元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

496.

そこで、ミリアも元王女の事も、俺の事を殺そうとした
ことを伝えると。
俺とミアリは驚きながらもその事を受け入れ、
元勇者の仲間になる事を 決める。
元騎士団の少年が元王女や元盗賊達を、助けようとしていたの
を邪魔をしてきた元国王に苛立ちを感じていて。
元勇者の元彼女の事を思い出し、そいつに仕返しして
やりたい気持ちが強く。
俺達に、ついていきたいと言い出す。
しかし元勇者は元盗賊の少女と元騎士の男それに俺が育て
てきたエルフ族のミゼリアも一緒についてくるのであれば
いいと、提案すると元盗賊の男はエルフの女性について
行きたいと言っているようだったので、元騎士団のリーダー
のエルフと エルフの少女が仲間に加わったのであった。
しかし元勇者はエルフの男とは仲が悪かったようで
エルフの男が仲間に加わるのを断ったので、俺の育てた薬草を
使って元盗賊が回復している。
それを見ていたら、エルフの男の方に元盗賊が近寄ってきた。
俺のところに来ると俺の頭を優しくなでてくれた。
エルフの青年はエルフの少女と 抱き合っているとミリアに
呼ばれていた。
ミリアは少し嬉しかったらしく俺に話しかけてきてくれた。
俺達4人はこれからどうしようかと考えていた時に
元勇者が俺と話がしたいと言うと俺の家に行こうとする。
「俺の家かよ！元国王と元王妃と俺を裏切ったミリアも
いるからやめた方がいいと思うけど。まあ仕方がないか 。
でも一応ミセリアの事は隠してくれよな」
そう言うと 俺は元勇者を先頭に元騎士団とミゼリアと
元盗賊の男とミリアを連れて俺達が暮らしてる街へと
戻っていった。
ミゼリアは元盗賊の
「あの……私の事でしたら心配しないてください。
私はあなた方の奴隷として仕えます。ご主人様に助けて
もらった恩があるので精一杯お役に立てるようにしますね」
そう言われて困ってしまった。
俺としては、ミゼリアが俺の元から離れるなんて
考えられないし。
そんなに重いものを持ってもらった覚えは無いのだが……
そう考えているうちに
「着いちゃった……」
俺達は街の前まで来た所で元王宮騎士が何かに
気付いたようで。元騎士のリーダーの男にミリアと
ミセリアさんのことを聞かれる。
俺は素直に答えると、俺も ミリアの所に連れて行ってくれと
言われて俺は元冒険者に頼み込む。
元冒険者は承諾してくれた。
俺は俺の部屋に連れて行く。
ミリアは元冒険者と元騎士団に元国王達がいないのかを
聞いてから
「私達だけですよ。お父さんもお母さんもいますけれど。
もうここには帰ってきません。ですので私が一人で皆さんの
お世話をするんです！」
ミリアは誇らしげに言った。
元国王達が出て行ってからも毎日掃除をしていたようで
俺の部屋が散らかっていると文句を言われる。
俺はミリアの説教を聞き流しつつ 俺の ステータス
画面を見せる。
そしてミセリアとミセリアの父親
「娘達を解放してほしい。そして 私も 一緒についていき君
たちと一緒に戦いたい。頼む私も仲間に加えてくれない
だろうか。ミセリアは私が責任もって面倒見させて
いただきます」
元勇者は黙っていて。