地平の月

中学生の頃家族を失い、叔母に引き取られて育った、関戸瑠奈(せきど るな)。
その叔母を亡くし、遺品を調べるうちに、奇妙な手紙の束を見つける。
『瑠奈をかえして』。
書かれた言葉にも、差出人にも心当たりがなく戸惑うが、やがて身のまわりで色々なことが起こり始める。

血だらけの制服を着た少女の幽霊。
同僚との仲を疑い、悪意をぶつけてくる先輩社員。
過去を掘り返そうとするフリージャーナリスト。

果たして瑠奈は、ずっと見ぬふりをしてきた過去の恐怖に、今こそ向き合えるのか----。





<使用画像>
表紙→photoAC
タイトル文字→かんたん表紙メーカー
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,266 位 / 192,266件 ホラー 6,817 位 / 6,817件

あなたにおすすめの小説

猫のおでん屋

SHOTARO
ホラー
「猫のおでん屋」のおでんは、美味にして珍味。 だが、あまり流行っていない…… その理由は? 他サイトにも投稿予定

そこに、いる。

サキ
ホラー
日常生活で何もいないはずなのに、そこにいる気がすることはありませんか?お風呂に入っている時、家のドアを開けた時、眠っているベッドの下…。いないのに感じる恐怖とはなにか。本当は「なにか」がそこにいるのかもしれません。

小さな部屋

瑞多美音
ホラー
 小さな部屋をテーマにした短編です。  全く別のお話になりますのでどちらから読んでいただいても大丈夫です。 〜ある少女の場合〜   「あれ、ここどこ……」  目が覚めると小さな部屋に閉じ込められていた。  手は拘束され、誰もいない薄暗い部屋でクスクスと変な声も聞こえている……  なぜ自分は生かされているのだろう。  どうしてここにいるのかわからないままに過ぎていく日々……そんなある日、目が覚めると元通りの生活が。  あの日々はただの悪夢だったのか、それとも…… 〜ある一家の場合〜  「母さんいい加減僕たちを出してくれよ!」  「……だめよ、あなたを出すことはできない」  息子を別荘の地下に閉じ込めて約ひと月。  「僕たち一緒になったんだ」  あの時、血の海の中心にいた息子いや、あの悪魔は何かを食べていた……人の指に見えるソレを。  優等生で前途有望といわれた自慢の息子があんな悪魔だったなんてーー  どうか返事が返ってきませんように……願いを胸に秘め毎週扉をノックする。  ああ、早くいなくなってくれないかしら……  ※※※  〜ある一家の場合〜には 〈残酷/グロ/食人〉が含まれます。ご注意ください。  ※※※  ※この物語はフィクションです。   残酷なシーンなどございますのでお食事時を避けることをお勧めします。   タグやあらすじをご確認の上お進みください。よろしくお願いします。  

呼ばれた者

風見鳥
ホラー
執筆中のものです。学友である二人の男を通して、人知の外にあるものに近づいてゆく物語です。 オカルトな奇譚としては先人の影響を濃く表明したものです。

疑心暗鬼

dep basic
ホラー
高校3年生のシュンは、イケメンで成績優秀な完璧な生徒だが、日常の退屈さに悩んでいた。しかし、ある日を境に彼の平凡な学校生活は一変する。不可解な出来事が次々と起こり始め、シュンは自分の周りで起こる怪奇現象の謎を解き明かそうとする。

あーあ。それ、壊しちゃったんだ? 可哀想に。もう助からないよ、君ら。

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
ホラー
流行から少し遅れ、祠を壊しました。 ****** 僕らの学校では「悪いことが格好いい」と流行っていた。 カーストトップの奴らが自慢する行為に苦々しい思いをしていた普通モブの僕らのグループは、呪われると言われている学校裏の祠を壊そうと決め……。

The Backrooms イチカの場合

安川某
ホラー
The Backroomsは海外掲示板発祥のカルト的な人気を誇る都市伝説的なオカルトシェアコンテンツです。 ある日、何気ない現実の日常からあなたは巨大な迷宮に足を踏み入れることになります。 そこは日常に近い景色でありながらどこか奇妙で異質な空間。 おそろしい罠や正体不明の生物に遭遇することも珍しくありません。 生還するためには、wikiに記載された世界中の放浪者から寄せられた情報が頼りです。 The Backrooms自体はストーリーを持たない「みんなで考えた設定」の集合体に過ぎません。 この作品はそんなThe Backroomsの設定を元に小説化したものになります。 読み進め始めたら止まらないThe Backroomsの世界の素晴らしさを一緒に体感できたら幸いです。 "あなたが注意を怠って、おかしな所で現実から外れ落ちると、古くて湿ったカーペットの匂いと、単調な黄の狂気と、最大限にハム音を発する蛍光灯による永遠に続く背景雑音と、約十五兆 m2 を超えて広がるランダムに区分けされた空き部屋に閉じ込められるだけの ”The Backrooms” に行き着くことになるのです。 もし、近くで何かがうろうろしているのが聞こえたら、それはきっとあなたが出す音に気付いていることでしょう。あなたに神の救いを" なお、執筆にあたり日本語版wikiの内容を引用させていただく箇所がございます。 The Backroomsのwikiは常に更新され続けているため、同期しきれない箇所があることをご了承ください。 作者独自の解釈、改変を行う可能性があることをご了承ください。 それでは良い旅を。

秘密の仕事

桃香
ホラー
ホラー 生まれ変わりを信じますか? ※フィクションです

処理中です...