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Season 2
ご奉仕したら初エッチ⁈(3)
しおりを挟む「悠那⁈」
頭の上でびっくりする司の声が聞こえたけど、俺はそれを無視して、ゆっくりと口で司を扱き始めた。
(これで合ってるのかな……。ちゃんと気持ちいいかな……)
朔夜さんにサれた時のことを思い出しながら、頭を上下させて司を吸い上げていると、口の中の司がどんどん大きくなってきた。
「っ……悠那っ……」
息を詰め、俺の髪に触れてくる司が可愛いし、色っぽい。
すぐに完全に勃ち上がった司で、口の中がいっぱいになる。
「悠那っ……嘘っ……ちょっ……待って……それ、ヤバい……っ」
「んっ……」
初めて朔夜さんにサれた時、ココを口に咥えるなんて信じられないと思ったし、自分には絶対無理だとも思った。でも、こうして司のを口に含んでみても全然嫌な気分にならないし、汚いとも思わない。
むしろ、俺に舐められてピクピク反応する司を可愛いとさえ思ってしまう。
「っ……んっ……司……気持ちい?」
額に手を当て、必死に何かを耐えてるような司に上目遣いで聞くと、目を細めた司が小さく頷いてくれた。
その目を見ると、司が感じてくれてるのがわかって嬉しくなる。
いつもはどちらかっていうと俺が気持ち良くしてもらってばっかりだから、俺が司を気持ち良くさせてあげられるのって嬉しい。
完全に勃ち上がった司は大きくて、俺の口には全部入りきらないから、俺は先端を舐めながら、根元の方を手で擦った。
司は息を詰まらせながら、切なそうに俺の頭を撫でてくれる。
「悠那……気持ちいいよ……」
「んっ……んんっ……」
褒められたのが嬉しくて、更に一生懸命していると、口の中の司がビクビクッって脈打ってくる。
(イきそうなのかな……?)
どんどん張り詰めていく司にドキドキしながら、頭を上下するスピードと、司を擦る手の動きを速めていった。
「っ……悠那っ……ィきそっ……」
「んんっ……んっ……」
イっていいよ。って言う代わりに、先端部分を強くちゅぅって吸うと
「んんっ……!」
司の腰がビクンッ、って跳ねて、俺の口の中に司の出した精液が広がった。
口の中に生暖かいものが流れ込んでくるのにびっくりしたけど、俺はギュッと目を瞑ってそれを飲み込んだ。
変な味……苦い。
「ばっ……なんで飲むの⁈」
「え?」
司の精液を飲み込んだ後、ついつい変な顔になってしまう俺に、司は物凄く慌てた様子だった。
え? 飲むんじゃないの? 朔夜さんにサれた時、朔夜さんが当たり前のように飲んだから、飲むものだと思ってたんだけど。
「飲んじゃダメだった? 俺、飲むものだと思ってたんだけど」
「いや……ダメじゃないけど……はぁ……」
参った。って顔の司に、俺はきょとんとするしかなかった。
でも
「全く。エッチなことばっかり覚えて。悠那はほんとにいやらしい子だね」
急に男らしい顔つきになって俺を押し倒してくる司に、胸がドキンッ、って高鳴った。
男らしいっていうか……オス? なんかオス全開って顔してる。
「こんな格好でエッチなご奉仕なんかして。悠那はよっぽど俺に犯して欲しいらしい」
「え……あの…………うん……」
“犯す”って言葉が穏やかじゃないけど。それってつまり、司は今から俺を犯そうとしてるってこと? 俺とエッチしてくれるってことなのかな?
初エッチに不安や恐怖がないわけじゃないけど、それ以上に期待してしまう気持ちの方が強い。だって俺、ずっと司にエッチして欲しかったんだもん。
司の手がスカートの下から俺のお尻に触れてくる。
ドキドキと高鳴る胸に任せるまま、司に身を委ねようとした俺だけど
「ぁ……ちょっ……! ちょっと待って!」
スカートの中を思い出すと、急に慌てて両手でスカートを上から押さえつけた。
パンツっ! パンツがヤバいっ!
