149 / 162
元盗賊のアジト
しおりを挟む
洞穴を出ると、切り立った石崖に縄梯子がかかってあった。
まさか、これを登れって言うの? 絶対に無理な予感がする。
縄梯子って意外と難しいんだから。
昔、アスレチックで縄ばしごに挑戦したことがある。柔らかいロープは簡単にユラユラ動いて、一歩登る度にグラグラ揺れる。体幹がしっかりした人なら余裕なんだろうけど、私は相当時間と体力を消耗した。
アスレチックは命綱があったから何とかなった。
でも、ここはリアル崖だよ? 落ちたら確実に命はないからね。いくらラッキーな私でも、絶対死ぬよ。
結局、私の腰にロープを結んで、上の石にくくりつけ、簡易命綱にした。
クルトが先に登って、ペトロネラが下で揺れないように縄梯子を押さえて……完全にお荷物状況で何とか登りきった。足がガクガクだけど。
登った先に、円形の大きなテントがあった。
モンゴルの遊牧民が使うゲルのような感じだ。
「まさか、これが盗賊のアジト?」
外側の布地は灰色のフェルトのような生地で、何枚も重ねている。
地球のゲルの外側の布は、洗っていない羊の毛で作ったフェルトを使っていて、油分が雨を弾くらしいけど、こっちはどうなんだろう。さすがに雨漏り放題じゃないとは思いたい。
「それにしてもさぁ……ボロくない?」
このセリフ、最近よく言う気がする。
貧しい国で、真新しい物を期待していたわけじゃない。ないけど、外側の生地も継ぎはぎだらけだし、中は言わずもがな。男臭いって言うか、男子寮みたいな? 悪いけど、私は中に入れなかったよ。……なんとなくね。
ボロいゲルの入り口を、ペトロネラが開けた。
ゲルの中には忍者のタマゴ達がいた。一斉に私に視線を向ける。
全員の背筋がピシリと伸びているのは、ゲルの中にいても私が来たことを知っていたのかも。忍者のタマゴだし。
みんな私が来たことに動揺しているようで、ソワソワしている。
ため息をついたクルトを見ると、「感情丸出しとかあり得ない」と頭を押さえていた。
忍者としてはダメなんだろうけど、私的にはポーカーフェイスより安心する。なんて言っても、第一印象が牙剥き出し状態だったから。
「挨拶!」
ペトロネラの大きな声に、忍者のタマゴ達がビクリと震える。
「「「「こんにちは、お嬢さま!!!」」」」
「あ、うん。こんにちは」
何て言うか、部活のノリだよね。
貴族は目上の者より先に声を出すなっていうけど、平民の感覚なら後輩が先に挨拶だよね。
「この子達、扉のこと知ってるの?」
小声でクルトに聞けば、「まっさかぁ」と返された。
「こいつらは何にも知らないよ。僕が持って来た荷物が、扉だってことも知らないし、トウキビを植えることも知らない。
拷問とかされたらさ、こいつらじゃ絶対バラすもん。下っ端は何も知らない方がいいの」
言い方はアレだけど、この子達は犯罪奴隷じゃないんだし、未来は自由だ。いらないことを知らなければ、平穏な生活を送れるものね。
この子達の頭の中では、自分達が旅して来た道のりと、私が来たタイミングを考えて、おかしいと感じているかもしれない。
移動扉だと一瞬で来れるから。
聞いて来ないのは、私を警戒しているからか、あえてそうしているのか。
子供は何でも知りたがるけど、それを知ったら、この子達は一生奴隷を約束させることになる。
(それはちょっと重いわ~~)
クルトが言うように、何も教えないのが一番だね。
さて、まずはこのボロいゲルを何とかしないと。
私も入りたくないゲルに、領主を招くだなんて絶対ダメだ。いくら向こうからの話しでも。
この子達の主人として恥ずかしいもの。
「君たち、今から王都に行くよ」
さて、美食の国を観光と、ショッピングをしましょうか。
※※※※※※※※※※※※※※※※
レイダック国の王都とは言っても、下町は雑多な印象を受けた。
レイダック国のほぼ全ての貴族が王都の貴族街に住んでいて、自分の領地には年に数回視察に行く程度らしいから、貴族街はもう少し洗練されているかもしれない。
「ここは……THE下町って感じだね」
両脇にズラリと屋台のテントが並ぶ。
その全部が食に関係する屋台だ。
レイダック国の王都に住む人達は、家庭で料理をする習慣がなく、ほぼ外食らしい。だからいろいろな食べ物屋台があるのかもしれない。
世界中の美食が集まると言うだけあって、様々な国の料理があった。
グランヴァルト国でポピュラーなハーブのソーセージ。
カルルーク国の国民食、じゃがいもの細切りをチーズと一緒にカリカリに焼いた物。
ランタナ国で見かけた、スパイシーなソースに漬け込んだ肉焼き。
サリア共和国の様々な果物を使ったマチェドニア。
これだけ様々な国の料理が集まるのは、レイダック国に巨大な貨物船があるからだ。
植物がほとんど育たないレイダックは、食糧のほとんどを輸入に頼っている。
「だからってさ、こんな何でもかんでも混ぜなくても良くない?」
様々な国から食材が集まって出来たレイダック料理は……どれもこれもごった煮状態だった。
スープは灰色で、謎の肉を野菜共に煮込んでいる。
パイは、独特な香りがするスパイスを謎の肉に揉み込んで包み、粘りけのあるソースを付けて食べる。
うどんなんて謎の肉入りで、緑色のとろみのある汁だし。
あの国の調味料と、この国の野菜を、どうして組み合わせたんだ……という疑問が浮かんじゃうくらい、私の口には合わなかった。
食なんて好みの問題だから、別に私の好みじゃなかっただけで、レイダック料理最高! って人もいるんだろう。
そもそも私がレイダック料理に苦手意識を持ったのは、いろいろな料理に使われている、謎の肉が原因だ。
「泥臭いし、ちょっと苦味があるし、何だか粘り気がある感じがする……。何の肉?」
「ガロ肉です」
忍者のタマゴの一人、私に襲いかかってきた少年が答えた。どうやら彼が、子供達の中でリーダー的な立場らしい。名前はマインだったかな。
ガロ肉が何か知らないけど、肉屋の中に、たくさんの同じ動物の肉が吊るされているから、きっとソレだろう。
ズラリと並ぶ屋台は、肉屋の数が圧倒的に多いから気になってはいたんだ。
「レイダックでは沼地がたくさんあって、そこにガロがたくさんいるんです。世界三大珍味の一つとして有名ですよね」
「……あ、うん。世界三大珍味……ね……」
この世界では、誰もが知っているようなことなのかもしれない。
地球では、キャビア、フォアグラ、トリュフ。日本では、コノワタ、カラスミ、ウニ……。
肉屋に吊るされている下処理済みのガロを見ると、デロリと筋肉質な足が伸びて……うん、元の姿は想像しない方が良さそうだ。
レイダック料理が無理なら、別の国の料理をと思ったのに甘かった。どれもこれもレイダック風にアレンジされた味付けで、食べなれたハーブのソーセージでさえ違和感ありありだった。
「ね? 僕の気持ちが分かったでしょ」
クルトが眉間にシワを寄せる。
これは早急にトウモロコシを何とかしないと、私が困るね。
屋台ではなく、レストランもあることはある。そういう店は庶民にはお高いようだ。
時々、白いゆったりした服を着た人が入って行く。どうやらそれがこの国の貴族様らしい。
貴族街に飽きたのか、下町におりてくる貴族もいる。絶対に屋台に来ることはないようだけど。
白い服はこの国の貴族の象徴で、どれだけ真っ白な服を着るかが、貴族のステイタスなんだって。
王都を一歩出れば、みんな草を食べてるって言うのにねぇ。
「そろそろ、食べ物屋以外の店に行きたいな。案内してくれる?」
言うと、ガロ肉の丸焼きに食い付いていたマイン達の首根っこをクルトが捕まえた。一見、ヒドイ扱いのように見えるけれど、マイン達の顔が嬉しそうだからそっとしとこう。
早く終わらせて、家に帰りたいな……。
まさか、これを登れって言うの? 絶対に無理な予感がする。
縄梯子って意外と難しいんだから。
昔、アスレチックで縄ばしごに挑戦したことがある。柔らかいロープは簡単にユラユラ動いて、一歩登る度にグラグラ揺れる。体幹がしっかりした人なら余裕なんだろうけど、私は相当時間と体力を消耗した。
アスレチックは命綱があったから何とかなった。
でも、ここはリアル崖だよ? 落ちたら確実に命はないからね。いくらラッキーな私でも、絶対死ぬよ。
結局、私の腰にロープを結んで、上の石にくくりつけ、簡易命綱にした。
クルトが先に登って、ペトロネラが下で揺れないように縄梯子を押さえて……完全にお荷物状況で何とか登りきった。足がガクガクだけど。
登った先に、円形の大きなテントがあった。
モンゴルの遊牧民が使うゲルのような感じだ。
「まさか、これが盗賊のアジト?」
外側の布地は灰色のフェルトのような生地で、何枚も重ねている。
地球のゲルの外側の布は、洗っていない羊の毛で作ったフェルトを使っていて、油分が雨を弾くらしいけど、こっちはどうなんだろう。さすがに雨漏り放題じゃないとは思いたい。
「それにしてもさぁ……ボロくない?」
このセリフ、最近よく言う気がする。
貧しい国で、真新しい物を期待していたわけじゃない。ないけど、外側の生地も継ぎはぎだらけだし、中は言わずもがな。男臭いって言うか、男子寮みたいな? 悪いけど、私は中に入れなかったよ。……なんとなくね。
ボロいゲルの入り口を、ペトロネラが開けた。
ゲルの中には忍者のタマゴ達がいた。一斉に私に視線を向ける。
全員の背筋がピシリと伸びているのは、ゲルの中にいても私が来たことを知っていたのかも。忍者のタマゴだし。
みんな私が来たことに動揺しているようで、ソワソワしている。
ため息をついたクルトを見ると、「感情丸出しとかあり得ない」と頭を押さえていた。
忍者としてはダメなんだろうけど、私的にはポーカーフェイスより安心する。なんて言っても、第一印象が牙剥き出し状態だったから。
「挨拶!」
ペトロネラの大きな声に、忍者のタマゴ達がビクリと震える。
「「「「こんにちは、お嬢さま!!!」」」」
「あ、うん。こんにちは」
何て言うか、部活のノリだよね。
貴族は目上の者より先に声を出すなっていうけど、平民の感覚なら後輩が先に挨拶だよね。
「この子達、扉のこと知ってるの?」
小声でクルトに聞けば、「まっさかぁ」と返された。
「こいつらは何にも知らないよ。僕が持って来た荷物が、扉だってことも知らないし、トウキビを植えることも知らない。
拷問とかされたらさ、こいつらじゃ絶対バラすもん。下っ端は何も知らない方がいいの」
言い方はアレだけど、この子達は犯罪奴隷じゃないんだし、未来は自由だ。いらないことを知らなければ、平穏な生活を送れるものね。
この子達の頭の中では、自分達が旅して来た道のりと、私が来たタイミングを考えて、おかしいと感じているかもしれない。
移動扉だと一瞬で来れるから。
聞いて来ないのは、私を警戒しているからか、あえてそうしているのか。
子供は何でも知りたがるけど、それを知ったら、この子達は一生奴隷を約束させることになる。
(それはちょっと重いわ~~)
クルトが言うように、何も教えないのが一番だね。
さて、まずはこのボロいゲルを何とかしないと。
私も入りたくないゲルに、領主を招くだなんて絶対ダメだ。いくら向こうからの話しでも。
この子達の主人として恥ずかしいもの。
「君たち、今から王都に行くよ」
さて、美食の国を観光と、ショッピングをしましょうか。
※※※※※※※※※※※※※※※※
レイダック国の王都とは言っても、下町は雑多な印象を受けた。
レイダック国のほぼ全ての貴族が王都の貴族街に住んでいて、自分の領地には年に数回視察に行く程度らしいから、貴族街はもう少し洗練されているかもしれない。
「ここは……THE下町って感じだね」
両脇にズラリと屋台のテントが並ぶ。
その全部が食に関係する屋台だ。
レイダック国の王都に住む人達は、家庭で料理をする習慣がなく、ほぼ外食らしい。だからいろいろな食べ物屋台があるのかもしれない。
世界中の美食が集まると言うだけあって、様々な国の料理があった。
グランヴァルト国でポピュラーなハーブのソーセージ。
カルルーク国の国民食、じゃがいもの細切りをチーズと一緒にカリカリに焼いた物。
ランタナ国で見かけた、スパイシーなソースに漬け込んだ肉焼き。
サリア共和国の様々な果物を使ったマチェドニア。
これだけ様々な国の料理が集まるのは、レイダック国に巨大な貨物船があるからだ。
植物がほとんど育たないレイダックは、食糧のほとんどを輸入に頼っている。
「だからってさ、こんな何でもかんでも混ぜなくても良くない?」
様々な国から食材が集まって出来たレイダック料理は……どれもこれもごった煮状態だった。
スープは灰色で、謎の肉を野菜共に煮込んでいる。
