上 下
22 / 65

本気で怒る・上

しおりを挟む
久しぶりの休日だったのでみんなでアルバノンを回る事にした。
「戦闘服ぐらいしか皆無いな…困ったなー。よし作るか!」
そして街の布屋に言って布やシルクや革
や織物などと装飾品買って宿に戻り。隠蔽スキルで高速で採寸して高速で仕立てた。洗濯魔法で綺麗にして完成して頃には朝の6時だった。疲れ過ぎて時間止めて寝た。そして起きて時間を動かして朝ごはん作って皆起こした。
「皆時間だから起きて」
よく見ると真ん中にルイとシャル右には
桜とアイリス、左には焔とリアが寝ていた。アイリスは桜の左手を握っていて、リアは焔を抱きながら寝ていた。思わず
「二人に任せて正解だったな…」
すると焔、リアペアが先に起きた。
「雄也おはよぉ~焔起きなさい」
揺らして起こした。
「おはようございますぅ~ふぁ~」
目を擦りながら眠たそうにしていた。そして何か忘れていたことに気づいた。
「すまん!焔、リア、皆を起こしといてくれ。」
急いで仕立てた服を別の部屋に置いて何事も無かったかのように戻ったタイミングでアイリスペアとシャルペアが起きていた。そして俺は桜と焔に和食を出した。
「桜と焔は和食ね。」
するとポロポロ涙を流しながら
「まさか…故郷の味をここで食べらるとは…」
「そうか、それは良かった」
そうかいつか桜ノ国にも言ってみたいなそんな事を思いながらパンをかじってコーヒーをすすっているとアイリスが耳うちしてきて
「あ、あの凄く言いにくいんですけどランジェリーショップ行きたいです。」
思わずコーヒーを吹き出しそうになってむせた。
「そ、そうか」
そしてアイリスは
「私のでは無く桜と焔のです。」
仕方ないあの時に胸囲設定を間違えた俺だ。ここは責任を取るか
「いいぞ。」
「本当ですか?!」
「勿論だ。」
それを見ながらリアと焔そして桜とシャルとルイが
「リア、雄也とアイリスって夫婦見たいですね。」
「いつもの事よ。ほっときなさい。そうよねシャル」
そして夕方にミルクティーをすすりながら
「そうなのです。ほっとくのです。」
桜はアイリスを見て動かない。そしてルイが心配になって肩をとんとんしたら物凄い目で
「ルイどうしたの?」
握っていたホークはスクラップになっていた。
「桜、おねーちゃん大丈夫?」
そして我に帰ったかのように
「何でもないよ。」
そんなこんなで朝ごはんが終わり、いよいよサプライズをする事にした。
「皆、今日休日だったよね。」
「「はい!なのです。」」
「それじゃみんなにプレゼントだ!」
転移を使い服を隠した部屋に連れていった。
「お前達の私服だ。」
そして部屋を出て俺も着替える事にした。一応全員の服は全員に付けてる指輪でフォームチェンジができるようになっている。そしてみんな着替え終わって
好きなところに行かせた。
女子チームはランジェリーショップに
男子チームは武器や防具、グルメを探しに行った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ルイと雄也がまず立ち寄ったのは魔導書が売ってる本屋だった。
「ルイーそのほんおもしろいか?」
すると切なそうに
「僕達の故郷の事が書いてある…」
故郷の場所を訪ねてみた。
「故郷は何処なんだ?」
すると少し嬉しそに
「浮遊大陸フリゲートのキングスタウン、リアはクイーンズタウン僕達は生き別れた…姉弟なんだ…」
空の大陸か…飛空戦艦でも作るかとおもいながら手に取った魔導書がとてつもなく嫌な感じがした。
「題名は…闇魔術魔導書ね。これは錬金術か…両方買うか。ルイは何買うんだ?」
「これでいいかな?」
「回復魔術と浮遊大陸フリゲートね。」
お会計しに行った。すると魔術師のお姉さんが闇魔術の魔導書を見て
「これを買うのかい?」
「ああ、問題は無いはずだが?」
「感じるだろこの魔力を」
「だから買うんだ。」
「兄さん案外強い人?」
仕方ないので魔力を見せることにした。
「俺の魔力を見せますね。」
「良いのかい?」
「ええ」
魔力開放して設定してる魔力を見せた。するとお姉さんが
「何だいこの魔力は意識が飛びそうになるよ。」
「すいません。加減はしたつもりです。」
「売るよ。ついでに店にある。魔力が溢れてる魔導書も持っていきな。」
「ありがとうございます。お礼と言ってはなんですが魔力水晶の原石あげます。」
「これをくれるのかい?」
「どうぞ受け取ってください。」
「ありがたくもろうよ。また来な。」
「ええ、それでは」
店を出てグルメを頂くことにした。
「ルイなにたべたい?」
指を指す方向を見るとシューと書かれた。お菓子が置いてあった。早速買うことにした。
「すいません。これ二つ下さい。」
「はいよ。ほら」
見た目はシュークリームの外側だなと思いながら食べると
「シュークリームじゃん!スゲー俺のいた世界の食べ物だ。あいつらにも買っていくか!ルイ美味しいか?」
そ言うとルイはニコニコしながら結構おっきい奴を頬張ってた。その姿を紙に念写して
