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殴られそうになり慌てふためく男であったが。
俺はそんな男の頬を力一杯殴ってやる。
男は倒れ込んでいて俺は、そんな情けない奴の姿を見ていた。
そんな俺は。俺は、俺は……!
「もう二度と俺の子に、俺の大切な家族に、近付くんじゃねえ!」
と叫ぶと男はそのまま走って逃げていってしまい、その場から去った後俺はその子を抱き締めるのであった。
俺が怖かっただろう、痛くて苦しかっただろうと声を掛けるのだったが、すると
「僕は全然平気だし パパとママの役に立ちたいし 将来はお父さんのような立派な人になりたいの」
と元気に返事をした。
そんな子に俺は微笑ましく思うと共に俺に勇気と希望を与えて貰った気がしたので 俺はその子に
名前をつけると。
その瞬間。その子は泣き出してしまって俺は慌ててしまうが。
その男の子は、ただ俺に甘えているだけだと分かり、俺は優しく頭を撫でる。
俺に抱きしめられていることで、安心してくれているのか次第に落ち着つきを取り戻したようなので。
俺は、そんな子を地面に降ろすと。
そしてミレアに 俺は言うのであった。
「俺は絶対に 自分の目の前で不幸が起きるところを見たりしないし助けたいと思えるものがあれば、
それがどんなものであれ全力で救い出し、
必ず守ると誓うさ それにな俺がお前を選んだ理由を教えようか 実はそれは 一目見て気付いたんだよ。
君はミレアに似ているし優しい性格をしているからだからな。俺にとってその子はかけがけのない存在で
あることは確かだけど俺がミレアと結婚した理由は、外見が美しい女性だからとか、お金を持っていたから
だとかそんなものでは決して無い。
ミレアが俺とミレアとの絆は、他の誰にも変えられないと確信できるから、俺が選んだ相手なんだ。
だから俺はそんな ミレアのことを心の底から信頼出来る存在だと思う。
ミレア、改めて言わせて欲しい俺は、君のことを愛しています。だから 俺の妻になってくれないかな」
するとミレアが突然涙を流しながら 抱きついてきたので
ミレアの行動に疑問を覚えて 不思議そうな顔をしていると。
その言葉を聞いてミレアは感動してくれたのだと思って俺は安堵するのだった。
そして俺はミレアと夫婦になったことが 嬉しかったので
そのまま、俺はミレアの肩を抱いて俺達の自宅まで戻るのだが。
ミレアの温もりが心地よかったので俺は、
そんな幸せを感じると同時に。
俺がこの世界に来る前の俺の両親には、とても世話になった。
特に父さんは本当に良い父親だった。母さんまであんなことになってしまったのだが。俺はあの二人が
大好きだった。
だからこそ 俺はミリアのことも 守り続けるつもりではあるのだ。
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