52 / 56
52.
しおりを挟む
「もういい加減にしてよっ!」
そう言いながら彼の頬に平手打ちすると私は着替えて、試着室から出ると速足で歩くの。
(なんでいつも私だけこんな目に遭わなきゃいけないのよ!)
そんな不満を抱えながら帰宅した私は、玄関先で靴を脱ぐや否や、脱いだばかりのストッキングで床掃除を始めたのですが、
その際に、うっかり滑ってしまったせいで転んでしまった挙げ句、起き上がろうとした際に、誤って、
自分の足を踏んでしまって悶絶している私を心配した彼が声を掛けてくれたのだが、それを無視して立ち上がろうとした私は、
痛みに耐えつつ立ち上がった直後にバランスを崩してしまい、転倒しかけたところで、間一髪の所で受け止めてくれた彼だったが、
そこで、ふと、ある事を思い出した私は、試しに、そのままの姿勢を維持したまま、足を踏まれているにも関わらず平然としている彼の顔を見上げてみると、
目が合った瞬間に微笑みかけられ、ドキッとしてしまうと同時に、思わず見惚れてしまっていたが、
「大丈夫かい、怪我はないかな?」
そう尋ねられて我に返った私が、大丈夫と答えると、安心した様子で頷いた彼が、ゆっくりと床に降ろしてくれましたが、
その直後、何故か、その場で跪いてみせた彼は、足の甲に口付けてきたのです。
これには驚きのあまり固まってしまうも、すぐに我に返って、その場から立ち去ろうとする私の腕を掴んだ彼は、
強引に引き寄せるなり、再びキスしてきただけでなく、舌を絡ませてきた事で、あっという間に蕩けさせられた私は、
されるがままになっていたものの、やがて、唇が離れたところで、惚けたように彼を見つめていると、優しく微笑んだ後でこう言ったのでした。
「愛してるよ、僕の大切なお姫様」
「私も、あなたのこと好き、大好きだから、お願い私のこと、離さないでね、ずっと一緒にいてね、約束だよ、絶対だからね」
そう、私が涙声で、途切れ途切れになりながら、必死になって訴えかけると彼は微笑みながら、頷いて、
「ああ、約束する、絶対に君を離しはしない、ずっと一緒にいよう永遠に」
「ありがとう、嬉しい」
私が、泣きながら、お礼を言うと彼はそっと抱き締めてくれて、そのまま暫く抱き合っていました。
その後、落ち着いた私が、彼にお風呂に入ることを告げると、
「分かった、じゃあ、僕はリビングで待ってるから、ゆっくり温まってくるといい」
そう、言ってくれたので、お風呂場へ向かったのですが、脱衣所に入った途端、服を脱ぎ始めた私は、
裸身になった後、浴室に入るとシャワーのお湯を出して、全身に浴びてから、シャンプー、トリートメント、ボディーソープで身体を洗い、
最後に洗顔フォームを使って、顔を洗って、泡を洗い流した後、湯船に浸かって、一息吐いたところで、ふと、自分の身体を見て、
「はぁ、また大きくなった気がする」
溜め息混じりに呟いた私の視線の先には、たわわな果実が二つ実っていた。
(本当に大きくなってるのよね、これって)
そう思いながら、両手で持ち上げてみるとずっしりとした重みを感じたものの、同時に、何だか幸せな気分になれたので、
そのまま揉み続けていると、不意に、下腹部に疼きを覚えた私は、堪らず、乳房を揉むだけでは飽き足らず、股間に指を這わせて弄り始めてしまった結果、
絶頂を迎えてしまいましたが、まだ物足りなさを感じていた私は、更に激しく責め立てていくうちに、次第に快楽に溺れていったことで
頭が真っ白になりかけたものの、何とか踏み止まった私は、呼吸を整えた後、浴槽から出て、バスタオルを手に取るなり、全身を拭いた後、
「気持ちよかったけど、やっぱり足りないな……」
そんな独り言を漏らしながら着替えを終えた後、髪を乾かしてから寝室へ向かうことにした。
そう言いながら彼の頬に平手打ちすると私は着替えて、試着室から出ると速足で歩くの。
(なんでいつも私だけこんな目に遭わなきゃいけないのよ!)
