オチが気になる、短編集

5体満足

5体満足で生まれただけ幸せでしょ、そういう言葉がありふれているが、地球から158光年はなれた星がついに見つかり、そこには人類のような生命体がいたので、通信を試みたところ、なんと応答があった。しかも言語がりかいできるようであった。
「こちらは、地球といって、我々は人間といって、手足や、頭があります。」

「私たちの星は、ラミンというほしであり、われわれはあなた地球人をしっています。あなたたちはわれわれのうまれつき障害を持ったラミン族をおくりこんだ、生物なのです。」

「えーと、我々に障害があるとは、5体満足ですしーー、とくに何か障害があるとは思えないですね～」

「ラミン族は7体満足なので、あなたたちにはない、羽と触覚があるので。」