「紙に念写してリアにあげよ。あ!そうだ!カメラ作ろ」
その場でカメラを作成して指輪を返して女子チームにも送ったついでに説明書も
次に武器屋に行った。
「店の名前妖狐と書いてあった。」
するとルイが
「八重桜郷国の武器屋だね」
「へぇ、刀とか売ってるかな」
気になるので中に入ると予想通り刀や着物や兜などがあった。
「いらっしゃい!何にしやすか旦那?」
「売るわけでは無いがこの刀を鑑定してくれるか?名前は神器  紅兎だ。刀のステータスが分からないんだ。」
「紅兎ですか?少々お待ちくだせー」
待ってる間に刀を見ていた。
「妖刀八咫烏?この店で一番やばいな。これ買うか。」
ルイは小太刀のコーナーで2振りでペアの刀を手に取って振っていた。
「軽い…欲しいかも…」
ルイの所に言って
「それ買うか?」
「いいの…」
「勿論だ。」
鑑定が終わったのでカウンターの方に行くと
「旦那、この刀にはステータス秘匿がかかってる。鑑定は無理だ。」
「そうか、それはそうとこの3振り貰って行くよ。」
「毎度、10万ゴールドだ。」
「1ロイヤルセンスだ。釣りはいらん」
「毎度あり!太っ腹だな兄ちゃん。礼と言っちゃなんだがこれをやるよ。先日、刀と言うより細い剣だがやるよ。」
ステータスが見えたので見てみると神姫と表示があったが4騎目が見つかったと喜んでいるとルイの双剣も神姫だった。
俺の奴は神姫 ブラッティドール、ルイのは神姫テラーアンドナイトメア俺の奴をシャルに上げることにした。するとルイが
「雄也…この子達に肉体ちょうだい…」
仕方ない
「親父、空いてる部屋ないか?」
「あるよ、使うか?」
「使う。」
「突き当たりを左手の部屋を使うといい。」
「すまんな。」
「いいってことよ。」
そして言われた通り部屋に行き。焔や桜同様に剣の魔力を元に体を作成した。最初に目覚めたのはテラーだった。
「私の主はどなたかな?」
ルイが
「僕だよ…」
するとテラーは頷いて
「では主様よろしくお願いします。テラーと申します。」
見た目は執事だな。するとナイトメアも目覚めた。
「私の主はどちらですか?」
するとテラーが
「そこの白黒方ですよ。」
こっちはメイドだな
「よろしくお願いします。メアと及びください。」
ブラッティドールも目覚めた。そして俺が対応に当たった。
「あー、疲れた。私の主は誰?」
「すまんが席を外していてな。」
「そなの?じゃ任意だげど貴方でいいわ。ドールと呼んでよろしく。」
すると指輪から連絡が来た。連絡主はアイリスだった。
「大変です!焔が盗賊に誘拐されました!リアが血眼になって探しています。」
「分かった!すぐ行く。」
するとルイが
「テラー、メアは焔を探してきて」
俺もドールに頼んだ。
「ドールもテラーとメアについて行って支援してくれ。」
「仕方ないね。行くわ。」
「頼んだ。」
この三騎に関しては他の神姫とは違い殺しや従者といった役職があるのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女子チームはランジェリーショップに行っていた。
「アイリス、私達そこまで下着には困ってないわよ。」
とリアが言った。アイリスは
「桜と焔の分ですよ。シャルもそろそろ下着は替え時だと思いますけど」
するとシャルが顔を赤らめて
「いつから気づいていたのです?」
「昨日かな。たまたま胸に手があって成長してるなって思って…」
「変態なのです。」
「そのままはち切れるよりはマシでしょ」
「うるさいのです。」
そんなこんなでランジェリーショップに着いた。中に入ってブラを見た桜と焔は
「さらしとは違いますね。」
アイリスが
「便利ですよ。」
試着をして気に入ったのを買って次に服屋に行って服を買ってカフェでお茶をしていると焔が
「雄也に初めて出会った時ってどんな感じだったんですか?」
アイリスが
「私は召喚されてね。契約儀式で負けて武器にでもされのかと思ったけど(主従の関係出なく普通に接してくれって)言ってくれたのが嬉しかった。」
続けてリアも
「私は王都襲撃の時にエルネアが我に返って私達を雄也に預けてこうして生きながらえているんだけどね。」
シャルは
「シャルは王を殺すのに失敗して雄也は私をお父様のところに送ってくれてでもこうして雄也の旅に着いてきてるのです。」
「敵だったり、召喚されたり色々な出会いがあるんですね。」
するとアイリスが
「でもあの特殊スキルは強すぎますよ。」
リアが
「創造神って言うスキルでしょ。雄也いわくこの世の理を全て知ってるそうよ。」
するとシャルが
「アイリスの聖器剣製も最強だと思うのです。あと、リアのチェス魔法も最強だと思うのです。」
そんなこんなで宿に帰っているといつの間にか焔が居なくなっていた。そして紙が落ちていて盗賊からだった。
「開放して欲しいならそこの白黒一人で地下ホールまで来い!」
リアはその紙を見た瞬間に
「焔、待っててね。絶対助けるね。」
アイリスには分かった。尋常ではないほど怒っているとそしてリアは小声で
「覚悟しろ…人間」

