異世界でも馬とともに

第１章 異世界転移

登場人物紹介１

＜五十嵐いがらし悠馬ゆうま＞ 
黒髪、身長170cm、体重約60kg、亡くなった年齢は35歳。
乗馬クラブのトレーナー兼インストラクター。
子どもの頃動物とばかり過ごしたためか、人間の女性には興味がなく、独身のままだった。
ルナのことは、恋人のように思っており、できれば結婚したいと思っていた。
愛馬のルナと共に死亡するが、調停者により新しい身体で異世界へ転移した。

＜ルナ（転移前）＞ 
サラブレッド。
体高約160cm、体重約400kg、亡くなった年齢は9歳。
月毛（サラブレッドの毛色として月毛は認められていないため、登録は栗毛）、薄い金色の被毛にクリーム色のたてがみと尾。
競争馬としては結果を出せず、未勝利のま引退し、悠真に引き取れた。
競争馬時代は別の名前だったが、悠真がその美しい月毛から「ルナ」と名付けた。
馬場馬としての才能があったようで、その運動は美しく人を惹き付けるものがあった。
悠馬と共に死亡するが、調停者により新しい身体で異世界へ転移した。

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＜ユウマ＞ 
銀髪、黒目、身長175cm、体重約50kg。
戦闘には向かないが、調停者の加護によりMP上限なしとなったため、MP消費防御スキルとの組み合わせで、守りがほぼ完璧になっている。 
元々動物に好かれやすい体質だが、獣神の加護と馬女神の加護により、特に馬や馬系魔物に非常に好かれるようになった。
感覚が、色々と少しずれている。

＜ルナ（転移後）＞
ハイ・ホース。
被毛・たてがみ・尾がすべて銀色、黒目、体高約150cm（この世界の標準的な体高）、体重は秘密。
転移後異世界に来てユウマと結婚する。 
ユウマのサポート役であるが、ツッコミ役になることも多い。
馬の上位種でかつ神秘的な雰囲気を持つことに加え、馬女神の加護の影響もあり、他の馬だけでなく馬系の魔物からも一目置かれる。 
ユウマのことは「あなた」と呼ぶ。
一人称は「私」。

＜クレア＞
ユニコーン。
被毛・角は白、たてがみ・尾は薄い青紫、青目、体高約140cm、体重は秘密。 
昔荒れており、人間にも悪さをしていたが、女性の元勇者の冒険者に負けてしばらく従魔になっていた。人間の知識な知識はこの時教えてもらったらしい。
主との契約が解かれた後は各地を彷徨っていたが、バイコーンと出会い、そこでバトルを繰り返していた。
ユウマに魅かれて、自ら従魔になる。 
名前は、ユウマがクリーンなイメージからそう名付けた 。
ユウマのことは「マスター」と呼ぶ。
一人称は「私」。

＜ステラ＞ 
バイコーン。
被毛はやや紫がかったグレー、角は黒、たてがみ・尾は白、赤目、額に星、体高約140cm、体重は秘密。 
ずっと皆に忌み嫌われていたが、ユニコーンと出会い、バトルする日々を過ごしていた。 
ユニコーンに刺激され、ユウマの従魔になる。 
最初は突っ張っていたが、ユウマの温かさに触れて心を開く。 
名前は、ユウマが夜空のイメージからそう名付けた 。
ユウマのことは「ユウマ」と呼ぶ。
一人称は「アタシ」。

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＜ボルム＞
セラネスのギルドマスター。
高い能力値と、強力なスキルを持っている（祖父が勇者だったため）。
統率力もあり、他のギルドマスターからも信頼されている。

＜ノア＞
セラネスのギルドで受付をやっている猫の獣人。
猫要素は、耳と尻尾程度。

＜コリー＞
ワーテンのギルドマスター。
見かけは二足歩行のボーダーコリー。ただし、手は人の手である。
ボーダーコリーの子（♀）を飼っている。
ユウマに撫でられるのを、極端に嫌がっている。

＜ギザール＞
冒険者。ライア、ルコルとパーティーを組んで活動している。
ジョーンズの移動時には大抵護衛を務める。

＜ライア＞
冒険者。パーティーを組んでいるルコルと結婚した。
明るい性格だが、一つのことに熱中すると、周りが見えなくなる。
ステラのことを気に入っている。

＜ルコル＞
冒険者。パーティーを組んでいるライアと結婚した。
真面目な性格で、ライアに振り回され気味。

＜ジョーンズ＞
ワーテンを中心に商売をしている商人。
ボルムとは先代からの付き合いで、お互い信頼し合う仲。

＜ハル＞
ワーテンに繋養されている馬車馬のリーダー的存在。
気が強いが、ユウマの前ではしおらしく振る舞っている。

＜ベルタス＞
セラネスの乗馬施設の責任者。