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01 女の子は馴れない
がまんできなくて
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04
“もし、異性の体になることができたら、何がしたいか”
そう質問されたら、なにを思い浮かべるだろうか。
やってみたいことは人それぞれあるだろう。が、自慰がしてみたい、と考える人は多いのではないだろうか。
最近女体化した、ニコラ・レイトナーもその1人だった。
「ああ…気持ちいい…気持ちいいよお…あん…!」
ある日の放課後、寮に戻ったニコラは部屋にまっすぐ戻らず、トイレの個室にこもってマスターベーションをしていた。
ブラウスの胸をはだけ、ブラのホックを外して雄大な膨らみを露わにする。
どういうわけか今日は朝から体が火照っていた。自分で自分を慰めたい衝動を我慢できないのだ。
「おっぱい…おっぱい感じるよお…」
まず胸の膨らみを手のひらで揉み、なで回す。
いい感じでテンションが上がってきたら、乳首をつまみ、転がす。
「ああ…ああん…!気持ち…いい…!」
乳首が快楽のスイッチになったかのように、全身に電流が走る。
必死で堪えていないと、大きな声を出してしまいそうだ。
「ああああ…!イく…イくううううっ!」
乳首を強めにつまんできゅっと引っ張った瞬間、ニコラの体がぐっと仰け反って硬直する。
乳首でのアクメを迎えてしまったのだ。
(き…気持ち良かった…)
少しの間、ニコラはアクメの余韻にうっとりとする。
寮のゼミで教えてもらった通りだ。
コツさえ掴めば、乳首だけでも達することができる。
(まあ、ゼミでマスターベーションの仕方まで教えてるのは驚きだったけど…)
恍惚としながら、そんなことを思う。
人によっては、女の子がマスターベーションをするのはふしだらで変だという先入観があるかも知れない。
だが、リズやカトリーナによれば、女の子のマスターベーションは健やかな生活には重要であるという。
うまく快感が得られないと、自分は不感症ではないかと疑心暗鬼になってしまったりする。
それは精神の健康によろしくない。
それに、冷え性や生理不順など、女の子特有の問題に対しても、マスターベーションは有効なのだという。
そのために、リラックスして自分の体を大切に慰めれば、誰でも気持ち良くなれる。
それを教えることは必要なのだそうだ。
「まだ足りない…んん…」
乳首でのアクメも気持ち良かったが、深さが足りないと感じたニコラは、パンツを下ろして股間に指を這わせる。
指にぬるぬるした愛液が絡みつく。
「ああ…クリ…クリがいいよお…」
気分を盛り上げるために、大きすぎない程度に声を出す。
一番敏感な女の子の突起から、快感が体中に拡がっていく。
(クリでこのままイきたい…でもだめ…)
もう少しで絶頂が得られるというところで、ニコラは突起への愛撫を止める。
「ゆっくりと指を…んしょ…ああ…」
とろとろと愛液を滴らせる蜜壺に、慎重に指を入れていく。
ニコラの処女膜は、中央に大きな穴が空いている形だ。
気をつければ、処女膜を傷つけることなく指を入れることができる。
指を曲げ、目的の場所を探り当てる。
「あ…あひいいいいいいいっ…!」
絶頂の寸前で止まっていた体は、一気にアクメに押し上げられた。
ニコラは体が落ちているような感覚に襲われる。
「だめだめ…来るう…!続けて来ちゃう…!ああっああっ!」
何度も目の前が白く弾け、蜜壺が激しく蠕動してきゅっと指を締め付ける。
(やっぱり、Gでイくのって最高...)
