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俺を起こす為に布団を奪い取り、無理やり起こそうとしてくる。そして俺は起きると着替える為
クローゼットを開けると。
そこには見たことのない服が入っていることに驚くと
俺を部屋を飛び出して階段をかけ降りて玄関まで行き、
勢いよく扉を開いた。
すると外の光景を見た俺の感想はこれしかない。
まるで俺の世界じゃないのかと思ってしまう程のものだった。
「凄すぎる……」
あまりの状況に驚いていると、ハクに背中を押され外へと
出て行った。
そこには広大な自然が広がっておりハクに説明を受けると
その話は本当のようで。
本当にここは、別世界に繋がっていたらしい、
しかし 何故か、ハク達が住む国とは別国のようで、そのせいか。ハクはここに来るのは初めてなんだと、
少しばかり残念に思いながらも、
ここが何処なのかを 調べて見る事にした。
それから暫く歩いていると街が見えて来て俺達は中へ入った。
するとそこでは お祭り騒ぎになっていて。
皆笑顔を浮かべ楽しそうにしていた。
俺達も屋台を巡り楽しむことにした。
すると俺はある男にぶつかってしまう。
男は少し酔っていたのか かなり怒っていて、
謝っても全然許してくれなくて殴りかかってきたが、
俺には効かず。
男が諦めることは無かったが結局最後は周りの人が
来て助けてくれたことで何とかなる。
そしてお礼がしたいと連れて行かれた場所で、俺が見たのは、
この街の領主だったのだ。
それから領主としばらく話をした後ハクに呼ばれ。
ハクはギルドに行くと受付嬢から依頼があると言われ、
それを受けた後に街の外に出ようとしたときにある人に
呼び止められ。
俺に着いてきて欲しいと頼まれたので、
「一体これはどういうことなのかしら?ここって一体どこの
誰の部屋かしらね? 私こんなところに来るような心当たりなんて一切無いんだけど。あなたは何でこの場所にいるのか分かる?」
「おい、あんまり慌てるとまたドジ踏むかもしれんから少しは
落ち着け。こんな訳のわからない場所に来たのにお前だけ
焦っていても仕方ないだろうが。ここは一旦深呼吸しろ。
す~は~。よし、落ち着いたか?」
俺達は、この状況を理解することが出来ずパニックになって
いるが、そんな中でも冷静を保ちつつ。
この謎の事態について考えていた。
この訳の分からなさ過ぎるこの状態を打破するべく。
この部屋の探索を始めたのだがその途中で。
ミリアは壁に手を触れる。
するとそこから光が溢れだし。
壁の中から一枚の紙が出現した。
そこには文字のようなものが書かれているのが見えるが、
その文章の意味は読めなかった。
なので、ミリアに聞いてみると。
それは古代語と呼ばれるもので。
「ああ。やっぱり読めるのか……。
俺はどうやらいつの間にスキルを授かったらしい。
だから、 それでその文字の書かれた部分を読むことが
出来るようになっているようだ。
それと俺の方にも書かれているが
俺の場合はその言語を自動変換してくれるみたいだから。
言葉の壁をあまり感じることもなくなるはずだから。
安心して欲しい。
そして俺の場合その能力は俺以外の奴に使ってはいけない。
と書いてある。
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