元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

638.

そうする事で、 俺は家族を失うリスクを最小限に抑えられると考えたからである。
だが魔族は人間に敵意を持っており共存は難しいのかもしれない。
それからしばらく考えると俺はミレアに提案する。
そして、魔族の男を倒す為の協力を要請され 俺はその要請を受け入れると 俺はある事をミレアに伝える。
それは、今から一ヶ月後に 俺は、ある場所に向かわなければいけない。
その場所では、ある戦いが起きている。
その戦いに俺は介入しなければならないのだが、その戦いが終わるまでは この国に残れない。
それから俺は この国から旅立つ事になるので 子供達の事やミレアの事を任せられる人が欲しいと頼む。
その頼みを引き受けてくれて ミレアと、もう一人の女性と共に この場を離れてもらう事にすると それから俺は、この世界で 俺の大切なものを守るために戦うことを決意する。
それから俺は、ミレアとの話し合いを終えたあと、俺は一旦自分の家に帰り 家族に挨拶をした。俺がこの家から出て行く事を告げると 子供達や妻は寂しそうな表情をする。
そして俺は、俺が旅に出る理由を話した。それから、子供達は、そんな俺に応援の気持ちを届けようとしてくれたのか、俺の背中を叩いてくれる。
それから俺は子供達を抱きしめてから感謝した。
それから 俺は子供達と最後の別れを交わすと、俺の部屋にあるアイテムを 全て鞄の中に入れると、 それから俺は家を出て行った。
俺は家の玄関で子供達が俺を見送ってくれるのを確認すると、俺も皆に手を振り返す。
そして、ミレアは、ある人物に手紙を書くとその人に、ある物を託してから家を離れる。
「お世話になりました」
と言ってからミレアはその足で街を出るのであった。
その後ろ姿を見送ると俺も王都に戻る事にしたのである。
王都に戻ると既に日が沈み始めていた頃だったので急いで城に向かい報告に向かったのである。
そうして俺は、国王から直々に褒められて勲章を受け取ることになる。
こうして勇者ミレアは無事に魔族との戦いに勝利した事で勇者としての功績を認められて英雄と呼ばれるようになるのである。ちなみに、その褒美として、この国の王から莫大な量の金貨を受け取ったのである。そうして俺は、ミレアが無事に戻った事を知るのであった。
俺は城に戻ってきた翌日に勇者である勇者の力が発動出来るかどうか試すことにした。
「よしっ！早速やってみるか！！」
と俺は心の中で思うと、 自分の能力について調べた時に 知ったやり方でやって見る。
（俺は勇者だ！！）
と心の中で叫ぶ。そうすると、身体中に勇者の力が流れ込んでくる感覚がして 勇者の力を手に入れたことを実感する。
そして、それから、俺は勇者の力を 手に入れた。
そしてその勇者の力は凄まじいもので 俺のステータスを遥かに上回る強さを手に入れる。
そして、 それから しばらくして、ミレアの方にも変化が訪れる。
勇者であるミレアは、魔族の男の居場所を探し出して倒しに行くと言っていたので、
心配していたのだが、どうやら大丈夫だったようだ。
俺が王都に帰ってくる頃にはもう戻ってきていた。
俺が城に戻る途中に 王都の外ですれ違ったのだがその時は元気にしていて安心したのであった。
それからミレアは俺の顔を見るなり、すぐに俺の元に駆けつけて来て、ミレアは俺を力強く抱きつくと俺に感謝してきたのだ。
それから ミレアと会話をしているうちに 俺と話せた事が嬉しかったのか、ミレアは、終始笑顔を浮かべていたのであった。
そうしている内に 時間を見ると、昼を過ぎていたので俺は昼食をとるために一度家に帰る事にした。そうしてから 俺はミレアと別れるとハクと出会った。