俺の性癖は間違っていない！～巨乳エルフに挟まれて俺はもう我慢の限界です！～

230.

その魔力によりこの部屋から脱出するための出口が塞がれてしまい退路が断たれてしまう。
だがそれも問題は無い。
いざとなれば窓を破って外に出ればいいだけの話である。
そして俺は最後にもう一度、魔王のその顔を見た。
その目はしっかりと俺を見据えており、 その瞳からは強い決意が感じ取れたのである。
だからこそ俺は安心できたのであった……。そしてその瞬間に、俺達はその場から離れ、この国から脱出したわけであるのだがここからが本当の意味での新たなる戦いの始まりとなったのである。
そう俺は改めて誓うのだった……。
俺、いや、俺とユリアさんが出会ってから約1年が経過した。
俺は彼女との生活の中で色々と変化が訪れた。
まずは俺が元の世界に戻るための方法を一緒に探すという事で、その日は俺の家の中にあった書庫にて二人で調べ物をした。
そして俺の頭の中に思い浮かんだのはやはり【召喚術】なのではないかと考えた。
俺自身、その可能性についてはかなり高いと考えていた。
そして俺は彼女にそれを伝えると、彼女はその話を聞いて俺の考えていた事が的を射ていたことに驚いていたが、すぐに気持ちを切り替えて俺に提案をしてきた。
俺がもしもその方法で元の世界に戻れた場合は自分にも手伝わせて欲しいとのことだった。
そして俺は、俺の願いを叶えるためにその方法についてを詳しく聞き、そして彼女もそれを受け入れた。
俺は彼女のその言葉を聞いた時に嬉しくなってつい抱きしめてしまう。
それに照れながらも応えてくれたのが可愛かった。
「えへっ、なんだかこういう風に抱き合うのってすごくドキドキしますね。今までにそういう経験が無いのでよくわからないのですが、これが好きになるという感情なんでしょうか？」
その言葉に対して俺は頭を撫でながら、
「多分そうだよ。俺だって初めて女の子と抱き合った時は緊張したからね」
そう言われてそれから数日後、俺は末永く妻達と一緒に楽しくすごすのでした。