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その際に、わざと見せつけるようにしてやると、彼は、興奮した様子で息を荒くしながら、食い入るように見つめていた。
「ほら、早くしなさい」
と言われて、我に返った私は、急いで残りの衣類を脱ぎ捨てた。
すると、そこには生まれたままの姿の自分がいて、恥ずかしさのあまり俯いてしまう。
そんな私に構わず、彼は、後ろから抱きついてくる。
そして、そのまま胸を揉まれて、
「ひゃんっ!?」
という声を上げてしまう。
それでもお構いなしといった様子で、揉み続ける彼の手つきはとてもいやらしくて、
それだけで気持ち良くなってしまうほどだった。
「はぁ……はぁ……」
息も絶え絶えになりながらも必死に耐えていると、今度は胸の先端部分を摘まれて、
指先でコリコリされるたびに電流が流れたかのような衝撃に襲われる。
その刺激に耐え切れず、身体を仰け反らせてしまった瞬間を狙っていたのか、
彼の唇が重なり合ったかと思うと同時に舌が入り込んできた。
口内に侵入してきた舌は歯茎をなぞる様に這い回り、上顎の部分を刺激するかのように舐められると
ゾクゾクとした感覚が背筋を駆け抜けていくのを感じた。
それと同時に、下腹部の奥の方がキュンキュンしてきて、子宮が疼き始めるのを感じた私は無意識のうちに太腿を擦り合わせていた。
それを見た彼がクスリと笑ったような気がしたけれど、
「どうしたんだい? もしかして興奮してきたのかい?」
なんて聞かれてしまい、恥ずかしくて顔を背けてしまう。
だけど、すぐに顎を掴まれて正面を向かされてしまうと、再び口づけられてしまった。
舌を入れられ、絡め取られ、吸われたり甘噛みされたりしているうちに頭の中が真っ白になって何も考えられなくなってしまいます。
やがて、満足したのか唇を離されましたけど、その時にはもう完全に蕩けきってしまっていました。
そこで、ようやく解放されましたけど、途端に身体が熱くなりましたので慌てて離れようとしましたら、
突然抱きしめられてしまいました。
驚いて固まっている間に、ベッドの上に押し倒されてしまいます。
「咲良が自慰をしている所が見たい」
「ふぇっ!? あ、あの、どうしてですか……?」
突然の事で、頭が真っ白になりかけましたが、何とか持ち直して、理由を尋ねてみます。
そうしたら、彼は、少し恥ずかしそうにしながら答えてくれました。
なんでも、以前から気になっていたそうです。
ですが、なかなか言い出せずにいたようで、今日、思い切って言ってみたのだという事でした。
それを聞いて、嬉しくなった私は、素直にしてみることにしました。
「わかりました、やってみますね……」
そう言うと、私は、自分の花弁に手を伸ばしていきました。
最初は、恐る恐るといった感じで触っていたのですが、次第に大胆になっていくにつれて、快感が増していきます。
「あ……ふぁ……んんっ……」
厭らしい音が室内に響き渡ります。
その音を聞きながらも、さらに激しく動かしていき、絶頂を迎えそうになった。
「ああっ! もう駄目ぇ!」
そう叫んだ瞬間、頭の中で何かが弾けたような感覚がして、目の前がチカチカします。
全身が痙攣し、力が入らなくなり倒れ込んでしまいました。
暫くの間、余韻に浸っていたのですが、ふと我に返ってみると、彼がじっとこちらを見ています。
その視線に気づいた途端、恥ずかしくなってきました。
「咲良とセックスをしたい、いいか?」
「はい、お願いします」
即答でした。
自分でも驚くほどに迷いなく答えていましたので、内心驚きましたが、それ以上に嬉しかったので気にしません。
むしろ望むところです。
彼を受け入れるべく両手を広げて受け入れようとしますが、その前にキスされてしまいました。
「んっ、ちゅっ、ちゅぱっ、れろっ、じゅるるるるるぅぅぅぅっ!」
(ああ、凄いです、こんなの初めてです)
舌を絡め合い唾液を交換し合いながら貪るように求め合う濃厚なディープキスをされて、もうメロメロになってしまいました。
「咲良、挿れるからな」
「はい、来てください」
私は自ら足を大きく広げて迎え入れる体勢を取りました。
すると、彼はすぐに覆い被さってきて、一気に挿入してきたのです。
熱くて硬いものが膣内を押し広げながら入ってくる感覚に、思わず声が出てしまいそうになるのを必死で抑えます。
やがて、根元まで全部入ったのか動きが止まったかと思うと、ゆっくりと引き抜かれていき、また奥まで突かれて、
何度も繰り返されるうちに段々とスピードが上がっていって、最後には激しいピストン運動が始まりました。
「あっ、あんっ、やぁぁっ、激しすぎますぅっ!」
あまりの快感に耐えられず叫んでしまった私の口を唇で塞いで黙らせてから、更に激しく突き上げてきます。
その度に結合部から愛液が飛び散りシーツに大きな染みを作っていくのを感じながらも、
私はただひたすらに喘ぐことしかできませんでした。
そしてついに限界が訪れた時、熱い飛沫が大量に注ぎ込まれてきました。
脈動に合わせて、大量の白濁液が流れ込んでくる感覚がありました。
それを一滴残らず搾り取ろうとするかのように膣壁が激しく収縮するせいで、余計に感じてしまうようでした。
ようやく出し終えたのか、ズルリと引き抜くと、
「気持ちよかったよ、ありがとう」
と言って優しく抱きしめてくれます。
それが嬉しくて、私も抱きしめ返しながら、
「こちらこそありがとうございます、とても素敵でした、これからもよろしくお願いしますね」
