元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

590.

そして俺達がこれからの旅で必要になるであろう薬などを購入して村に戻ってくると、そこには
ミリアのお父さんの姿があった。
だが、俺とミレアが見たのはミリアの両親が殺されて倒れている姿であった。
そしてその犯人がミリアに化けていたのだ。
俺は、その事実に怒りを覚えてしまいつい、我を忘れてしまったのだ。
そして俺の全力を込めた拳はそやつの腹を貫き 奴を地面に這いつくばらせることとなった。
だが俺の攻撃は止まらずに、俺はミリアに化けていた者を徹底的に追い詰めていく。
そして、俺の放った最後の一撃が命中したことで決着は付いた。
俺はその後ミリアの父親の死体を埋めてあげるために穴を掘ろうとしたが、その作業は、
ミリアが俺の代わりにしてくれると申し出てくれたのでありがたくその言葉に甘えることにした。
そして、俺は、この村を後にして次なる町を目指すことにした。
この辺りには 俺達の村から一番近い場所だ。
俺とミリアの二人が旅の準備を終えて外に出るとその先では俺とミリアの娘であるミレアが待って
いてくれていて、俺とミリアのことを笑顔を浮かべつつ出迎えてくれて。
そして俺達はミリアが住んでいる家まで向かっていったのであった。
そしてミリアは俺の服の袖を掴むと その家の扉を開いていくと中に入っていき俺は、
それに続いて家に入ると、俺が部屋を見回していくと楽しそうに、俺に話し掛けてきて。
そしてミレアと俺は妻であるミリアが 料理をしてくれているという事なので台所へと向かうと俺は、
ミリアが作ってくれたという夕食を堪能した。
そして ミリアと二人きりでの会話を楽しむと俺は風呂場へと向かい湯船に浸かるとふとこんなことを
考え始めていった。
どうして俺にここまで良くしてくれたんだろうとミリアにそのことを質問をしたら俺のことが好きだって
言われて俺は思わず顔が赤くなっていく。
そうしていると俺とミリアの子供であるミレアも入ってきて、俺はそのことについてどう接していけば
よいのか分からないままに俺はその場から逃げ出すことにする。
そして俺は そのままミリアの寝室へと行き眠りについたのであった。
朝になるとミレアが俺に
「おはよう、お父様」
と言いかけてきていたので俺の方からも挨拶を返した。
そして俺は、この世界に飛ばされてきた初日に、俺を泊めてもらった宿屋に寄った後で
その宿の女将と話をすると、その人は俺がここに来たばかりの頃に俺を助けてくれた女性でもあったらしく俺が
あの時の男性であることに気が付くと涙を流して喜んでくれると俺に対して感謝の言葉を告げて来るので
俺もそれに対して、礼を言った。
女将はミリアに対して俺がミリアに対して何か困るようなことがあれば遠慮なく相談して欲しいと言ってきた。
それから、俺達はこの村を出る為に準備をすると俺達は村の出入口に向かって歩いて行った。
そして村を出てから少しした時に、ミレアの背中から翼が生えたのだ。
俺は その現象について尋ねるとそれを見たミレアが説明を始めた。
なんでもその力はミレアのお母さんのものであるということが分かった。
俺は、その力を使うのを止めさせようと説得をしようとしたのだが俺の話にミレアが耳を傾けることは
無くて仕方が無いので俺は 諦めてミレアと一緒に空を飛ぶことになった。