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ノートの秘密
衛の行動
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衛の周りではここ数ヶ月奇跡が起きていた。
職場の仲間の発注ミスが次の日には改善されていたり、街で若者がすれ違いざまにケンカをしていたのがお互い謝って仲直りしたり、
道端で体調不良の人の前に救急車が
たまたま通りかかって病院に運んだりと、
それは衛がいつもノートを持ち歩き未来を変えていたからだった。
衛がノートの使い方を上手くこなせる様になっていた頃家でテレビを観ていると、ニュースで
強盗犯罪者が逃走中とマスコミが
取り上げていた。
街頭インタビューに答えてる人達は声を揃えて
近くでこんな事が起こるなんて怖い。と怯えていた。
衛はりさこや子供達が自分の近くに居ない隙を
見計らいノートに書いた。
「どうせなら、、、」
そう独り言を言ってペンを手にする
「今迄の罪を償ってない窃盗犯、強盗犯、殺人犯、暴行犯、ひき逃げ犯、育児放棄、覚醒剤使用犯罪、売人、銃刀法違反犯罪、詐欺犯罪、売春、不法滞在、性犯罪の全てが2週間以内に全員逮捕され刑務所行きになる。なお重罪の殺人や強盗、性犯罪については死刑っと」
そう言って衛は書き足す事を思い出してノートに書いた。
「あとそうそう、犯罪者はまた同じ事繰り返してくからなー。。このノート法律も少し変えられるのかな?
殺人は死刑か無期懲役だよな!
執行猶予なんかいらないーっと!
精神的におかしい奴も人を殺したら同じ罪っと」
「冤罪で捕まった人には国から支援金を貰って
謝罪と釈放!っと!こんなもんかな?」
暫くするとテレビのマスコミは慌ただしく
カメラを回し生放送で警察署に入っていく
犯罪者を移していく!
街頭インタビューでは、まさか近くに犯罪者がいたなんて!まさかあの人が。。。
など様々な声が聞こえて来た
恐ろしい程の犯罪者の人数で、日本中の警察署内は慌ただしかった!犯罪者が警察署内に入り切らない人数が、溢れ返った!
中には、未成年の少年少女や自衛官、
現役の警察官や政治家など有名人も
多数犯罪に加わり逮捕されていた!
冤罪で捕まえてしまったその当時の警察官も
叩かれる事となった!
警察署だけでなく、裁判所、刑務所までも慌ただしい2週間となっていた。
「こんなに罪を償ってない犯罪者がいるのか。。。恐ろしいなーやっぱり犯罪を揉み消してた政治家や警察官もいたんだなー」
色んな大手会社の不祥事までもが、
ネットやニュースにも流れて来ていた。
今までの犯罪者の大半が逮捕され、刑務所に送られた事で、暫くテレビやネット放送はこの話題で持ちきりだった。街角インタビューでは
「性犯罪者が捕まったので女性の夜の一人歩きも安心になりました!」など
「嫌がらせを受けてたので会わなくなって嬉しいです。相当ムカついてたけど今ではやり返さなくて良かったと思ってます。」などと
「いい事じゃないか!犯罪したら罪を償うべきだし俺いい事したよな?」
そう独り言を言いながら浮かれた顔で
衛が会社に行くと社内のザワつきに何事か?と
社内でのみんなの声に耳を疑った。
「橋本常務が会社の金不正してたのが見つかって逮捕されたんだって💦」
「えーやだうちの会社大丈夫ー?」
社内は混乱を招いた
すると後ろから「おはよう」と低い声で肩を叩かれて振り返ると上司が何かを言いたそうに暗い顔をしていた。
「なんか常務の話噂すごいですね!」
衛が言うと、上司が静かに話出した。
「俺は直接接点はなかったんだが俺の同期の斉藤が常務に言われて片棒担いでたんだよ。。。」
「斉藤も今警察に呼ばられて事情聴取うけてる」
「マジですか?」
すると、警察署から帰ってきた社長が何やら掲示板に紙を貼った!
「橋本常務と経理部の斉藤は本日○年○月○日付けで解雇とする」
掲示された紙をみて更に噂は社内で騒ぎとなりあっという間に全部署に広まった。
そんな中いつも明るい事務のパートのおばさんが
暗い顔してため息ばかりついていた。
衛は社内にあるコーヒーを入れておばさんに
渡しながら話かけた。
「元気ないですね?こんな騒ぎで無理もないですけど、どーかしましたか?」
するとおばさんはありがとうございますとかすれた小さな声で言った。
今にも泣きそうな顔で衛が渡したコーヒーをテーブルに置くと早走りでトイレに駆け込んでいった
それをみていたもう1人の事務員の女性が
衛の肩を叩いて話始めた
「あの人の息子さん、学校でクラスの子虐めてたみたいで、その子の体操服を隠したり、お金持って来させたりしたのがバレて逮捕されたのよ」
「えっ」
それを聞いた衛は血の気が一気に引いた!
衛はそこまで考えていなかった
学校で起こったいじめまでもが、世間で大騒ぎになってしまう事まで考えていなかった。
いてもたってもいられずノートをもってトイレに駆け込み鍵をかけノートを開いた!
消しゴムで何度消そうとしても消せず、書いた所をペンで上から消そうとしてもダメだった
破こうとしても破れないどうしていいかわからずトイレの中で座り込んでいると
社員2人組がトイレで用をたしながら話してるのが聞こえた
A「そーいえば山崎の奴出社して来ないと思ったら
警察に昨日の夜捕まったらしいぞ」
B「何やったんだあいつ?」
A「学生の時自分の女に売春させて、その金使って遊んでたんだと」
B「うわーやべーなそれwww」
A「俺今まで悪さして来なくて良かったー💦」
B「俺もーwww」
そう言いながらトイレから出て行った
衛はますます焦っていった
その日は一日中仕事をしていても、
ただ仕事が終わるのを時計を何度も見ていた。
早く家に帰って家族の顔が見たかった
職場の仲間の発注ミスが次の日には改善されていたり、街で若者がすれ違いざまにケンカをしていたのがお互い謝って仲直りしたり、
道端で体調不良の人の前に救急車が
たまたま通りかかって病院に運んだりと、
それは衛がいつもノートを持ち歩き未来を変えていたからだった。
衛がノートの使い方を上手くこなせる様になっていた頃家でテレビを観ていると、ニュースで
強盗犯罪者が逃走中とマスコミが
取り上げていた。
街頭インタビューに答えてる人達は声を揃えて
近くでこんな事が起こるなんて怖い。と怯えていた。
衛はりさこや子供達が自分の近くに居ない隙を
見計らいノートに書いた。
「どうせなら、、、」
そう独り言を言ってペンを手にする
「今迄の罪を償ってない窃盗犯、強盗犯、殺人犯、暴行犯、ひき逃げ犯、育児放棄、覚醒剤使用犯罪、売人、銃刀法違反犯罪、詐欺犯罪、売春、不法滞在、性犯罪の全てが2週間以内に全員逮捕され刑務所行きになる。なお重罪の殺人や強盗、性犯罪については死刑っと」
そう言って衛は書き足す事を思い出してノートに書いた。
「あとそうそう、犯罪者はまた同じ事繰り返してくからなー。。このノート法律も少し変えられるのかな?
殺人は死刑か無期懲役だよな!
執行猶予なんかいらないーっと!
精神的におかしい奴も人を殺したら同じ罪っと」
「冤罪で捕まった人には国から支援金を貰って
謝罪と釈放!っと!こんなもんかな?」
暫くするとテレビのマスコミは慌ただしく
カメラを回し生放送で警察署に入っていく
犯罪者を移していく!
街頭インタビューでは、まさか近くに犯罪者がいたなんて!まさかあの人が。。。
など様々な声が聞こえて来た
恐ろしい程の犯罪者の人数で、日本中の警察署内は慌ただしかった!犯罪者が警察署内に入り切らない人数が、溢れ返った!
中には、未成年の少年少女や自衛官、
現役の警察官や政治家など有名人も
多数犯罪に加わり逮捕されていた!
冤罪で捕まえてしまったその当時の警察官も
叩かれる事となった!
警察署だけでなく、裁判所、刑務所までも慌ただしい2週間となっていた。
「こんなに罪を償ってない犯罪者がいるのか。。。恐ろしいなーやっぱり犯罪を揉み消してた政治家や警察官もいたんだなー」
色んな大手会社の不祥事までもが、
ネットやニュースにも流れて来ていた。
今までの犯罪者の大半が逮捕され、刑務所に送られた事で、暫くテレビやネット放送はこの話題で持ちきりだった。街角インタビューでは
「性犯罪者が捕まったので女性の夜の一人歩きも安心になりました!」など
「嫌がらせを受けてたので会わなくなって嬉しいです。相当ムカついてたけど今ではやり返さなくて良かったと思ってます。」などと
「いい事じゃないか!犯罪したら罪を償うべきだし俺いい事したよな?」
そう独り言を言いながら浮かれた顔で
衛が会社に行くと社内のザワつきに何事か?と
社内でのみんなの声に耳を疑った。
「橋本常務が会社の金不正してたのが見つかって逮捕されたんだって💦」
「えーやだうちの会社大丈夫ー?」
社内は混乱を招いた
すると後ろから「おはよう」と低い声で肩を叩かれて振り返ると上司が何かを言いたそうに暗い顔をしていた。
「なんか常務の話噂すごいですね!」
衛が言うと、上司が静かに話出した。
「俺は直接接点はなかったんだが俺の同期の斉藤が常務に言われて片棒担いでたんだよ。。。」
「斉藤も今警察に呼ばられて事情聴取うけてる」
「マジですか?」
すると、警察署から帰ってきた社長が何やら掲示板に紙を貼った!
「橋本常務と経理部の斉藤は本日○年○月○日付けで解雇とする」
掲示された紙をみて更に噂は社内で騒ぎとなりあっという間に全部署に広まった。
そんな中いつも明るい事務のパートのおばさんが
暗い顔してため息ばかりついていた。
衛は社内にあるコーヒーを入れておばさんに
渡しながら話かけた。
「元気ないですね?こんな騒ぎで無理もないですけど、どーかしましたか?」
するとおばさんはありがとうございますとかすれた小さな声で言った。
今にも泣きそうな顔で衛が渡したコーヒーをテーブルに置くと早走りでトイレに駆け込んでいった
それをみていたもう1人の事務員の女性が
衛の肩を叩いて話始めた
「あの人の息子さん、学校でクラスの子虐めてたみたいで、その子の体操服を隠したり、お金持って来させたりしたのがバレて逮捕されたのよ」
「えっ」
それを聞いた衛は血の気が一気に引いた!
衛はそこまで考えていなかった
学校で起こったいじめまでもが、世間で大騒ぎになってしまう事まで考えていなかった。
いてもたってもいられずノートをもってトイレに駆け込み鍵をかけノートを開いた!
消しゴムで何度消そうとしても消せず、書いた所をペンで上から消そうとしてもダメだった
破こうとしても破れないどうしていいかわからずトイレの中で座り込んでいると
社員2人組がトイレで用をたしながら話してるのが聞こえた
A「そーいえば山崎の奴出社して来ないと思ったら
警察に昨日の夜捕まったらしいぞ」
B「何やったんだあいつ?」
A「学生の時自分の女に売春させて、その金使って遊んでたんだと」
B「うわーやべーなそれwww」
A「俺今まで悪さして来なくて良かったー💦」
B「俺もーwww」
そう言いながらトイレから出て行った
衛はますます焦っていった
その日は一日中仕事をしていても、
ただ仕事が終わるのを時計を何度も見ていた。
早く家に帰って家族の顔が見たかった
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