異世界で僕…。

ゆうやま

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3章23話

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アルゲトンのような神々の激闘はおわり、結果はルル姉が願った通り引き分けで幕は降りた。

「残念だが…第1回神々versus邪神のバトルロイヤルは無勝負で終了とする!」

「ん?第1回?ひょっとして次もあるんですか?」

「あははは……こんな面白い事を今回だけだと勿体ないだろ?定期的にやるつもりだ」

「全然勿体無くないですが…お手柔らかにお願いします」

倒れた神々と邪神達は自分の眷属と使徒達に運ばれて天界と邪神界に戻っだ。

最後に運ばれた主神と邪神君主にルル姉は挨拶に行った。

「お疲れ様…お兄ちゃん、ヒューネル会長さん」

「ルナよ…イビルゲートから魔物達が出てこないように適切な対応をすれば認めよう」

「ルナ様のお役に立つなら私達もとうこう言つもりはありません」

「あら!ありがとう!んじゃバイバイ!」

「あ、…うん」

「は、はい…」

ルル姉はイビルゲートの結果を聞いたら二人は用済みのようにさらっと挨拶して戻った。

両神界の承認も得たし、あとは冒険者ギルドを建てて冒険者が来るようにこのゲートの存在を知らせておけば問題は解決する。

神々が暴れたおかげさまでイビルゲート周辺は石粒一つ残ってない綺麗な廃棄になっているのて整地する手間は省けた。

あとは名工バムとレヴィに頼めばすぐ冒険者ギルドを建てる事は簡単だ。

「ハルト君?眠そうな顔だね」

「うん…ちょっと疲れてね」

「そうだな…今日沢山の事が起きたからね」

色んな事件が重なって身も心も疲れた僕は今日は解散して明日の朝にイビルゲートの事を話し合う事にした。

自室に戻った僕はベットに飛び込んで枕に顔を突っ込んだ。

これからやらないといけない課題が山ほどある。

残念ながらしばらく冒険には行けなさそうだ。








神々の何人か集まってティルナノークを監視している。

「愚かな者共め…」

「一定の勢力にあれほどの神が集結していると危険過ぎるとわからないのか!」

「これは早々に手を打たないといけないな…」

「しかし、カオス様が後ろ盾になっている…我々は創世の神といえ隠居した身、迂闊に手を出せない」

「あの方を怒らせるとまずいぞ?」

「……厄介だな」

創世の神々はこの下界に色々恩恵を与えて文化を栄え繁栄に貢献した。

それで未だに下界に愛着と執着が残って世代交代した後にも現政権の主神を無視して下界に色々干渉していた。


それに創世の神々は手段を問わない過激な神が多く現在の神々と裏で繋がりもあった

「我々に協力していたオーディンまであの勢力に加担しているとは…」

「やつが我々をまだ裏切ったとは判断するには早い…契約は破棄されてない」

「だが、やつは邪神界と地位を捨てた…契約は無意味だろ」

「仕方ない、今は様子を見よう…」

創世の神々はティルナノクが下界が秩序とバランスを乱す存在と判断して警戒と監視を続けた。




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