鳴花

ＪＣ２ 其の一

　４月。何故だか全てが新しく感じる季節。
　恵夢鳴は２年生になった。
雄也も新人の対応に忙しくしていた。
が、２年生になっても恵夢鳴は何も変わらない。
放課後は部屋へ行き全裸になって、出来る事があれば家事をしておく。

　部屋に掃除機をかけ、ベッドに保たれて昨日の事を思い出す。
「恵夢鳴の穴はキツくて気持ちいい」と雄也は言ってくれた。
「雄也様」穴の中が熱くなった。
電話が鳴った。
「はい」
「ごめん。遅くなるからもうお帰り」
「わかった。がんばって」
夜遅いと危ないので、電話をくれる。
熱くて苦しい身体のまま帰った。
　よくある事だったが、この日は辛かった。

　ＧＷ。
「友達の家に泊まる」と、また嘘をついた。
３日間一緒に居られる。
またいつものように「必要最低限」の荷物を用意した。
　迎えに来てくれた車に乗り、パンツを脱ぐ。
「恵夢鳴」キスする。
Ｔシャツを着たまま、器用にブラジャーも脱いだ。
大きな乳首が突き出す。
雄也はＴシャツの上から乳首を摘んで捻り上げた。
「ああん」
恵夢鳴は声が出てしまう。
「何処に行こうか」
「静かな所」
「どこも人が多いよ」

　和歌山にパンダを見に行く。
車は流れていた。
途中のサービスエリアで休憩を取り、景色の良い場所で抱きしめ合い、車の中で乳を吸わせ、指で掻き回された。
リアシートにはカーテンを付けているので、移動しての愛撫だ。
　目的地は混雑していた。
Ｔシャツ一枚にミニスカート。ミュールを履いた恵夢鳴は成熟した女性に見える。
ただ、ノーブラノーパンなだけ。
「外国では珍しくないで」雄也は恵夢鳴を庇って言った。
　パンダは可愛くて、大人気だ。
恵夢鳴はぬいぐるみを買って貰って、大喜びした。
「子供か」
子供なのだ。
　イルカショーを観て観覧車に乗る。
「恵夢鳴」
暑い観覧車の中で激しくキスされる。
「がはあ」息が出来なくて苦しがる。
「欲しい？」
「うん」小さく頷く。

　帰りは渋滞だった。
車が停滞する度、キスして雄也の唾液を飲んだ。

　部屋に着いたのは、夜遅くだった。
二人してベッドに傾れ込み激しく抱き合った。
雄也が初めてゴム無しで挿入した日となった。
恵夢鳴はまだ生理が無かったが、恵夢鳴を守る為に着けていた。
「口に出すから」
「中でいい」
「ダメやって」
「いいの！全部入れて」
恵夢鳴の中で果ててしまう。
「ごめん」
「このままでいて」
雄也と恵夢鳴は繋がったまま眠った。

　目覚めると雄也は恵夢鳴の穴を拭いてやった。
穴からドロリと昨夜の名残りが流れた。
恵夢鳴も目覚める。
「恵夢鳴。おはよう」
「おはよ」とても小さな声。
恵夢鳴は昨夜の事を思い出し、穴の中の温もりが嬉しくて泣いていた。
「大丈夫？」
「うん。嬉しいから」
「今日はどうする？」
「雄也様の好きなように」
恵夢鳴は両腕を差し出した。


　夏休みが近づく週末の放課後。
恵夢鳴は部屋へ行く。
入ると全裸になり、手を洗う。
洗濯をし、ベッドを綺麗にして、洗い物を片付けた。
　母親には「何もしない」といつも怒られていた。
今日は「部活の合宿」と嘘を着いた。
雄也の「帰る」の電話で、素麺を茹で薬味を切った。
氷で冷やしていると雄也が帰って来た。
「ただいま」
「おかえりなさい」
足を広げて座り、前に手を突いて口を開ける。
硬い棒を貰う。
雄也は恵夢鳴の頭を持ち激しく振ってやった。
苦しさに「おごぉ」と咳き込み「ああ」と啜り泣く。
そして喉の奥深くに流し込んでやった。
　苦しさで起き上がれない恵夢鳴に口移しで素麺を食べさせてやる。
「素麺美味しいよ。ありがとう」
コクンと頷いた。

　雄也は常に食事は「口移し」だ。
おやつも。飲み物も。
外以外は「口移し」なのだ。
恵夢鳴がこの部屋に通うようになった頃から部屋の中では全て「口移し」で食べさせている。

　トイレも見ていてやる。
トイレのドアを開けて用を足し、拭いてもらう。
雄也が居ない時は極力我慢して、帰ってから出すのだ。
恵夢鳴の我慢している姿が可愛くて好きだから。
　大便も見ている前で出し、拭いてもらう。
最初の頃は、恥ずかし過ぎて泣いていたが、今は慣れて「お腹痛い」と訴えている。
　
　雄也は恵夢鳴を「自分無しでは生きられない」女性になって欲しいと思って居た。
　だから身体も「自分専用」に肥大化したりしている。
最早、雄也も「恵夢鳴無しでは生きられない」のだ。