元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

611.

そして俺がミレアに対して攻撃を仕掛けるのである。
その光景を見ていたミリアは悲鳴を上げている。
俺の攻撃を受けたミリアは俺の攻撃を受け止めようとしたがミリアは俺の攻撃を受けて
吹き飛んでしまう。
それから俺は、ミリアの方へ歩いていき手を差し出すとその手を掴んで立ち上がろうとする。
それから俺達の戦いを見て唖然としていた他の人達も我を取り戻して動き始めたのを
見てから俺はミリアの治療を開始する事にしたのである。
ミリアの傷口を治すと、彼女は驚きながら、ミレアが無事かどうかを聞いてきた。
それに素直に答えるとミレアの元へと近づいていったのである。
ミレアと、ミリアが会話を始めたので俺は、その話を盗み聞きするつもりで、聞いていた。
どうやらミレアの両親はミレアを崇めている宗教団体に所属しているらしいのである。
それで、今回の依頼がなんで俺に依頼が来たのかを知ることが出来た。
それから俺は ミレアにこう問いかける。
この世界の救世主になる事についてどうかミレアの意見を聞きたいと思ったからでもあるが……。
ミレアに問いかけたのだ。
俺と一緒に 来ないかと？
その問いに対してミレアが、即答してきた。
それは当然の返事であると、そしてミレアがこちらを向き俺を見つめてくるので
その瞳を見て俺は彼女の意思を読み取ると、ミレアに対して微笑むのであった。
こうして、ミレアは俺の傍に居てくれることになった。
だがここで問題なのは、この村の住人達が、俺達を受け入れない可能性が高いということだ。
それに加えて、魔人が絡んでいるとなると
手に余ることも有り得るので、俺の嫁達が同行してくれているのだが、それでも不安はあるのだ。
だから俺の目の前にいるミディアが仲間になりたいという事で
俺はミディアを受け入れる事にした。
それから俺達の前に ミザリーが現れるとその背後から魔族と思われる者達が
次々と現れてきたのであった。
それから俺は魔族が操られている事に気付いた俺は急いでその者達の動きを封じ込めるために
拘束の呪文を発動させたのである。
すると、 次々と魔族の身体の自由を奪ったのだ。
そしてそれを俺の隣にいたミライヤが見抜いていて更には
彼女からの助言もあって、俺はある事を思いつき魔族達に
試してみることに決めると。
それをやってみることにした。
まず初めに。
俺は魔族の男を一人解放する事にした。
そしたら、俺の思惑通りにその男が暴れようとしたのを見て俺は慌てて別の魔物を
解放する事にしたがそれでも、男は暴走しようとするので、今度は女性の魔族の方へ
意識を向けると、女性は俺が何故、このような行動に出たのかを理解したらしく大人しく
してくれた。
次に魔人を解放した途端に 暴れ始めてしまったのだが、
それは女性に押さえつけて貰ってどうにか、解決する事になった。
これでひとまず安心だと一息吐くと、 それから、 俺は、
魔人にこう命令を下したのだ。
この村に迷惑をかけるのはやめろという指示に対して、
従う事を誓うならこの場に放置するという選択肢を提示したのだ。
その事を告げたら俺はその場から離れていったので、俺は
少し様子を見る事に決めたのである。
その事を村長の家の 中で伝えてみると、ミレア以外の家族にはかなり怒られてしまったのは言うまでもなかったのだ。
だがそんなことを言っている余裕もなく俺はそのあとに村を守るべく戦闘態勢に入ったのである。
そして村の外に出た俺と仲間達の前にはかなりの数が現れたのだ。
だが、それだけで済むとは到底思えなかったので油断はしない。
それから魔族の女に俺はこの村には今後一切手出しをするなと言った。