次回「本気で怒る・下」









しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた

佐藤醤油
ファンタジー
 貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。  僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。  魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。  言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。  この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。  小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。 ------------------------------------------------------------------  お知らせ   「転生者はめぐりあう」 始めました。 ------------------------------------------------------------------ 注意  作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。  感想は受け付けていません。  誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

婚約破棄と領地追放?分かりました、わたしがいなくなった後はせいぜい頑張ってくださいな

カド
ファンタジー
生活の基本から領地経営まで、ほぼ全てを魔石の力に頼ってる世界 魔石の浄化には三日三晩の時間が必要で、この領地ではそれを全部貴族令嬢の主人公が一人でこなしていた 「で、そのわたしを婚約破棄で領地追放なんですね? それじゃ出ていくから、せいぜいこれからは魔石も頑張って作ってくださいね!」 小さい頃から搾取され続けてきた主人公は 追放=自由と気付く 塔から出た途端、暴走する力に悩まされながらも、幼い時にもらった助言を元に中央の大教会へと向かう 一方で愛玩され続けてきた妹は、今まで通り好きなだけ魔石を使用していくが…… ◇◇◇ 親による虐待、明確なきょうだい間での差別の描写があります (『嫌なら読むな』ではなく、『辛い気持ちになりそうな方は無理せず、もし読んで下さる場合はお気をつけて……!』の意味です) ◇◇◇ ようやく一区切りへの目処がついてきました 拙いお話ですがお付き合いいただければ幸いです