「誘ってきたのは悠那でしょ? 今更待ったりできないよ」
「そうなんだけど……でも……」
司は必死でスカートを押さえる俺の手をあっさり取り払ってしまうと、スカートを捲り上げた。
「え……」
「~……」
スカートの中を覗いた司は、一瞬その手を止めたけど
「ほんと……勘弁してよぉ……」
情けなさそうにそう言うと、俺をぎゅぅって抱き締めてきた。
「こんなパンツまで穿いてるなんて思わないじゃん。どうしたの? これ」
「これは……衣装と一緒に置いてあって……」
「ってことは、こんなパンツ穿いてる姿を朔夜さんにも見られちゃったんだ」
「うぅ……」
司の目がちょっと怖くなる。
だって……急にスカート捲られたから隠す暇なんてなかったんだもん。まさかスカート捲られるなんて思ってなかったし。
「そうやって、悠那は俺以外の男も誘惑するんだね」
「違っ! そんなことしないもんっ! ぁんっ!」
ヤキモチ焼きの司は意地悪くパンツの上から俺を指で弾いた。
司の指に弾かれると、その刺激が脳まで伝わってきて身体が跳ねてしまう。
「こんなパンツ穿いて……俺の舐めてるだけでこんなにしちゃってるのに。朔夜さんに見られてエッチな気分にならなかったの?」
「ならないっ……ならないよぉ……。俺、司だけ……エッチな気分になるの、司だけだもん……」
今度はパンツの上からゆるゆる撫でられて、俺の身体は小さく震えてしまう。
司にご奉仕しているだけで、俺のナニは完全に勃っちゃってて。ぴっちりとした女の子用のパンツを押し上げてしまっていた。
「パンツぬるぬるだね。生地が薄いから可愛いピンク色が透けちゃってるよ?」
「やだぁ……見ないで……見ないで、司ぁ……」
「先っぽからもいっぱい蜜が零れちゃってるね」
「だって……だってぇ……」
あってないようなパンツの横から手を差し入れてきた司は、俺のお尻をいやらしい手つきで揉んできた。司の手にお尻を揉まれるたび、勃ち上がった俺が揺れて、先っぽがパンツの生地に擦れちゃう。
「お尻揉んでるだけなのに。どんどん濡れてくるよ? 悠那のパンツ」
「ダメっ……やだぁ……揉まないで……揉んじゃいやぁ……」
こんな恥ずかしいパンツを穿いているのを見られながら、お尻を揉まれるなんて……。それだけでイっちゃいそうになる。そうなったら、益々恥ずかしいことになっちゃうよ。
「司ぁ……前っ……前も触ってよぉ……」
俺のお尻ばっかり揉む司に、もどかしくなってお願いすると
「ダメ。前弄ったらすぐイっちゃうでしょ?」
と返された。
イきたいからお願いしてるのに。
「イきたいっ……イきたいのっ……イかせて、司ぁ……」
泣きそうになりながら恥ずかしいお願いをする俺に、司はクスッと小さく笑い
「ほんと、悠那はエッチだね」
そう言って、パンツの上から俺をパクって咥えてきた。
「ひゃっ、んんっ……!」
初めて司の口に咥えられた俺は、それがパンツの上からでも物凄く感じちゃって……。先端の小さな孔からじゅんっ、って透明な蜜が溢れてしまった。
「イきそうになっちゃった? かわい」
「んんっ……ぁ、んっ……」
相変わらず俺のお尻を揉みながら、司の舌が勃ち上がった俺の裏筋を舐めるように動く。
「ゃんんっ……やだっ……やだぁ……」
「ん? なにが嫌なの?」
「パンツ……パンツが嫌っ……パンツ脱がしてぇ……」
俺の零した蜜でぬるぬるだし、勃ち上がった俺が収まりきらなくて先っぽがはみ出しちゃってるし。パンツ穿いてる意味ないよ。
こんな恥ずかしいパンツ穿いてること自体も恥ずかしいから、さっさと脱がせて欲しかった。
「え~? 可愛いのに?」
「やだぁ……意地悪しないでっ……早く脱がせてよぉ……」
「はいはい」
甘えた泣き声になってお願いすると、司は腰の紐の端を咥え、ゆ~っくりパンツの紐を解いてくれた。
脱がし方が無駄にエッチだよ。
「これでいいのかな? エッチで可愛いメイドさん」
両サイドの紐を解いた司は、俺がいっぱい汚したパンツを、わざと俺に見せてきたりする。
改めて見ると、パンツというよりただの布じゃん。俺、よくこんなの穿いたな。
「うん……」
でも、脱ごう脱ごうと思っていたパンツから解放されたことにはホッとする。
「悠那が口でシてくれたから、俺も口でシてあげるね」
司は俺の太腿の裏を押し、俺の両脚を大きく開かせると、その真ん中でピンッ、と勃ち上がっている俺を咥えてきた。
「あぁんんっ……!」
生暖かい司の口の中に、腰の力が一気に抜けていっちゃう。
パンツも脱がされちゃったし、スカートだし。大きく脚なんか開かされたら、俺の全部見えちゃう……。まだ司に触ってもらったことない場所も司に見られちゃうと思ったら、そこがひくひくと引き攣ってきちゃうよぉ……。
「ココも弄って欲しそうだね」
まるでアイスを舐めるように、勃ち上がった俺を優しく舐め上げていた司は、その下でひくひくしている小さな入り口にそっと指を這わせてきた。
「ぅんんっ! ぁっ、んんっ……」
ちょっと触られただけなのに、俺は身体が跳ね上がるくらいに感じてしまった。
大き過ぎる俺の反応に司はちょっと驚いたみたいだけど
「そんなに弄って欲しかったの? ココ」
と、小さな蕾を指でぐいっ、って押してきた。
「あぅっ……んっ」
入り口がちょっとだけ押し広げられて、司の指を中に感じた。
「司ぁ……」
このまま司の指に中をいっぱい弄られて、掻き回されて、めちゃくちゃにして欲しい……。
俺が切なそうな目で司を見詰めると、司は物凄く優しく微笑んで見せて、俺の中にゆっくり指を突き挿れてきた。
「あぁんんっ……!」
司の指が第二関節あたりまで挿入ってきたところで、俺はなんの前触れもなく、いきなり射精してしまった。
俺がイった瞬間、中がきゅうぅって狭くなって、司の指を締め付けてしまう。
確かにイきそうにはなってたけど、指を挿れられただけでイっちゃうなんて恥ずかしすぎる。
でも、今から司とエッチするんだって思ったら、気持ちが凄く昂ぶってきちゃって……。
「ちょっと指挿れただけなのにイっちゃったの? 悠那ってどんだけエッチなの?」
「だってぇ……」
俺がいきなり出しちゃったから、司の顔に俺の精液が飛んじゃってる。それを申し訳なく思うんだけど、困った顔の司は可愛かった。
司は顔に散ってしまった俺の精液を手で拭い、口元に付いたのはペロッ、って舐めた。
「悠那のミルクって甘いね。美味しい」
うぅ……俺の目の前で舐めなくてもいいのに。しかも、感想とかもいらないってば。
「悠那……」
潤んだ瞳で司を見詰める俺を司はギュッと抱き締めてきて、俺も司の身体を抱き返した。
「今日はちゃんとしたエッチしようね」
耳元で甘く優しく囁かれて、俺の胸はどうしようもなくときめいてしまうんだった。
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