俺の性癖は間違っていない！～巨乳エルフに挟まれて俺はもう我慢の限界です！～

182.

そしてそのまま彼女の後に着いて行くとやがて人が多く集っているところに出るが、そこは飲食店が立ち並ぶ場所で食べ物を売っている店の数も非常に多く並ばれた机席に座って飲食を楽しんでいるものも少なくなかった。
ただ店によって扱っている料理の内容は結構違いがあって面白いところもあれば変わった味付けをしているものも存在していた。
その中でも人気が一番高い店が肉を中心に扱っていてしかも様々な香辛料を使用しているというのが売り出している物を食べながら俺達は感心していた。
それから少し経つ頃に目的の建物が近くになった事で俺はそろそろいなくなるべきかと考えるが彼女の手を掴まえようとして失敗するのを見て思わず苦笑する。
（ああこっちなら平気だから心配することなかったのか）
彼女の反応は分かりやすく俺の手が離れようとしたことで慌てたという訳なのだと分かってしまった俺は自然と笑ってみせると同時に安心させようと
思ったこともあり彼女を抱き寄せる形にした後頭を優しく撫でていった。
（可愛い……じゃなくて、あんまり強くすると壊れそうな感じがしてなんかちょっと怖くなりつつあるのと、これ以上進むべきじゃないだろう）
と考えて彼女のことを見るといつの間にかいなくなりそうになったので慌てて離さないようにするとそれに気づいて逃げないように抑えてきた。
彼女は恥ずかしがっていたようだがまだ嫌がる素振がないので手を引き始める。
彼女は最初驚いて戸惑いながらも俺は迷うことなく案内しようとするも人の往来が激しくて邪魔でしかない状態に俺はどうにかしようと考え始めたその時
いきなり横を歩く男からぶつかった反動で押されそのまま後ろに飛ばされかけてしまう。
だけど俺は咄嵯の判断力で体勢を変えながらも倒れることを拒もうとしたがバランスが取れずに地面に尻餅を着く。
そのおかげか倒れた際の大きな音だけは防ぐことに成功するが背中や腰に軽い痛みが走ることとなり俺は顔をしかめるがそんな状況でも男は見下ろしている
様子のままで不愉快極まる気持ちに襲われそうになるもここで逆上してしまえば更なる被害が出ると分かっているだけにグッと堪える。
するとそんな光景に周囲がざわめき始めたため俺はその方向に目を向けると 一人の男性が歩いて来る。背丈が高く筋肉隆々の屈強そうな体型をしておりその人物は男の目の前までやって
来ると視線を合わせた上で言い放つ。
その姿と雰囲気はまるで戦士と呼ぶのに相応しい風貌の持ち主でもあった為に一瞬身震いしかけた俺は恐怖を覚える。
「何をそんなに苛ついているか知らんが他の客人に迷惑だと分かんねえのか？お前にはよ！」
彼の怒号が響く。
周りの空気さえも冷たくなる様な気がするほどの鋭さを秘めて、そう言われると男性は怯え始めてしまい謝罪してきた。
それを耳にしている周りからも俺も巻き込まれてしまう危険性を考えてみるとこのまま去るべきなのではないかと判断しようとするがそれをする前に男性の方が
その場から去っていったために、
「大丈夫かね？」という言葉と共俺に手を差し伸べてきた なのでとりあえず遠慮無く借りることにした。
そういえば彼女に対して何も告げないままに離れてきてしまったことに気がつく。
その点については後ほど謝るつもりだったのである。
そう考えている間に立ち上がっては それから女性と共にその場所を離れて宿屋へと向かう事を決めると俺は急いで向かうのであった。