俺の性癖は間違っていない！～巨乳エルフに挟まれて俺はもう我慢の限界です！～

102.

そして彼女の背中に腕を回して抱き寄せた。
彼女は何も言わずにじっとしている。
すると、やがて彼女は口を開いた。
その口調は普段とは違っていた。
まるで別人のような喋り方だった。
俺が戸惑っていると彼女は言った。
どうしたの？何かあったの？ と、俺が事情を説明すると彼女はため息をついた。
すると彼女は言った。
それはあなたが悪いわねと、そうして続ける。
確かにあなたは強いわ。
だけどね、世の中には絶対に勝てない相手っていうのがいるの。
例えば、神とか、魔王、勇者、それにドラゴンや精霊、あとは、そうねぇ、伝説の武器を持った奴かしら。
そういうのを相手にしても、どうしようもないのよ。
でも、大丈夫。私が、あなたの力になるから。
だから、安心して。
そう言って、彼女は俺にキスをした。
そうして俺は彼女を受け入れた。
俺と彼女はそれから体を重ねた。それから数日が経った。
俺はいつものように彼女を抱いていた。
そしてある日、俺達は街に出かける事になった。
どうやら、新しい服が欲しいらしく俺は彼女に付き合うことにした。
そして服屋に着くと、彼女は嬉しそうに服を選び始める。
その様子を見ていると微笑ましく思えてくる。
そうして服を選ぶ事しばらく、ようやく決まったようだ。
俺達は会計を済ませると店を後にした。
そうして次は何処へ行こうかと悩んでいる時だった。
ふと、道端に落ちている物に気づく。
気になったので拾い上げてみた。
それは、古びた本だった。タイトルは読めないが表紙に描かれているのは魔法陣だろうか？
とりあえず中身を確認してみる事にした。パラパラとページを捲ると何か文字が書かれている事に気づいた。
だが、俺には読む事ができなかった。
そこで、試しにこの本に書かれている魔法を使ってみようと思い立つ。
だが、一体どうやって使うのだろう。
そんな風に考えていると、ふと彼女と目が合う。
俺は本を閉じて彼女に見せた。
すると、彼女は興味深そうに眺めていた。
俺は彼女にこの魔法はどんなものなのか聞いてみると、彼女はよくわからないといった感じだった。
そこで俺は彼女にこの本の使い方を尋ねてみる。
すると彼女は首を傾げながら言った。
この世界には存在しない技術なのでは？
そして彼女は言った。
もし、それが本当に使えるのなら世界を変える事が出来るかもしれない、と、そして、この世界にある魔法は私達が知っているものとは大きく異なるものではなかろうか、と、そうして彼女は言った。
「あなたは本当にこの世界の人間なのですか？」
と、そして彼女は俺をジッと見つめる。
その瞳はどこか不安気に揺れ動いているように見えた。
俺はそんな彼女の
「どうかしましたか？」
と、尋ねると彼女は慌てた様子でなんでもないと否定する。
そうして改めて、この世界の事を色々と教えてくれた。
まずこの世界は剣と魔法の世界だという。