陰核での絶頂は男だったころの射精の感覚に近い。
だが、Gスポットでのそれは全く違う。とにかく深く、全身が痺れるほどの心地よさだ。
(すごい…イってる…!何度もイっちゃう…イくの止まらない…)
このままでは大きな声を出してしまいそうなのに、ニコラはGスポットを刺激するのを止めることができなかった。
クリトリスによる絶頂と違い、Gスポットでのアクメの直後はいわゆる賢者タイムに入る機能が働かない。
馴れれば何度も繰り返しアクメを迎える、マルチプルオーガズムを体験できるのだ。
「やだやだ…またイく…お潮吹いちゃう…!ああん…!」
ニコラの股間から、透明な液体がぴゅっとほとばしる。
結局、イき疲れてぐったりとしてしまうまで、ニコラの激しいマスターベーションは続くのだった。
“もし、異性の体になることができたら、何がしたいか”
そう質問されたら、なにを思い浮かべるだろうか。
やってみたいことは人それぞれあるだろう。が、自慰がしてみたい、と考える人は多いのではないだろうか。
最近女体化した、ニコラ・レイトナーもその1人だった。
「ああ…気持ちいい…気持ちいいよお…あん…!」
ある日の放課後、寮に戻ったニコラは部屋にまっすぐ戻らず、トイレの個室にこもってマスターベーションをしていた。
ブラウスの胸をはだけ、ブラのホックを外して雄大な膨らみを露わにする。
どういうわけか今日は朝から体が火照っていた。自分で自分を慰めたい衝動を我慢できないのだ。
「おっぱい…おっぱい感じるよお…」
まず胸の膨らみを手のひらで揉み、なで回す。
いい感じでテンションが上がってきたら、乳首をつまみ、転がす。
「ああ…ああん…!気持ち…いい…!」
乳首が快楽のスイッチになったかのように、全身に電流が走る。
必死で堪えていないと、大きな声を出してしまいそうだ。
「ああああ…!イく…イくううううっ!」
乳首を強めにつまんできゅっと引っ張った瞬間、ニコラの体がぐっと仰け反って硬直する。
乳首でのアクメを迎えてしまったのだ。
(き…気持ち良かった…)
少しの間、ニコラはアクメの余韻にうっとりとする。
寮のゼミで教えてもらった通りだ。
コツさえ掴めば、乳首だけでも達することができる。
(まあ、ゼミでマスターベーションの仕方まで教えてるのは驚きだったけど…)
恍惚としながら、そんなことを思う。
人によっては、女の子がマスターベーションをするのはふしだらで変だという先入観があるかも知れない。
だが、リズやカトリーナによれば、女の子のマスターベーションは健やかな生活には重要であるという。
うまく快感が得られないと、自分は不感症ではないかと疑心暗鬼になってしまったりする。
それは精神の健康によろしくない。
それに、冷え性や生理不順など、女の子特有の問題に対しても、マスターベーションは有効なのだという。
そのために、リラックスして自分の体を大切に慰めれば、誰でも気持ち良くなれる。
それを教えることは必要なのだそうだ。
「まだ足りない…んん…」
乳首でのアクメも気持ち良かったが、深さが足りないと感じたニコラは、パンツを下ろして股間に指を這わせる。
指にぬるぬるした愛液が絡みつく。
「ああ…クリ…クリがいいよお…」
気分を盛り上げるために、大きすぎない程度に声を出す。
一番敏感な女の子の突起から、快感が体中に拡がっていく。
(クリでこのままイきたい…でもだめ…)
もう少しで絶頂が得られるというところで、ニコラは突起への愛撫を止める。
「ゆっくりと指を…んしょ…ああ…」
とろとろと愛液を滴らせる蜜壺に、慎重に指を入れていく。
ニコラの処女膜は、中央に大きな穴が空いている形だ。
気をつければ、処女膜を傷つけることなく指を入れることができる。
指を曲げ、目的の場所を探り当てる。
「あ…あひいいいいいいいっ…!」
絶頂の寸前で止まっていた体は、一気にアクメに押し上げられた。
ニコラは体が落ちているような感覚に襲われる。
「だめだめ…来るう…!続けて来ちゃう…!ああっああっ!」
何度も目の前が白く弾け、蜜壺が激しく蠕動してきゅっと指を締め付ける。
(やっぱり、Gでイくのって最高...)
陰核での絶頂は男だったころの射精の感覚に近い。
だが、Gスポットでのそれは全く違う。とにかく深く、全身が痺れるほどの心地よさだ。
(すごい…イってる…!何度もイっちゃう…イくの止まらない…)
このままでは大きな声を出してしまいそうなのに、ニコラはGスポットを刺激するのを止めることができなかった。
クリトリスによる絶頂と違い、Gスポットでのアクメの直後はいわゆる賢者タイムに入る機能が働かない。
馴れれば何度も繰り返しアクメを迎える、マルチプルオーガズムを体験できるのだ。
「やだやだ…またイく…お潮吹いちゃう…!ああん…!」
ニコラの股間から、透明な液体がぴゅっとほとばしる。
結局、イき疲れてぐったりとしてしまうまで、ニコラの激しいマスターベーションは続くのだった。
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