パイは、独特な香りがするスパイスを謎の肉に揉み込んで包み、粘りけのあるソースを付けて食べる。
うどんなんて謎の肉入りで、緑色のとろみのある汁だし。
あの国の調味料と、この国の野菜を、どうして組み合わせたんだ……という疑問が浮かんじゃうくらい、私の口には合わなかった。
食なんて好みの問題だから、別に私の好みじゃなかっただけで、レイダック料理最高! って人もいるんだろう。
そもそも私がレイダック料理に苦手意識を持ったのは、いろいろな料理に使われている、謎の肉が原因だ。
「泥臭いし、ちょっと苦味があるし、何だか粘り気がある感じがする……。何の肉?」
「ガロ肉です」
忍者のタマゴの一人、私に襲いかかってきた少年が答えた。どうやら彼が、子供達の中でリーダー的な立場らしい。名前はマインだったかな。
ガロ肉が何か知らないけど、肉屋の中に、たくさんの同じ動物の肉が吊るされているから、きっとソレだろう。
ズラリと並ぶ屋台は、肉屋の数が圧倒的に多いから気になってはいたんだ。
「レイダックでは沼地がたくさんあって、そこにガロがたくさんいるんです。世界三大珍味の一つとして有名ですよね」
「……あ、うん。世界三大珍味……ね……」
この世界では、誰もが知っているようなことなのかもしれない。
地球では、キャビア、フォアグラ、トリュフ。日本では、コノワタ、カラスミ、ウニ……。
肉屋に吊るされている下処理済みのガロを見ると、デロリと筋肉質な足が伸びて……うん、元の姿は想像しない方が良さそうだ。
レイダック料理が無理なら、別の国の料理をと思ったのに甘かった。どれもこれもレイダック風にアレンジされた味付けで、食べなれたハーブのソーセージでさえ違和感ありありだった。
「ね? 僕の気持ちが分かったでしょ」
クルトが眉間にシワを寄せる。
これは早急にトウモロコシを何とかしないと、私が困るね。
屋台ではなく、レストランもあることはある。そういう店は庶民にはお高いようだ。
時々、白いゆったりした服を着た人が入って行く。どうやらそれがこの国の貴族様らしい。
貴族街に飽きたのか、下町におりてくる貴族もいる。絶対に屋台に来ることはないようだけど。
白い服はこの国の貴族の象徴で、どれだけ真っ白な服を着るかが、貴族のステイタスなんだって。
王都を一歩出れば、みんな草を食べてるって言うのにねぇ。
「そろそろ、食べ物屋以外の店に行きたいな。案内してくれる?」
言うと、ガロ肉の丸焼きに食い付いていたマイン達の首根っこをクルトが捕まえた。一見、ヒドイ扱いのように見えるけれど、マイン達の顔が嬉しそうだからそっとしとこう。
早く終わらせて、家に帰りたいな……。
1
お気に入りに追加
349
あなたにおすすめの小説
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
転生させて貰ったけど…これやりたかった事…だっけ?
N
ファンタジー
目が覚めたら…目の前には白い球が、、
生まれる世界が間違っていたって⁇
自分が好きだった漫画の中のような世界に転生出来るって⁈
嬉しいけど…これは一旦落ち着いてチートを勝ち取って最高に楽しい人生勝ち組にならねば!!
そう意気込んで転生したものの、気がついたら………
大切な人生の相棒との出会いや沢山の人との出会い!
そして転生した本当の理由はいつ分かるのか…!!
ーーーーーーーーーーーーーー
※誤字・脱字多いかもしれません💦
(教えて頂けたらめっちゃ助かります…)
※自分自身が句読点・改行多めが好きなのでそうしています、読みにくかったらすみません
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
夫婦で異世界に召喚されました。夫とすぐに離婚して、私は人生をやり直します
もぐすけ
ファンタジー
私はサトウエリカ。中学生の息子を持つアラフォーママだ。
子育てがひと段落ついて、結婚生活に嫌気がさしていたところ、夫婦揃って異世界に召喚されてしまった。
私はすぐに夫と離婚し、異世界で第二の人生を楽しむことにした。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる