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3章7話
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僕はバルちゃんとバム達によって希望と夢を砕かれて…今、部屋に引き篭もってストライキの真っ最中だ。
勝手にドアを開けると一生口利きませんと表札をかけておいた。
しかし…どうやって僕の場所がわかったんだろ?……分からん!
僕は…慎重と慎重を重ねて…あの馬鹿げた能力を持ったバルとバム達に見つからないように夜中の寒さに耐えながら街はずれの川の中を泳いで逃げていた。
4時間ほど経ってもうバレなかったから安心したが、日が登ると何故か魚達が僕の周りにウザウザと集まると…レヴィが飛んで来た。
「若様♪見つけた♪」
そして…バムが現れた。
「若旦那様!ごめん!」
バムはクマが魚を捕るように僕を川ごと払って飛ばした。
「ハルトちゃん~ゲット!」
そして…ジズが現れて…飛ばされた僕をキャッチして居城に連れされた訳よ。
本当に見事な連携だった…。
完璧な計画だど思ったが…あいつらの能力が一枚上回ったようだ。
儚い…その言葉の意味を僕は身を持って知った。
[ハルトお兄ちゃん…機嫌直してよ]
[若旦那様…食事を抜くと体に障ります]
[若様…お願いです…ドアを開けて下さい]
[ハルトちゃん…]
バルちゃんと怪獣達は引き篭もった僕が心配のようで部屋の外でずっと呼びかけている。
[ハルトお兄ちゃん…ご、ご飯まだ食べてないけど…お腹空いてない?]
[ちょっとレヴィ…焦げて来たぞ!ひっくり返して]
[電気で…薫製肉にしようか?]
[それじゃハルトちゃんに匂いが届かないわ]
奴らは…肉を焼いていて、その匂いを僕の方にばら撒いていた。
僕を何だと思っている?…そんな事で釣られるのはルル姉ぐらいだろ…。
しかし…その匂いのせいで空腹感が増して来た。
あいつら…味気ない真似を…。
でも心配はない!僕には前にたくさん作っておいたオヤツがある。
得体しらない小麦粉のようなものとワイバーン卵…ミノタウルスの乳で作ったチーズとお肉を少々…そして僕自慢の科学調味料もどきを加えて油で揚げた…うんめー棒がある。
あれさえあれば一週間は余裕で籠城出来る!
それで…僕は空腹感に負けて軍糧庫を開けた。
ない!ない!一つもない!あれほど沢山作っておいたのに?
[若様のあのオヤツ…本当に美味しかったな]
[おい…私もそれ気になっていたのに!]
[レヴィちゃん…何個かくすねてあるだろ?]
[早くよこしな]
レヴィめ……僕のオヤツを勝手に食べて持ち去りやがった…。
[おお!若旦那様のオヤツ…本当にうまいな!]
[ハルトお兄ちゃん…料理の腕は凄いんだぞ]
[今度作ってもらお!]
[返して…私のオヤツ!]
レヴィはくすねたうんめー棒をみんなにカツアゲされたようだ…。
それにそれはお前のじゃないだろ!
それで僕はもっと意地になって絶対出ないと決めた。
グ…グゥーゥ~
お腹が空いて気持ち悪くなったが…食料がない。
これじゃ長く籠城は出来そうはない。
どうすればいいか僕は悩んだが…お腹が好きすぎて頭も回らなかった。
[ハルトお兄ちゃん…本当に出ないの?これからイビルゲートを立ち上げる予定だけど…]
その言葉にちょっと心が揺れたが…どうせ中にはいれて貰えないだろと思って余計に腹が立った。
「勝手にすればいいさ…」
[そう?私達は神々の規則で中に入れないから…立会人でハルトお兄ちゃんに入ってもらおうと思ったのに…ダメだな…他を当たって見るよ]
僕はドアを開けてすぐ…焼けた肉を貪るようにがっついてイビルゲートに入れると思って喜んでストライキを中断した。
「二日も食わず飲まずでヒヤヒヤしたよ…」
「えへへ…んじゃ!僕は色々準備しないといけないからちょっと街に出かけて来る」
「若旦那様…これをお返しします」
バムから取り上げられたトラベルバッグとお金袋を返してもらった。
「………あ、うん…ありがとう」
「若様♪これで行かなくて済みますね」
「ハルトちゃん!イビルゲートを建てるまで時間があるから私と遊ぼう」
僕としては一人で行かないといけない理由があってこいつらが付いて来たら計画が台無しになるからかなり焦ってしまった。
「わ、悪いが…これだけでイビルゲートに潜るのは危険だから買い直して来る…みんなはバルちゃんの手伝いをお願いね」
「えー!なんで?」
「若旦那…一緒に行けばいいのでは?」
「そうです…若様…あやしい」
「違うから…買い物に行くだけだよ」
「ハルトちゃん…なら一緒に行こう」
怪獣達に怪しまれて付いて来る様子だったので計画は諦めるしかなかった。
「今はちょっと手が足りない…不本意ながらこいつらの手を借りないといけない状態でね」
「そうなの?それは仕方ないね…みんな!イビルゲートを建てるのはここの最重要事項なので!バルちゃんを手伝って欲しい」
「えー…若様…」
「そんな…」
「若旦那様の頼みであれば…」
「でも…お兄ちゃん、黙ってどっか行かないでよ」
「わかった!」
バルちゃんの許可もあって道具を買いに市場に向かった。
ポーションも欲しいところだが…この街にはそれが作れる神官や技術者がいない。
少し不安だが…少なく手持ちのポーションで我慢するしかない。
それにやっと本職の冒険者の仕事が出来ると思うと嬉しくて涙が出てきた。
僕が一人で来たがった理由はまたチャンスを狙って、今度こそ旅に出ると決めたからだ。
しかし…ここを出る為にはバルちゃんとあの怪獣の監視網を突破しないといけない
きっと一筋縄ではいかないだろう…。
それでダルンカッペをかけて…沢山のトラベルバックと道具を買い揃えてあちこち分散して隠して置いた。
かなり無駄使いになってしまったが…仕方ない…。
うむ…準備は整った!
あとは機を待つのみ!
それで買い物を済まして用は済んだが…まだ昼で時間が余った。
日が暮れないとイビルゲートを立ち上げる事は出来ないらしい。
それでナイア兄さんの所に行ってみた。
僕は…何故かナイア兄さんには引かれてしまう…。
[[お!お前も目覚めたか?アレがきっかけかな?人口呼吸…]]
[[黙れ腐目玉…お前が想像しているのとちがうから]]
[チッ…なんだよ、目の保養が出来ると思ったのに…]
食えない男であるが…美青年でカッコイイし…すらっとしてスタイルもいい。
[だろ?…やっぱ目覚めてるがね…]
[……おい…変なイメージ脳に流し込むな]
気を抜くとこいつに洗脳されそうだ。
「お邪魔します」
「やあ…ハルト。いらっしゃい」
「おお!ハルト!来てくれたか!嬉しいね」
ナイア兄さんとカオスは僕を見て喜んで歓迎してくれて嬉しかった。
二人を見ると僕も一緒にムラビトクエストがやりたくなった。
でも…その歓迎も一瞬でまた二人はゲームの画面に張り付いた。
「カオス様…先のオーガの襲撃でうちの家の壁が大分壊れて修理する補修材が足りないです」
「あら…気の毒に…」
「ちょっと素材を分けて下さい…あと…ハルト、そろそろポテチが切れる」
「う、うん…」
「あっ!うちの畑も大分被害を食らったな…肥料も足りない」
「それは…ご愁傷様です」
「ナイア…肥料と交換ね、あとハルトや…ケケコレとマシマロも追加ね」
「……あ、はい」
二人に歓迎された理由はそれだったのか。
二人の村は大分発展していて…定着した人口もかなり増えていた。
さすが廃人ゲーマーだな。
それに…新入りのウラノスが何故か深刻な顔でゲームの画面を眺めていた。
「なあ…少年よ…このゲームどうすればトゥールエンディングが観れるんだ?」
「ま、ま、まさか!そのギャルゲーは!」
数多い大作を置いてアレを選ぶとは…ウラノス恐るべし!
「何度やってもバットエンディングしかならないんだよ…」
「こ、これは…36人のヒロインの全てのイベントと一人あたり69のバットエンディングと28の惨殺エンディングを見た後にトゥールエンディングが解放されます…」
「あ?………ま、まじて?36人の一人当たり69と28?そんな馬鹿な!」
そう…このゲームのクリエイターは数々の女の子に振られてリア充を呪いながら作ったという伝説の糞ゲー。
あまりも残酷なバットエンディングの数で凄いブイングがあったが…それでもストーリーやゲームシステム…ヒロインが可愛さが神過ぎて…かなり売れたゲームだ。
だが…終わりが見えないバットエンディングと鬼畜変態選択肢を攻められたゲーマー達はストレスでゲーム機ごと壊した人が続出して…このゲームが発売されてからブラボーステーション6の売り上げが2割りも増えたとの伝説のクソ神ゲーとまで言われた。
「一応…トゥールエンディングはあるんだな」
「はい…胸が引き裂かれるほど凄いエンディングだと聞き及んでおります」
「ほぉ!わかった!ありがとう!なんかやる気が湧いて来た!」
僕も諦めて見てないがそれを見たゲーマーはギャルゲーを引退したとレビューに書いてあったから…きっと凄いエンディングが待っているだろう。
その後…僕は厨房に行ってケケコレとポテチとマシマロとうんめー棒を作って廃人ゲーマー達に差し入れをした。
「ナイア兄さんとカオス様はゲートを開くの見に行かないの?」
「私はやめとくよ…カオス様は?」
「うむ…面倒だけと私が出席しない訳にはいかないね…久々にガキ共の顔を見るとしようか…」
神々を子供扱いするとは…怖すぎる。
勝手にドアを開けると一生口利きませんと表札をかけておいた。
しかし…どうやって僕の場所がわかったんだろ?……分からん!
僕は…慎重と慎重を重ねて…あの馬鹿げた能力を持ったバルとバム達に見つからないように夜中の寒さに耐えながら街はずれの川の中を泳いで逃げていた。
4時間ほど経ってもうバレなかったから安心したが、日が登ると何故か魚達が僕の周りにウザウザと集まると…レヴィが飛んで来た。
「若様♪見つけた♪」
そして…バムが現れた。
「若旦那様!ごめん!」
バムはクマが魚を捕るように僕を川ごと払って飛ばした。
「ハルトちゃん~ゲット!」
そして…ジズが現れて…飛ばされた僕をキャッチして居城に連れされた訳よ。
本当に見事な連携だった…。
完璧な計画だど思ったが…あいつらの能力が一枚上回ったようだ。
儚い…その言葉の意味を僕は身を持って知った。
[ハルトお兄ちゃん…機嫌直してよ]
[若旦那様…食事を抜くと体に障ります]
[若様…お願いです…ドアを開けて下さい]
[ハルトちゃん…]
バルちゃんと怪獣達は引き篭もった僕が心配のようで部屋の外でずっと呼びかけている。
[ハルトお兄ちゃん…ご、ご飯まだ食べてないけど…お腹空いてない?]
[ちょっとレヴィ…焦げて来たぞ!ひっくり返して]
[電気で…薫製肉にしようか?]
[それじゃハルトちゃんに匂いが届かないわ]
奴らは…肉を焼いていて、その匂いを僕の方にばら撒いていた。
僕を何だと思っている?…そんな事で釣られるのはルル姉ぐらいだろ…。
しかし…その匂いのせいで空腹感が増して来た。
あいつら…味気ない真似を…。
でも心配はない!僕には前にたくさん作っておいたオヤツがある。
得体しらない小麦粉のようなものとワイバーン卵…ミノタウルスの乳で作ったチーズとお肉を少々…そして僕自慢の科学調味料もどきを加えて油で揚げた…うんめー棒がある。
あれさえあれば一週間は余裕で籠城出来る!
それで…僕は空腹感に負けて軍糧庫を開けた。
ない!ない!一つもない!あれほど沢山作っておいたのに?
[若様のあのオヤツ…本当に美味しかったな]
[おい…私もそれ気になっていたのに!]
[レヴィちゃん…何個かくすねてあるだろ?]
[早くよこしな]
レヴィめ……僕のオヤツを勝手に食べて持ち去りやがった…。
[おお!若旦那様のオヤツ…本当にうまいな!]
[ハルトお兄ちゃん…料理の腕は凄いんだぞ]
[今度作ってもらお!]
[返して…私のオヤツ!]
レヴィはくすねたうんめー棒をみんなにカツアゲされたようだ…。
それにそれはお前のじゃないだろ!
それで僕はもっと意地になって絶対出ないと決めた。
グ…グゥーゥ~
お腹が空いて気持ち悪くなったが…食料がない。
これじゃ長く籠城は出来そうはない。
どうすればいいか僕は悩んだが…お腹が好きすぎて頭も回らなかった。
[ハルトお兄ちゃん…本当に出ないの?これからイビルゲートを立ち上げる予定だけど…]
その言葉にちょっと心が揺れたが…どうせ中にはいれて貰えないだろと思って余計に腹が立った。
「勝手にすればいいさ…」
[そう?私達は神々の規則で中に入れないから…立会人でハルトお兄ちゃんに入ってもらおうと思ったのに…ダメだな…他を当たって見るよ]
僕はドアを開けてすぐ…焼けた肉を貪るようにがっついてイビルゲートに入れると思って喜んでストライキを中断した。
「二日も食わず飲まずでヒヤヒヤしたよ…」
「えへへ…んじゃ!僕は色々準備しないといけないからちょっと街に出かけて来る」
「若旦那様…これをお返しします」
バムから取り上げられたトラベルバッグとお金袋を返してもらった。
「………あ、うん…ありがとう」
「若様♪これで行かなくて済みますね」
「ハルトちゃん!イビルゲートを建てるまで時間があるから私と遊ぼう」
僕としては一人で行かないといけない理由があってこいつらが付いて来たら計画が台無しになるからかなり焦ってしまった。
「わ、悪いが…これだけでイビルゲートに潜るのは危険だから買い直して来る…みんなはバルちゃんの手伝いをお願いね」
「えー!なんで?」
「若旦那…一緒に行けばいいのでは?」
「そうです…若様…あやしい」
「違うから…買い物に行くだけだよ」
「ハルトちゃん…なら一緒に行こう」
怪獣達に怪しまれて付いて来る様子だったので計画は諦めるしかなかった。
「今はちょっと手が足りない…不本意ながらこいつらの手を借りないといけない状態でね」
「そうなの?それは仕方ないね…みんな!イビルゲートを建てるのはここの最重要事項なので!バルちゃんを手伝って欲しい」
「えー…若様…」
「そんな…」
「若旦那様の頼みであれば…」
「でも…お兄ちゃん、黙ってどっか行かないでよ」
「わかった!」
バルちゃんの許可もあって道具を買いに市場に向かった。
ポーションも欲しいところだが…この街にはそれが作れる神官や技術者がいない。
少し不安だが…少なく手持ちのポーションで我慢するしかない。
それにやっと本職の冒険者の仕事が出来ると思うと嬉しくて涙が出てきた。
僕が一人で来たがった理由はまたチャンスを狙って、今度こそ旅に出ると決めたからだ。
しかし…ここを出る為にはバルちゃんとあの怪獣の監視網を突破しないといけない
きっと一筋縄ではいかないだろう…。
それでダルンカッペをかけて…沢山のトラベルバックと道具を買い揃えてあちこち分散して隠して置いた。
かなり無駄使いになってしまったが…仕方ない…。
うむ…準備は整った!
あとは機を待つのみ!
それで買い物を済まして用は済んだが…まだ昼で時間が余った。
日が暮れないとイビルゲートを立ち上げる事は出来ないらしい。
それでナイア兄さんの所に行ってみた。
僕は…何故かナイア兄さんには引かれてしまう…。
[[お!お前も目覚めたか?アレがきっかけかな?人口呼吸…]]
[[黙れ腐目玉…お前が想像しているのとちがうから]]
[チッ…なんだよ、目の保養が出来ると思ったのに…]
食えない男であるが…美青年でカッコイイし…すらっとしてスタイルもいい。
[だろ?…やっぱ目覚めてるがね…]
[……おい…変なイメージ脳に流し込むな]
気を抜くとこいつに洗脳されそうだ。
「お邪魔します」
「やあ…ハルト。いらっしゃい」
「おお!ハルト!来てくれたか!嬉しいね」
ナイア兄さんとカオスは僕を見て喜んで歓迎してくれて嬉しかった。
二人を見ると僕も一緒にムラビトクエストがやりたくなった。
でも…その歓迎も一瞬でまた二人はゲームの画面に張り付いた。
「カオス様…先のオーガの襲撃でうちの家の壁が大分壊れて修理する補修材が足りないです」
「あら…気の毒に…」
「ちょっと素材を分けて下さい…あと…ハルト、そろそろポテチが切れる」
「う、うん…」
「あっ!うちの畑も大分被害を食らったな…肥料も足りない」
「それは…ご愁傷様です」
「ナイア…肥料と交換ね、あとハルトや…ケケコレとマシマロも追加ね」
「……あ、はい」
二人に歓迎された理由はそれだったのか。
二人の村は大分発展していて…定着した人口もかなり増えていた。
さすが廃人ゲーマーだな。
それに…新入りのウラノスが何故か深刻な顔でゲームの画面を眺めていた。
「なあ…少年よ…このゲームどうすればトゥールエンディングが観れるんだ?」
「ま、ま、まさか!そのギャルゲーは!」
数多い大作を置いてアレを選ぶとは…ウラノス恐るべし!
「何度やってもバットエンディングしかならないんだよ…」
「こ、これは…36人のヒロインの全てのイベントと一人あたり69のバットエンディングと28の惨殺エンディングを見た後にトゥールエンディングが解放されます…」
「あ?………ま、まじて?36人の一人当たり69と28?そんな馬鹿な!」
そう…このゲームのクリエイターは数々の女の子に振られてリア充を呪いながら作ったという伝説の糞ゲー。
あまりも残酷なバットエンディングの数で凄いブイングがあったが…それでもストーリーやゲームシステム…ヒロインが可愛さが神過ぎて…かなり売れたゲームだ。
だが…終わりが見えないバットエンディングと鬼畜変態選択肢を攻められたゲーマー達はストレスでゲーム機ごと壊した人が続出して…このゲームが発売されてからブラボーステーション6の売り上げが2割りも増えたとの伝説のクソ神ゲーとまで言われた。
「一応…トゥールエンディングはあるんだな」
「はい…胸が引き裂かれるほど凄いエンディングだと聞き及んでおります」
「ほぉ!わかった!ありがとう!なんかやる気が湧いて来た!」
僕も諦めて見てないがそれを見たゲーマーはギャルゲーを引退したとレビューに書いてあったから…きっと凄いエンディングが待っているだろう。
その後…僕は厨房に行ってケケコレとポテチとマシマロとうんめー棒を作って廃人ゲーマー達に差し入れをした。
「ナイア兄さんとカオス様はゲートを開くの見に行かないの?」
「私はやめとくよ…カオス様は?」
「うむ…面倒だけと私が出席しない訳にはいかないね…久々にガキ共の顔を見るとしようか…」
神々を子供扱いするとは…怖すぎる。
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