー十七歳☆

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「ああ、来月からメアリーも、上級生か」
「うん・・・あと一年で卒業だよ」


メアリーの胸はお碗程の胸に成長した。エレナの胸には程遠いが、頑張って寄せれば谷間ができるようになったのでよしとする。二人はあれから毎日一緒に寝るようになったが、リチャードはひたすらメアリーを気持ちよくさせることばかりで、メアリーの中に彼のモノを入れることはなかった。


(・・・入れてほしいのに)


メアリーがリチャードに聞いても「それはまだメアリーには早いから」と言ってかわす。そしてメアリーの意識を反らさせるように何度もメアリーをイかせて、何も考えられないくらいメアリーをグズグズにするのだ。


「今日の準備はもうできてるのかい?」
「うん、もう何回も忘れ物ないかチェックしたから大丈夫」


メアリーが上級生となる前に三週間の休暇がある。そこでメアリーとリチャードは近場の避暑地への小旅行を計画していた。


「じゃあ行こうか、メアリー」
「うん!」


二人は馬車に乗り、ゆっくりと進む。リチャードは馬車の中で甘い瞳でメアリーを眺めており、はずかしくなった。


「ほら、メアリー。飴あげるから、こっちおいで」
「飴でつられるようなお子さまじゃないんだからね」
「うん、そうだね、分かってる。メアリーにはもっと大人の飴をあげよう」


リチャードは自身の口に飴を入れ、舐めたその飴をメアリーの口のなかにほりこんだ。とても甘いのだが、少しお酒の味がする飴である。


「ほら、大人はこうやって口移しで食べるんだよ」
「んん・・・」


二人は交互に口移しをしていく飴は二の次で、舌を絡めながら二人の舌で飴を擦り合わせた。


「はぁ・・・」
「美味しかったかい?」
「うん・・・美味しかった・・・」


そう言って二人は目的地にたどり着く。広い静かな湖の側はリチャードとメアリー二人だけだ。南地方は気温がぐっと暑くなり二人とも汗ばんでいる。リチャードは我慢できなかったのか上着を脱ぎシャツ1枚になった。パタパタとシャツを扇ぐのだが、チラリと見える腹筋をメアリーは見てゴクリと唾を飲み込んだ。


(・・・パパの腹筋・・・色っぽい)


顔を赤くしていると、リチャードはニコリとメアリーに笑顔を向けた。メアリーもはにかんだ笑顔を返す。リチャードはメアリーを木陰に呼び、メアリーを抱きしめた。


「パパ・・・何・・・あっ・・・」
「やっぱり、ここグショグショになってるね。我慢できないいやらしい子」
「あああ・・・駄目、こんなとこで」


後ろから下着に手を入れ、リチャードはメアリーの濡れた部分を確かめる。馬車の中で大人な飴の舐め方を教えられ、リチャードの逞しい体を見て疼いているのがバレてしまっていたようだ。


「何でこんな濡れてるのか言ってごらんよ、メアリー」
「パパの体見てたら・・・変な気分になってきて・・・濡れちゃったの・・・」
「外でも濡らして、変態だね、メアリーは。もっと足を開いてごらん」
「あっ・・・」


リチャードはメアリーの中に指を三本入れた。メアリーの腟は既に彼の指に慣れすんなりと三本入っていった。



「パパを見てムラムラしてるメアリーは悪い子だ」
「メアリーは・・・わるい子・・・パパの事考えてたら、すぐに濡らしゃう悪い子で・・・ごめんなさい」
「ちゃんと認めるのは良いことだよ。イかせてあげよう」


湖にメアリーの水音が鳴り響く。


──グチュッ、グチュンッ──



「あぁあああ、イく、イく、パパぁ、イっちゃう・・・」
「ほら、お外でイきなさい、メアリー」
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