そんな不満を抱えながら帰宅した私は、玄関先で靴を脱ぐや否や、脱いだばかりのストッキングで床掃除を始めたのですが、
その際に、うっかり滑ってしまったせいで転んでしまった挙げ句、起き上がろうとした際に、誤って、
自分の足を踏んでしまって悶絶している私を心配した彼が声を掛けてくれたのだが、それを無視して立ち上がろうとした私は、
痛みに耐えつつ立ち上がった直後にバランスを崩してしまい、転倒しかけたところで、間一髪の所で受け止めてくれた彼だったが、
そこで、ふと、ある事を思い出した私は、試しに、そのままの姿勢を維持したまま、足を踏まれているにも関わらず平然としている彼の顔を見上げてみると、
目が合った瞬間に微笑みかけられ、ドキッとしてしまうと同時に、思わず見惚れてしまっていたが、
「大丈夫かい、怪我はないかな?」
そう尋ねられて我に返った私が、大丈夫と答えると、安心した様子で頷いた彼が、ゆっくりと床に降ろしてくれましたが、
その直後、何故か、その場で跪いてみせた彼は、足の甲に口付けてきたのです。
これには驚きのあまり固まってしまうも、すぐに我に返って、その場から立ち去ろうとする私の腕を掴んだ彼は、
強引に引き寄せるなり、再びキスしてきただけでなく、舌を絡ませてきた事で、あっという間に蕩けさせられた私は、
されるがままになっていたものの、やがて、唇が離れたところで、惚けたように彼を見つめていると、優しく微笑んだ後でこう言ったのでした。
「愛してるよ、僕の大切なお姫様」
「私も、あなたのこと好き、大好きだから、お願い私のこと、離さないでね、ずっと一緒にいてね、約束だよ、絶対だからね」
そう、私が涙声で、途切れ途切れになりながら、必死になって訴えかけると彼は微笑みながら、頷いて、
「ああ、約束する、絶対に君を離しはしない、ずっと一緒にいよう永遠に」
「ありがとう、嬉しい」
私が、泣きながら、お礼を言うと彼はそっと抱き締めてくれて、そのまま暫く抱き合っていました。
その後、落ち着いた私が、彼にお風呂に入ることを告げると、
「分かった、じゃあ、僕はリビングで待ってるから、ゆっくり温まってくるといい」
そう、言ってくれたので、お風呂場へ向かったのですが、脱衣所に入った途端、服を脱ぎ始めた私は、
裸身になった後、浴室に入るとシャワーのお湯を出して、全身に浴びてから、シャンプー、トリートメント、ボディーソープで身体を洗い、
最後に洗顔フォームを使って、顔を洗って、泡を洗い流した後、湯船に浸かって、一息吐いたところで、ふと、自分の身体を見て、
「はぁ、また大きくなった気がする」
溜め息混じりに呟いた私の視線の先には、たわわな果実が二つ実っていた。
(本当に大きくなってるのよね、これって)
そう思いながら、両手で持ち上げてみるとずっしりとした重みを感じたものの、同時に、何だか幸せな気分になれたので、
そのまま揉み続けていると、不意に、下腹部に疼きを覚えた私は、堪らず、乳房を揉むだけでは飽き足らず、股間に指を這わせて弄り始めてしまった結果、
絶頂を迎えてしまいましたが、まだ物足りなさを感じていた私は、更に激しく責め立てていくうちに、次第に快楽に溺れていったことで
頭が真っ白になりかけたものの、何とか踏み止まった私は、呼吸を整えた後、浴槽から出て、バスタオルを手に取るなり、全身を拭いた後、
「気持ちよかったけど、やっぱり足りないな……」
そんな独り言を漏らしながら着替えを終えた後、髪を乾かしてから寝室へ向かうことにした。
0
お気に入りに追加
155
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢は王太子の妻~毎日溺愛と狂愛の狭間で~
一ノ瀬 彩音
恋愛
悪役令嬢は王太子の妻になると毎日溺愛と狂愛を捧げられ、
快楽漬けの日々を過ごすことになる!
そしてその快感が忘れられなくなった彼女は自ら夫を求めるようになり……!?
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
エリート課長の脳内は想像の斜め上でした!? ~一夜の過ちにはしてもらえなかった話~
えっちゃん
恋愛
飲み会に参加した夜、酔い潰れていた私を押し倒していたのは社内の女子社員が憧れるエリート課長でした。
普段は冷静沈着な課長の性癖をくすぐり、執着されたらしい私には彼の思考は斜め上過ぎて理解不能です。
性描写がある話には*がついています。
シリアスにみせかけた変態課長との純愛?話。
前半はヒロイン視点、後半は課長視点。
課長は特殊な変態です。
課長視点は下品で変態描写が多いため、苦手な方はごめんなさい。
他サイトにも投稿しています。
溺愛ダーリンと逆シークレットベビー
葉月とに
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。
立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。
優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?