と言うと、頭を撫でてくれて、その後、キスをしてくれました。
「ほら、早くしなさい」
と言われて、我に返った私は、急いで残りの衣類を脱ぎ捨てた。
すると、そこには生まれたままの姿の自分がいて、恥ずかしさのあまり俯いてしまう。
そんな私に構わず、彼は、後ろから抱きついてくる。
そして、そのまま胸を揉まれて、
「ひゃんっ!?」
という声を上げてしまう。
それでもお構いなしといった様子で、揉み続ける彼の手つきはとてもいやらしくて、
それだけで気持ち良くなってしまうほどだった。
「はぁ……はぁ……」
息も絶え絶えになりながらも必死に耐えていると、今度は胸の先端部分を摘まれて、
指先でコリコリされるたびに電流が流れたかのような衝撃に襲われる。
その刺激に耐え切れず、身体を仰け反らせてしまった瞬間を狙っていたのか、
彼の唇が重なり合ったかと思うと同時に舌が入り込んできた。
口内に侵入してきた舌は歯茎をなぞる様に這い回り、上顎の部分を刺激するかのように舐められると
ゾクゾクとした感覚が背筋を駆け抜けていくのを感じた。
それと同時に、下腹部の奥の方がキュンキュンしてきて、子宮が疼き始めるのを感じた私は無意識のうちに太腿を擦り合わせていた。
それを見た彼がクスリと笑ったような気がしたけれど、
「どうしたんだい? もしかして興奮してきたのかい?」
なんて聞かれてしまい、恥ずかしくて顔を背けてしまう。
だけど、すぐに顎を掴まれて正面を向かされてしまうと、再び口づけられてしまった。
舌を入れられ、絡め取られ、吸われたり甘噛みされたりしているうちに頭の中が真っ白になって何も考えられなくなってしまいます。
やがて、満足したのか唇を離されましたけど、その時にはもう完全に蕩けきってしまっていました。
そこで、ようやく解放されましたけど、途端に身体が熱くなりましたので慌てて離れようとしましたら、
突然抱きしめられてしまいました。
驚いて固まっている間に、ベッドの上に押し倒されてしまいます。
「咲良が自慰をしている所が見たい」
「ふぇっ!? あ、あの、どうしてですか……?」
突然の事で、頭が真っ白になりかけましたが、何とか持ち直して、理由を尋ねてみます。
そうしたら、彼は、少し恥ずかしそうにしながら答えてくれました。
なんでも、以前から気になっていたそうです。
ですが、なかなか言い出せずにいたようで、今日、思い切って言ってみたのだという事でした。
それを聞いて、嬉しくなった私は、素直にしてみることにしました。
「わかりました、やってみますね……」
そう言うと、私は、自分の花弁に手を伸ばしていきました。
最初は、恐る恐るといった感じで触っていたのですが、次第に大胆になっていくにつれて、快感が増していきます。
「あ……ふぁ……んんっ……」
厭らしい音が室内に響き渡ります。
その音を聞きながらも、さらに激しく動かしていき、絶頂を迎えそうになった。
「ああっ! もう駄目ぇ!」
そう叫んだ瞬間、頭の中で何かが弾けたような感覚がして、目の前がチカチカします。
全身が痙攣し、力が入らなくなり倒れ込んでしまいました。
暫くの間、余韻に浸っていたのですが、ふと我に返ってみると、彼がじっとこちらを見ています。
その視線に気づいた途端、恥ずかしくなってきました。
「咲良とセックスをしたい、いいか?」
「はい、お願いします」
即答でした。
自分でも驚くほどに迷いなく答えていましたので、内心驚きましたが、それ以上に嬉しかったので気にしません。
むしろ望むところです。
彼を受け入れるべく両手を広げて受け入れようとしますが、その前にキスされてしまいました。
「んっ、ちゅっ、ちゅぱっ、れろっ、じゅるるるるるぅぅぅぅっ!」
(ああ、凄いです、こんなの初めてです)
舌を絡め合い唾液を交換し合いながら貪るように求め合う濃厚なディープキスをされて、もうメロメロになってしまいました。
「咲良、挿れるからな」
「はい、来てください」
私は自ら足を大きく広げて迎え入れる体勢を取りました。
すると、彼はすぐに覆い被さってきて、一気に挿入してきたのです。
熱くて硬いものが膣内を押し広げながら入ってくる感覚に、思わず声が出てしまいそうになるのを必死で抑えます。
やがて、根元まで全部入ったのか動きが止まったかと思うと、ゆっくりと引き抜かれていき、また奥まで突かれて、
何度も繰り返されるうちに段々とスピードが上がっていって、最後には激しいピストン運動が始まりました。
「あっ、あんっ、やぁぁっ、激しすぎますぅっ!」
あまりの快感に耐えられず叫んでしまった私の口を唇で塞いで黙らせてから、更に激しく突き上げてきます。
その度に結合部から愛液が飛び散りシーツに大きな染みを作っていくのを感じながらも、
私はただひたすらに喘ぐことしかできませんでした。
そしてついに限界が訪れた時、熱い飛沫が大量に注ぎ込まれてきました。
脈動に合わせて、大量の白濁液が流れ込んでくる感覚がありました。
それを一滴残らず搾り取ろうとするかのように膣壁が激しく収縮するせいで、余計に感じてしまうようでした。
ようやく出し終えたのか、ズルリと引き抜くと、
「気持ちよかったよ、ありがとう」
と言って優しく抱きしめてくれます。
それが嬉しくて、私も抱きしめ返しながら、
「こちらこそありがとうございます、とても素敵でした、これからもよろしくお願いしますね」
と言うと、頭を撫でてくれて、その後、キスをしてくれました。
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