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第1章 異世界に立つ
第十二話 魔法概要(読まなくてもOK)
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魔法には《詠唱》《魔力》《触媒》が必ず必要。
《詠唱》
詠唱とは魔法発動の為のキーである。魔法ごとに決まった詠唱があり、更に法則もある。
ダズ
バズ
デラ
テラ
これらが魔力量、
ファイ
ウーンズ
ウィンテ
アー
これらが属性、
アローリア
トルトニス
これらが事象となる。
これを組み合わせて起動キーを作る。
例として、一本の炎の矢《ファイアーアロー》を撃つ魔法陣の起動キーとなる呪文は、
ダズ、ファイ、アローリア
となる。
《魔力》
詠唱で決められた構築式によって、必要魔力が決まってくる。
例をあげれば一本のファイアーアローの魔法の詠唱を唱え、対応した触媒を持ち、必要な魔力があれば必ずファイアーアローは発動する。必要魔力量は詠唱によって決まるので、大量に魔力を流し込んで極大のファイアーアローを撃つとかは出来ず、それをしたいなら詠唱から構築式を書き換えなければならない。
テラ、ファイ、アローリアのように。
魔力は使用すればするほど最大魔力量が増えると言われている。
いくら詠唱と触媒を用意出来ても、自身にそれに見合う魔力量が無ければ発動することが出来ない。なので、一般的に魔法を使う人で魔法を鍛えると言う時は、魔力量の底上げをすることを言う。
《触媒》
全ての触媒は使用すると消費される。
一般的なクラスの魔法ならば、魔物の体内から取れる魔石で良い。
魔石の大小にも関連がある。
小は親指の爪ほど、中はピンポン玉、大で拳ほど。更に大きな魔石の場合は、使用回数も増える。
例として、
ファイアーアローを撃つ為の触媒が、小の大きさの魔石を必要とするならば、大の魔石ならばそれ一つでファイアーアロー100発は撃てる。
ファイアーストームという魔法が、魔石の大を必要とするならば、ファイアーストームを撃つには大一つか、中を10個、もしくは小魔石100個を必要とする。
特別な魔法には特別な触媒が必要となり、例えばジョークルホープスと言う魔法の触媒は、水竜の鱗が必要となる。
《発動体》
発動体とはいわゆる魔法陣であり、〈使用魔力量〉〈属性〉〈発動形態〉の3つをルーン文字と言う魔法専用の言葉で記され、詠唱の代わりとして使用する事が出来る。主に魔道具作製の為の技術だ。
発動体は詠唱の代わりとなる魔法の構築式として、魔法陣が描かれている物ならばなんでも良い。それが本であれ、剣であれ、杖であれ、正確な魔法陣が描かれているなら物は問わない。
前衛職などは自分にとって必須な魔法陣を刺青として身体に刻んでおく事で、詠唱なしで即座に必要な魔法を発動させるという方法を取っている者もいる。
もちろん発動体となる魔法陣は詠唱の代わりとなるだけなので、魔力も触媒も持っていることが前提だ。
また、事前に発動体を用意をしていなくとも、詠唱の代わりにその場でルーン文字を使って魔法陣を地面などに描いても良い。
【魔法使い】と呼ばれる人たちは、ルーン文字を使って魔法陣を構築出来る人たちのことを指す。
《詠唱》
詠唱とは魔法発動の為のキーである。魔法ごとに決まった詠唱があり、更に法則もある。
ダズ
バズ
デラ
テラ
これらが魔力量、
ファイ
ウーンズ
ウィンテ
アー
これらが属性、
アローリア
トルトニス
これらが事象となる。
これを組み合わせて起動キーを作る。
例として、一本の炎の矢《ファイアーアロー》を撃つ魔法陣の起動キーとなる呪文は、
ダズ、ファイ、アローリア
となる。
《魔力》
詠唱で決められた構築式によって、必要魔力が決まってくる。
例をあげれば一本のファイアーアローの魔法の詠唱を唱え、対応した触媒を持ち、必要な魔力があれば必ずファイアーアローは発動する。必要魔力量は詠唱によって決まるので、大量に魔力を流し込んで極大のファイアーアローを撃つとかは出来ず、それをしたいなら詠唱から構築式を書き換えなければならない。
テラ、ファイ、アローリアのように。
魔力は使用すればするほど最大魔力量が増えると言われている。
いくら詠唱と触媒を用意出来ても、自身にそれに見合う魔力量が無ければ発動することが出来ない。なので、一般的に魔法を使う人で魔法を鍛えると言う時は、魔力量の底上げをすることを言う。
《触媒》
全ての触媒は使用すると消費される。
一般的なクラスの魔法ならば、魔物の体内から取れる魔石で良い。
魔石の大小にも関連がある。
小は親指の爪ほど、中はピンポン玉、大で拳ほど。更に大きな魔石の場合は、使用回数も増える。
例として、
ファイアーアローを撃つ為の触媒が、小の大きさの魔石を必要とするならば、大の魔石ならばそれ一つでファイアーアロー100発は撃てる。
ファイアーストームという魔法が、魔石の大を必要とするならば、ファイアーストームを撃つには大一つか、中を10個、もしくは小魔石100個を必要とする。
特別な魔法には特別な触媒が必要となり、例えばジョークルホープスと言う魔法の触媒は、水竜の鱗が必要となる。
《発動体》
発動体とはいわゆる魔法陣であり、〈使用魔力量〉〈属性〉〈発動形態〉の3つをルーン文字と言う魔法専用の言葉で記され、詠唱の代わりとして使用する事が出来る。主に魔道具作製の為の技術だ。
発動体は詠唱の代わりとなる魔法の構築式として、魔法陣が描かれている物ならばなんでも良い。それが本であれ、剣であれ、杖であれ、正確な魔法陣が描かれているなら物は問わない。
前衛職などは自分にとって必須な魔法陣を刺青として身体に刻んでおく事で、詠唱なしで即座に必要な魔法を発動させるという方法を取っている者もいる。
もちろん発動体となる魔法陣は詠唱の代わりとなるだけなので、魔力も触媒も持っていることが前提だ。
また、事前に発動体を用意をしていなくとも、詠唱の代わりにその場でルーン文字を使って魔法陣を地面などに描いても良い。
【魔法使い】と呼ばれる人たちは、ルーン文字を使って魔法陣を構築出来る人たちのことを指す。
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