【書籍化決定】神様お願い!〜神様のトバッチリを受けた定年おっさんは異世界に転生して心穏やかにスローライフを送りたい〜

きのこのこ
ファンタジー
突然白い発光体の強い光を浴びせられ異世界転移?した俺事、石原那由多(55)は安住の地を求めて異世界を冒険する…? え?謎の子供の体?謎の都市?魔法?剣?魔獣??何それ美味しいの?? 俺は心穏やかに過ごしたいだけなんだ! ____________________________________________ 突然謎の白い発光体の強い光を浴びせられ強制的に魂だけで異世界転移した石原那由多(55)は、よちよち捨て子幼児の身体に入っちゃった! 那由多は左眼に居座っている神様のカケラのツクヨミを頼りに異世界で生きていく。 しかし左眼の相棒、ツクヨミの暴走を阻止できず、チート?な棲家を得て、チート?能力を次々開花させ異世界をイージーモードで過ごす那由多。「こいつ《ツクヨミ》は勝手に俺の記憶を見るプライバシークラッシャーな奴なんだ!」 そんな異世界は優しさで満ち溢れていた(え?本当に?) 呪われてもっふもふになっちゃったママン(産みの親)と御親戚一行様(やっとこ呪いがどうにか出来そう?!)に、異世界のめくるめくグルメ(やっと片鱗が見えて作者も安心)でも突然真夜中に食べたくなっちゃう日本食も完全完備(どこに?!)!異世界日本発福利厚生は完璧(ばっちり)です!(うまい話ほど裏がある!) 謎のアイテム御朱印帳を胸に(え?)今日も平穏?無事に那由多は異世界で日々を暮らします。 ※一つの目的にどんどん事を突っ込むのでスローな展開が大丈夫な方向けです。 ※他サイト先行にて配信してますが、他サイトと気が付かない程度に微妙に変えてます。 ※昭和〜平成の頭ら辺のアレコレ入ってます。わかる方だけアハ体験⭐︎ ⭐︎第16回ファンタジー小説大賞にて奨励賞受賞を頂きました!読んで投票して下さった読者様、並びに選考してくださったスタッフ様に御礼申し上げますm(_ _)m今後とも宜しくお願い致します。

ちっちゃくなった俺の異世界攻略

鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた! 精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!

旦那様、どうやら御子がお出来になられたようですのね ~アラフォー妻はヤンデレ夫から逃げられない⁉

Hinaki
ファンタジー
「初めまして、私あなたの旦那様の子供を身籠りました」  華奢で可憐な若い女性が共もつけずに一人で訪れた。  彼女の名はサブリーナ。  エアルドレッド帝国四公の一角でもある由緒正しいプレイステッド公爵夫人ヴィヴィアンは余りの事に瞠目してしまうのと同時に彼女の心の奥底で何時かは……と覚悟をしていたのだ。  そうヴィヴィアンの愛する夫は艶やかな漆黒の髪に皇族だけが持つ緋色の瞳をした帝国内でも上位に入るイケメンである。  然もである。  公爵は28歳で青年と大人の色香を併せ持つ何とも微妙なお年頃。    一方妻のヴィヴィアンは取り立てて美人でもなく寧ろ家庭的でぽっちゃりさんな12歳年上の姉さん女房。  趣味は社交ではなく高位貴族にはあるまじき的なお料理だったりする。  そして十人が十人共に声を大にして言うだろう。 「まだまだ若き公爵に相応しいのは結婚をして早五年ともなるのに子も授からぬ年増な妻よりも、若くて可憐で華奢な、何より公爵の子を身籠っているサブリーナこそが相応しい」と。  ある夜遅くに帰ってきた夫の――――と言うよりも最近の夫婦だからこそわかる彼を纏う空気の変化と首筋にある赤の刻印に気づいた妻は、暫くして決意の上行動を起こすのだった。  拗らせ妻と+ヤンデレストーカー気質の夫とのあるお話です。    

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

処理中です...