俺の性癖は間違っていない！～巨乳エルフに挟まれて俺はもう我慢の限界です！～

75.

ちなみにルティアナとは違い体を寄せ合って来る事はせず、
「んあ……はふっ……あっ♥そんなに強くされたらこっちが保たなくなってしまうじゃないか」
という風に呟いているのが聞こえてくるもそれ以上の行為はしなかったのは彼女もまた達した後の疲労に
襲われているようで今は少し離れて座っている状況であったのに加えて、 少し休憩をして落ち着いた後は
普通に食事をするために席へと戻ったからである。
それについては納得したものだがその一方で不満に思うことがあるとすれば、
それはリーザロッテに関してのことだったりする。
それは食事の最中に見せてきたあの色っぽい流し目についてであり、
あれが何を意味する物なのか解っているつもりだというのに
何も出来なかったことが本当に悔しくて仕方が無かったのは言うまでもない事実でしかなかった。
そして食事が済んだ後のことになる。
「ところで皆様方は一体何処を目指して旅をしているのですか？」
との疑問の声がルティアナからかけられそれに反応して答える事にした俺。
それに対して彼女は真剣な顔をしながら黙っていたがややあって深く溜息をつくように一言告げてきた。
俺達が行くであろう方向に対して難色を示してきたのである。
どう見ても彼女が心配するのは無茶な事でしかなくだからこそこうも不安を感じて警戒を促すように伝えて来た。
けれど、そこまで言われて俺の決意と覚悟もまた変わることは無かったので逆に強く意志を示した上でこう言った。
これから進む先に魔王城が在ろうと俺は構わず進まなければならないと。
すると彼女は一度驚いた顔をしたがすぐに笑みを見せてくる。
「成る程。それはつまり私たちと一緒にこの世界の未来を守るために協力してもらえると考えて良いのかしら？
勿論断言しても構わないけど私の目的は世界を救うため、そしてそこに住う人々を魔の手より救うためにある。
故にそのためにはどんな方法を用いようとも必ず成し遂げると心に誓っていて決して迷わない、
揺らぐことは許さないのですよ。ただそれだけの話になりませんか、貴方も似たような事を考えていると
私には見えるから一緒に戦ってほしいと言っているだけで……」
などとリーザロッテは語ったが、
「その心意気確かに受け止めましたわ、ならば私は最後まで協力いたしますとも」
と答えを出した上でさらに言葉を紡いでいき、
「ですからどうぞ安心してください。私がこの世界を平和に導き救い出し続けていける事をこの身を
持って証明し続けるとお約束致しましょう。
もしも私の事を疑うというなら信じさせて欲しいと言ってくれるかしら？
貴方の胸を貸して下さると言う事にして、それで思い切り泣かせてくれれば信じる事ができるはずなのですから」
なんてセリフに胸キュンさせられたからには思い切って彼女を腕に抱え込んでしまったが
これはいわゆる愛情の確かめ合いではなくただの甘え。
お互いの体を触れ合わせる事での満足を満たすものでありそれ以外の気持ちを
持ち合わせないものであったとしても今は何も問題は存在しなかった。
何せ、このまま眠りに付くつもりでもあったからである。
ただし眠ってしまう前には二人を起こさずこっそり抜け出る必要があり、
そのために彼女達に密着したまま眠る事にしたのである。
さて翌朝となる訳だが目が覚めた後に気がつくとそこには3人共に同じ様に
抱き合ったまま熟睡していたわけではあるが
しかし、そこでやってしまったと思ったわけなのだ。
3人で抱きついたままの状態というのは端から見た場合どのように見られる事だろうか。
それが男一人女2人とくればくれば……少なくとも夫婦とか恋仲関係と思われかねないのではないかと
考えていたからだった。