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新しい仲間
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役所に向かう前に、衣料品の屋台で三人分の古着の服を買い揃えた。
変えも必要だからと思って、二着づつと下着は三セット購入したら、かなりの荷物になった。リュックを持って来て良かった。
サイズは適当だけど、大丈夫だ……と思う。
公衆浴場では汚れた奴隷は断られてしまったけど、一時間の貸し切りを交渉すると、何とか許可を貰った。
入浴後にお湯の交換と清掃するのも考慮して、5000ペリンで交渉した。入浴料金は一人50ペリンだから、公衆浴場側にも悪くない話しだったと思う。途中からニコニコしていたからね。
役所に入ると、奴隷商館の店主と、昨日屋敷の手続きをしてくれた受付のお兄さんが私を待っていた。
「遅くなってすみません」
本当はもう少し早く着くはずだったのだ。公衆浴場から役所への道を一本間違えなければ。
もう昼だ。
「マイカ・イシカワ様。こちらへどうぞ」
衝立で仕切られた応接室に通された。一応、受付のお兄さんに、昨日はどうもと一言かけて椅子に座った。
「今回は奴隷の購入で間違いないですか?」
「はい」
「では契約内容を確認の上、サインをお願いします」
契約内容の紙をざっと確認する。
奴隷を不当に害してはいけない、という内容がほとんどだ。奴隷でも最低限の人権は保証されているようで、安心した。
後は奴隷解放に関することも書いている。
購入から三年後、お金さえあれば奴隷から解放出来るらしい。
サインをしようとペンを持つと、お兄さんがサッと名前の見本を渡してくれた。素晴らしいね。出来たお兄さんだ。
「こちらはご購入の奴隷の情報です」
渡された書類には、奴隷三人の情報が書いてあった。
・ヴィム 25歳 男 元騎士 借金奴隷
・リリア 12歳 女 元商家の子供 借金奴隷
・レオナルド 8歳 男 元商家の子供 借金奴隷
男は髭と前髪で顔が隠れていたから、見た目で年齢が分からなかったけど、以外と若いな。元騎士なら護衛にもいいな。
子供の男女は姉弟だった。元商家と言うことは、子供といえども常識が身に付いているかもしれない。この世界の常識をさりげなく教えてもらおう。
「後は支払いになります。一人1万ペリンで、三人で3万ペリンです」
お金を崩したかったので、大金貨1枚を出すと、奴隷商館の店主は一瞬驚いた顔をした。
「大金貨ですか……。ではご購入の奴隷とお釣りを持って参りますので、しばしお待ちください」
奴隷商館の店主は役所を出て行く。動きを目で追っていると、出来る男の役所のお兄さんが捉してくれた。
「役所の裏側に奴隷商館があるんです。本当にすぐに戻ってくると思いますよ」
痒いところに手の届く男だ。既婚者じゃなかったら惚れてるよ。左手の薬指に指輪をしているから惚れないけれどね。指輪に地球と同じ意味合いがあるかは分からないけど。
奴隷商館の店主と一緒に、奴隷三人がやってきた。
「こちらがお釣りです。ご確認ください」
金貨9枚、大銀貨7枚。確かにあるのを確認して、ポシェットの巾着にしまった。
「奴隷はその印として、首輪、腕輪、足輪のどれかを身に付けることになります。これは主人に絶対服従の証です。主人を害する行動をすれば、自動で罰を与える仕組みです。
お好きな物をお選びください」
首輪は駄目だ。目立ちすぎる。腕輪は日常作業に邪魔だろう。
「足輪かなぁ」
「では足輪を3つ」
まずは少年、レオナルドを椅子に座らせて足首にブロンズ色の足輪を着けた。
「ここにイシカワ様の血を一滴垂らして下さい」
「血を?」
「主人の登録をします」
血で登録だなんて、急にファンタジーな話だ。針を渡されて、躊躇わずに指を刺す。ぷくりと出た血は垂れるほど出ず、足輪に直に触れて血を擦り付けた。
「はやく足輪つけて下さい! あと二人分、すぐやります」
何度も指を指すなんて嫌だ。血が残っているうちに終わらせたい。