副社長氏の一途な恋~執心が結んだ授かり婚~
真木
恋愛
相原麻衣子は、冷たく見えて情に厚い。彼女がいつも衝突ばかりしている、同期の「副社長氏」反田晃を想っているのは秘密だ。麻衣子はある日、晃と一夜を過ごした後、姿をくらます。数年後、晃はミス・アイハラという女性が小さな男の子の手を引いて暮らしているのを知って……。
愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「お腹の子も君も僕のものだ。
2度目の離婚はないと思え」
宣利と結婚したのは一年前。
彼の曾祖父が財閥家と姻戚関係になりたいと強引に押したからだった。
父親の経営する会社の建て直しを条件に、結婚を承知した。
かたや元財閥家とはいえ今は経営難で倒産寸前の会社の娘。
かたや世界有数の自動車企業の御曹司。
立場の違いは大きく、宣利は冷たくて結婚を後悔した。
けれどそのうち、厳しいものの誠実な人だと知り、惹かれていく。
しかし曾祖父が死ねば離婚だと言われていたので、感情を隠す。
結婚から一年後。
とうとう曾祖父が亡くなる。
当然、宣利から離婚を切り出された。
未練はあったが困らせるのは嫌で、承知する。
最後に抱きたいと言われ、最初で最後、宣利に身体を預ける。
離婚後、妊娠に気づいた。
それを宣利に知られ、復縁を求められるまではまあいい。
でも、離婚前が嘘みたいに、溺愛してくるのはなんでですか!?
羽島花琳 はじま かりん
26歳
外食産業チェーン『エールダンジュ』グループご令嬢
自身は普通に会社員をしている
明るく朗らか
あまり物事には執着しない
若干(?)天然
×
倉森宣利 くらもり たかとし
32歳
世界有数の自動車企業『TAIGA』グループ御曹司
自身は核企業『TAIGA自動車』専務
冷酷で厳しそうに見られがちだが、誠実な人
心を開いた人間にはとことん甘い顔を見せる
なんで私、子供ができた途端に復縁を迫られてるんですかね……?
二人の甘い夜は終わらない
藤谷藍
恋愛
*この作品の書籍化がアルファポリス社で現在進んでおります。正式に決定しますと6月13日にこの作品をウェブから引き下げとなりますので、よろしくご了承下さい*
年齢=恋人いない歴28年。多忙な花乃は、昔キッパリ振られているのに、初恋の彼がずっと忘れられない。いまだに彼を想い続けているそんな誕生日の夜、彼に面影がそっくりな男性と出会い、夢心地のまま酔った勢いで幸せな一夜を共に––––、なのに、初めての朝チュンでパニックになり、逃げ出してしまった。甘酸っぱい思い出のファーストラブ。幻の夢のようなセカンドラブ。優しい彼には逢うたびに心を持っていかれる。今も昔も、過剰なほど甘やかされるけど、この歳になって相変わらずな子供扱いも! そして極甘で強引な彼のペースに、花乃はみるみる絡め取られて……⁈ ちょっぴり個性派、花乃の初恋胸キュンラブです。
若妻シリーズ
笹椰かな
恋愛
とある事情により中年男性・飛龍(ひりゅう)の妻となった18歳の愛実(めぐみ)。
気の進まない結婚だったが、優しく接してくれる夫に愛実の気持ちは傾いていく。これはそんな二人の夜(または昼)の営みの話。
乳首責め/クリ責め/潮吹き
※表紙の作成/かんたん表紙メーカー様
※使用画像/SplitShire様
【完結】鳥籠の妻と変態鬼畜紳士な夫
Ringo
恋愛
夫が好きで好きで好きすぎる妻。
生まれた時から傍にいた夫が妻の生きる世界の全てで、夫なしの人生など考えただけで絶望レベル。
行動の全てを報告させ把握していないと不安になり、少しでも女の気配を感じれば嫉妬に狂う。
そしてそんな妻を愛してやまない夫。
束縛されること、嫉妬されることにこれ以上にない愛情を感じる変態。
自身も嫉妬深く、妻を家に閉じ込め家族以外との接触や交流を遮断。
時に激しい妄想に駆られて俺様キャラが降臨し、妻を言葉と行為で追い込む鬼畜でもある。
そんなメンヘラ妻と変態鬼畜紳士夫が織り成す日常をご覧あれ。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
※現代もの
※R18内容濃いめ(作者調べ)
※ガッツリ行為エピソード多め
※上記が苦手な方はご遠慮ください
完結まで執筆済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる