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第1章  山桜が綺麗すぎて

2話 なぜ桜の散る姿は、儚いのだろう

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皆さんは、噂は信じますか??

会話や言葉って難しいですよね!?

僕が学生の時は、そのはがゆさを覚えています
普通の噂がだんだん嘘に塗られていくんです
今回は友達の距離感や気持ち、噂について書いてみました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あなたは、日向で小説など読んだ事はありますか
太陽は人や植物や動物に暖かさをくれるんです。
それは一時の間、嫌なことから解放さえしてくれる。
でも、すぐに現実が追ってくるんですが




佑丞は朝早くから学校にいるのが普通だった。
染井吉野と山桜の下で好きな小説を読んでいた。
一冊読み終わるくらいに
真と結香が一緒に登校してきた

「おはよう、そんなところでなにしてんの、、、」

不思議そうな2人なのだろうが、真ときたら眠いのがわかるほどあくびばかりだ

「おはよう、真と結香
小説だよ、結構有名な本なんだよ」

全くもって真は興味がなさそうだ、
結香に対しては興味津々だった

「どうゆうお話なの」

結香は目の前に座りだした

「俺達と同じ学生のお話で、主人公とヒロインは恋をするんだ。でもヒロインの回りはその主人公と付き合うのを反対ばかりで、そんな中少しずつ主人公も変わっていくって話」
「俺こうゆう紹介下手だから読んだ方が数百倍面白いよ」

結香は考えながら話す佑丞を見て
笑顔が溢れている
そんな結香を見ると佑丞はホッと久しぶりに日差しがでた気持ちよさがあった

「読み終わったら、貸してくれる」

こんな話を朝から出きるなんて佑丞には
幸せなほかないだろう

「いいよ。なら結香のオススメ教えてよ」

お互いに好きな小説を交換しあったのだ
小説を読む人でも普通に話してくれる
結香を好きになるのは時間なんてかからなかった

「真、HR始まるぞー」

天気がいい日程この場所は昼寝びよりなのだ。また桜の木があることから風も気持ちがいい

「はぁーはぉーーはぁーーーー昼休みはここで決まりだなぁ」

真の一言で佑丞と結香は笑みが溢れた

教室に入って席につこうとした3人の回りではなにやら変な話が噂されている。
噂などどうでもいいといつも気にしない佑丞なのだかその時はすごく気になった

「佑丞、飯に行こうぜ。
結香も行くだろ、、、」

結香も朝の桜の木の所に行くとの事だ

「ごめん。先に2人で行っててくれないか
ちょっと用をすませてから行くから」

わかったと2人は先に桜の木に行ってしまった。
佑丞は、真の友達であろうたまに話している男子に声をかけたのだ

「今少しいい、朝俺達が教室に入る時に変な話してなかった」

そうゆう話を人に聞いたことがないせいかすごくストレートに聞いてしまったのだ。

「別に変な話はしてねぇーよ
ただ、、、俺がさぁ今日学校に向かってる時にさぁ同じ家から真と川城さんが出てきたんだよ
だからあの2人付き合ってるじゃないのって話をしてただけ」

佑丞からすれば衝撃の話だった。
染井吉野の蕾が全て散ったように
枯れたのだ

「そんなはずないだろ、真に聞いたのかよ、そうゆう憶測な話をながしてんじゃねーよ」

佑丞からすれば信じたくないだけだった
真の今まで話してきたのは嘘で、俺を本当にちゃかしていただけなのかと

「聞けるわけないだろ、登下校の事だって聞いたが教えてくれなかったんだよ」

それを聞いた時には佑丞は「ありがとう」とだけ言い自分の机に戻り座り込んだ。
佑丞の心境はぐちゃぐちゃなのだ。
なら俺は好きな気持ちを忘れるべきなのか、なぜ真は言ってはくれなかったのか
2人を待たせている事を忘れていた佑丞はすぐに向かうことにしたのだ。
もうすぐ昼休みが終わるにも関わらず


「佑丞、おせぇーぞ何してたんだよぉ」

真は寝ずに待っていてくれたのだ
なぜか少し2人は心配していた

「ごめんごめん、なんもないよ
てか真寝ずに待っててくれるなんてどんだけ優男なんだよ」

普段通りにしていたと思う、
声や表情まで悟られてはいけないと
真が話し出そうとした瞬間結香が話し始めた

「ねぇ佑丞、言いづらいとか言えない事誰にでもあるけど何か私達に隠している事ない、、、、なんか空元気ってみたいにみえるから」

真が「俺も結香も心配してんだよぉ
言いたくなったら言ってこいよ。
好きな人とかさぁ」

真の笑顔にはいつも助けられていたはずなのにその時だけは無性に腹がたったのだ。
いつも真は聞く事しかしない、佑丞が聞いてないからかもしれないが結香の事を好きとか見透かしといて何も真からは言ってはくれないからだ

「なぁー真と結香って付き合い長いの
なんか異常に仲がいいっていうか登下校一緒だし」

「私達幼稚園から一緒でね、、、、、、
登下校は家が隣同士だからかな」

結香が珍しく苦笑いで答えた、真を見たが「そうゆう事」だけだった。
佑丞からすればもう何をどう聞けばいいのかわからなかった。
染井吉野の花びらが散って春が去った時のような寂しさだった

「そうなんだ。幼なじみなんだ
なんか羨ましいわ、そっかそっか
あっそういえば俺先生にさっき呼ばれてたんだった。先にいくわ」

佑丞はそこにいるのが辛いからか風が吹くかのように離れていった

「ねぇ真、佑丞くらいには話しら、、、また噂が広まってめんどくさいんだけど」

結香は、佑丞が離れていく背中をずっと見つめていた
真は、どうすればいいのかわからないほど渋っていた

「わかってるけど、前みたいに言って比べられるのが嫌なんだよ、、、、
何に対しても比べられるのがこっちからすればいい迷惑なんだよ」

結香からすれば気にしなくていいと言えることなのだが、真は男でプライドがあることからそんなことは軽く言えることではなかった。

「でも、佑丞には話すよ。
あいつだけは違う気がする、俺の事をちゃんと見てくれる気がする」

真と結香は教室に戻る事にしたのだ。
ふと佑丞を見つめてしまっていた結香なのだがこっちを全く見てはくれなかった

「ねぇ佑丞、ちょっと話したいことがあるの」

結香は少し泣きそうになっていた。
佑丞は少し動揺はしていたがそれ異常に
心があらわれるようだった。
雨が降りだして濡れた山桜も魅力を感じたからだ

「結香ごめん」
「結香から話を聞いた方が早く解決するのは、わかってる。
けど真の口から知りたいんだ」

佑丞はまだ少し怒っていた。
でも結香には向けれるはずもないし、久しぶりに染井吉野に春風が少し吹いたきがしたのだ

「結香、いいよ。
帰りに佑丞には俺から話すから、、、、
飯の時の場所で、言うわ
結香は先に帰ってて、2人の方が話しやすいから」

真の少し怒っている顔を初めて見たのだ
結香は「わかった」とだけ言い何も語らなかった。



いつぶりだろうこんなに春風が寂しいと感じたのは、佑丞の目には染井吉野と山桜は綺麗に写ってはいなかった。
そんな時ほど、心に正直に慣れない思春期真っ最中の佑丞なのです。
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