私が急かしたので、役所のお兄さんも手伝って残り二人の足に足輪をつけた。
指に残った血を二人の足輪につける。何とか少量の血で登録出来たようだ。
「これで完了ですね。お疲れ様でした。
こちらが三人分の身分証になります。主人が管理しても良いですし、本人に持たせても構いません」
渡された三枚の身分証は、私が持っている物と少し色が違う。奴隷用だからだろうか。
「また奴隷が入り用でしたら、ご来店ください」
役所のお兄さんと奴隷商館の店主に見送られながら、役所を後にした。
「さて、自己紹介とかいろいろしたいことがあるけど、まずは着いてきてね」
三人は無言だ。
命じられたこと意外、身体の自由が効かないと言っていたから、もしかしたら会話の自由もないのかもしれない。
私が着いて来るように言ったから、三人は無言で私の後を着いてくる。
前髪で表情が見えないけど、きっと虚ろな目をしているんだろうな。見えなくて良かった。
ヴィムは180センチは越えるだろう長身で、黒い髪をしている。髭面と肩より伸びた髪を見れば、一年以上は奴隷だったのかもしれない。奴隷なら栄養状態もあまり良くなかっただろう。元騎士と言うわりに筋肉も薄く、痩せている。
リリアは腰まであるグレーの髪の少女で、痩せてはいるが、ガリガリすぎることもなかった。奴隷になってまだそれほど時がたっていないのかもしれない。
レオナルドは姉と同じ色の髪で、8歳にしては少し小柄な印象だった。
「もう昼も過ぎたし、お腹空いたね。パン屋さんがあるから買ってくるね」
道すがら見つけたパン屋に寄る為に、三人は店の外にあるベンチに座って待っていて貰った。
パン屋と言っても日本のように様々な菓子パンや惣菜パンが並んでいるわけではない。大きいか小さいか、丸いか細長いかくらいの選択肢だ。
私と子供達はそれほど食べないと思うが、ヴィムはどうだろう。身長があるから、たくさん食べるだろうか。お腹いっぱい食べさせてあげたいけど、急に食べたらお腹壊すかな。……その時は熊の肝を飲ませようか。
結局、バターロールくらいのサイズのパンを少し多めに20個買った。余ったら夜でも食べられるからね。
一緒にベリーのジャムと、お茶を水筒ごと4つ買った。水筒は返しにくると返金システムになっているらしい。
気になるのは、20個買ってもジャムの値段の半分にもならなかったこと。安すぎないかな。
「お待たせ。お店の裏側にあるベンチに移動しよう。食事の許可貰ったから」
店の脇を通って裏側に行くと、二人掛けベンチが3つ並んでいた。
ベンチに座るように言うと、三人とも無言で座った。
「甘い物、苦手な人はいる?」
一応聞いて見たがやはり無言だ。全員好きと言うことにしよう。
ロールパンを半分に割って、中にベリーのジャムを塗る。それぞれ手渡して食べるように促すと、みんなモソモソと食べ始めた。
リリアとレオナルド姉弟がパンを両手で持って、ちまちま食べている姿が、リスみたいで可愛い。
ヴィムはパクりと一口でロールパンを食べてしまって驚いた。
リリアとレオナルドも、じっと見ている。きっと私と同じく驚いているんだろうな。
またジャムを塗って渡すと、やっぱり一口で食べる。瞬時に消えるパンが面白くて、どんどんあげていったら、あっという間にパンが全部なくなった。
「あ~~っ! ごめんね! つい面白くて給仕が止まらなかったよ。食べ過ぎでお腹苦しくない?」
私とリリアとレオナルドが二個づつ食べて、残りは全部ヴィムに食べさせてしまった。
ジャムも全部なくなったから、胃もたれしちゃうかな?
お腹壊さないよね?
無理矢理食べさせた……みたいな感じになったのかな? お腹いっぱいでも奴隷は主人に渡されたら拒否出来ないだろう。
さっそく、パワーハラスメントしてしまったか。
「お腹痛くなったら言ってね、ヴィム」
ヴィムは無言で微かに頷いた。
おお! 意思の疎通は出来てる……のかな?
「と、とりあえずお茶をどうぞ」
みんなに配ると、一斉に飲み始めた。……パンだけじゃ喉渇くよね。最初に配れば良かった。至らぬ主人でごめんよ。
空になった水筒をパン屋に返して、さぁ、出発だ!
変えも必要だからと思って、二着づつと下着は三セット購入したら、かなりの荷物になった。リュックを持って来て良かった。
サイズは適当だけど、大丈夫だ……と思う。
公衆浴場では汚れた奴隷は断られてしまったけど、一時間の貸し切りを交渉すると、何とか許可を貰った。
入浴後にお湯の交換と清掃するのも考慮して、5000ペリンで交渉した。入浴料金は一人50ペリンだから、公衆浴場側にも悪くない話しだったと思う。途中からニコニコしていたからね。
役所に入ると、奴隷商館の店主と、昨日屋敷の手続きをしてくれた受付のお兄さんが私を待っていた。
「遅くなってすみません」
本当はもう少し早く着くはずだったのだ。公衆浴場から役所への道を一本間違えなければ。
もう昼だ。
「マイカ・イシカワ様。こちらへどうぞ」
衝立で仕切られた応接室に通された。一応、受付のお兄さんに、昨日はどうもと一言かけて椅子に座った。
「今回は奴隷の購入で間違いないですか?」
「はい」
「では契約内容を確認の上、サインをお願いします」
契約内容の紙をざっと確認する。
奴隷を不当に害してはいけない、という内容がほとんどだ。奴隷でも最低限の人権は保証されているようで、安心した。
後は奴隷解放に関することも書いている。
購入から三年後、お金さえあれば奴隷から解放出来るらしい。
サインをしようとペンを持つと、お兄さんがサッと名前の見本を渡してくれた。素晴らしいね。出来たお兄さんだ。
「こちらはご購入の奴隷の情報です」
渡された書類には、奴隷三人の情報が書いてあった。
・ヴィム 25歳 男 元騎士 借金奴隷
・リリア 12歳 女 元商家の子供 借金奴隷
・レオナルド 8歳 男 元商家の子供 借金奴隷
男は髭と前髪で顔が隠れていたから、見た目で年齢が分からなかったけど、以外と若いな。元騎士なら護衛にもいいな。
子供の男女は姉弟だった。元商家と言うことは、子供といえども常識が身に付いているかもしれない。この世界の常識をさりげなく教えてもらおう。
「後は支払いになります。一人1万ペリンで、三人で3万ペリンです」
お金を崩したかったので、大金貨1枚を出すと、奴隷商館の店主は一瞬驚いた顔をした。
「大金貨ですか……。ではご購入の奴隷とお釣りを持って参りますので、しばしお待ちください」
奴隷商館の店主は役所を出て行く。動きを目で追っていると、出来る男の役所のお兄さんが捉してくれた。
「役所の裏側に奴隷商館があるんです。本当にすぐに戻ってくると思いますよ」
痒いところに手の届く男だ。既婚者じゃなかったら惚れてるよ。左手の薬指に指輪をしているから惚れないけれどね。指輪に地球と同じ意味合いがあるかは分からないけど。
奴隷商館の店主と一緒に、奴隷三人がやってきた。
「こちらがお釣りです。ご確認ください」
金貨9枚、大銀貨7枚。確かにあるのを確認して、ポシェットの巾着にしまった。
「奴隷はその印として、首輪、腕輪、足輪のどれかを身に付けることになります。これは主人に絶対服従の証です。主人を害する行動をすれば、自動で罰を与える仕組みです。
お好きな物をお選びください」
首輪は駄目だ。目立ちすぎる。腕輪は日常作業に邪魔だろう。
「足輪かなぁ」
「では足輪を3つ」
まずは少年、レオナルドを椅子に座らせて足首にブロンズ色の足輪を着けた。
「ここにイシカワ様の血を一滴垂らして下さい」
「血を?」
「主人の登録をします」
血で登録だなんて、急にファンタジーな話だ。針を渡されて、躊躇わずに指を刺す。ぷくりと出た血は垂れるほど出ず、足輪に直に触れて血を擦り付けた。
「はやく足輪つけて下さい! あと二人分、すぐやります」
何度も指を指すなんて嫌だ。血が残っているうちに終わらせたい。
私が急かしたので、役所のお兄さんも手伝って残り二人の足に足輪をつけた。
指に残った血を二人の足輪につける。何とか少量の血で登録出来たようだ。
「これで完了ですね。お疲れ様でした。
こちらが三人分の身分証になります。主人が管理しても良いですし、本人に持たせても構いません」
渡された三枚の身分証は、私が持っている物と少し色が違う。奴隷用だからだろうか。
「また奴隷が入り用でしたら、ご来店ください」
役所のお兄さんと奴隷商館の店主に見送られながら、役所を後にした。
「さて、自己紹介とかいろいろしたいことがあるけど、まずは着いてきてね」
三人は無言だ。
命じられたこと意外、身体の自由が効かないと言っていたから、もしかしたら会話の自由もないのかもしれない。
私が着いて来るように言ったから、三人は無言で私の後を着いてくる。
前髪で表情が見えないけど、きっと虚ろな目をしているんだろうな。見えなくて良かった。
ヴィムは180センチは越えるだろう長身で、黒い髪をしている。髭面と肩より伸びた髪を見れば、一年以上は奴隷だったのかもしれない。奴隷なら栄養状態もあまり良くなかっただろう。元騎士と言うわりに筋肉も薄く、痩せている。
リリアは腰まであるグレーの髪の少女で、痩せてはいるが、ガリガリすぎることもなかった。奴隷になってまだそれほど時がたっていないのかもしれない。
レオナルドは姉と同じ色の髪で、8歳にしては少し小柄な印象だった。
「もう昼も過ぎたし、お腹空いたね。パン屋さんがあるから買ってくるね」
道すがら見つけたパン屋に寄る為に、三人は店の外にあるベンチに座って待っていて貰った。
パン屋と言っても日本のように様々な菓子パンや惣菜パンが並んでいるわけではない。大きいか小さいか、丸いか細長いかくらいの選択肢だ。
私と子供達はそれほど食べないと思うが、ヴィムはどうだろう。身長があるから、たくさん食べるだろうか。お腹いっぱい食べさせてあげたいけど、急に食べたらお腹壊すかな。……その時は熊の肝を飲ませようか。
結局、バターロールくらいのサイズのパンを少し多めに20個買った。余ったら夜でも食べられるからね。
一緒にベリーのジャムと、お茶を水筒ごと4つ買った。水筒は返しにくると返金システムになっているらしい。
気になるのは、20個買ってもジャムの値段の半分にもならなかったこと。安すぎないかな。
「お待たせ。お店の裏側にあるベンチに移動しよう。食事の許可貰ったから」
店の脇を通って裏側に行くと、二人掛けベンチが3つ並んでいた。
ベンチに座るように言うと、三人とも無言で座った。
「甘い物、苦手な人はいる?」
一応聞いて見たがやはり無言だ。全員好きと言うことにしよう。
ロールパンを半分に割って、中にベリーのジャムを塗る。それぞれ手渡して食べるように促すと、みんなモソモソと食べ始めた。
リリアとレオナルド姉弟がパンを両手で持って、ちまちま食べている姿が、リスみたいで可愛い。
ヴィムはパクりと一口でロールパンを食べてしまって驚いた。
リリアとレオナルドも、じっと見ている。きっと私と同じく驚いているんだろうな。
またジャムを塗って渡すと、やっぱり一口で食べる。瞬時に消えるパンが面白くて、どんどんあげていったら、あっという間にパンが全部なくなった。
「あ~~っ! ごめんね! つい面白くて給仕が止まらなかったよ。食べ過ぎでお腹苦しくない?」
私とリリアとレオナルドが二個づつ食べて、残りは全部ヴィムに食べさせてしまった。
ジャムも全部なくなったから、胃もたれしちゃうかな?
お腹壊さないよね?
無理矢理食べさせた……みたいな感じになったのかな? お腹いっぱいでも奴隷は主人に渡されたら拒否出来ないだろう。
さっそく、パワーハラスメントしてしまったか。
「お腹痛くなったら言ってね、ヴィム」
ヴィムは無言で微かに頷いた。
おお! 意思の疎通は出来てる……のかな?
「と、とりあえずお茶をどうぞ」
みんなに配ると、一斉に飲み始めた。……パンだけじゃ喉渇くよね。最初に配れば良かった。至らぬ主人でごめんよ。
空になった水筒をパン屋に返して、さぁ、出発だ!
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