元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

448.

この世界では何故か魔物が存在しない代わりに、
フルーツのなる樹が大量に存在していた。
しかし、何故なのかは分からないが果実は熟れておらず硬い。
そうすると何処からともなく声が聞こえてきた。
どこか聞き覚えのある女の声が俺の耳に飛び込んでくる。
「あらぁ～やっぱりここにいたのね？ 旦那さま」
俺はミリアと2人で幸せな家庭を築きあげたかった。
なのに……俺はなぜこうなった……。
あの日から数日後の早朝のことだった。
村の人が村にやって来ると村人全員を集めて何かを話していた。
俺達夫婦もその集まりに参加するように促されたが俺は断った。
俺は家で待機するように言われたのは、
きっと何かしらの問題が発生したのだろう。
俺は家に戻ろうと歩き出そうとしたときミリアが
俺の服の袖を引っ張ってきた。
「ねぇ？ 私どうしても貴方が気になるの。
だからちょっと付いてきて」
俺が首を傾げているとミリアは俺の手を引いて走り出した。
俺はされるがままに村を出ようと走っていくと
俺は途中で足を止めた。
俺の視界に映ったのは 見たことのない
巨大なドラゴンだった。
俺が驚いているとミリアが俺に語りかけてくる。
「大丈夫よ、貴方は強いのだから」
俺が戸惑いながらも、 俺が剣を構えると俺はドラゴンに
斬りかかる。
俺の振るった剣がドラゴンの翼を切り裂いた。
俺が思っていたよりも簡単にドラゴンを倒すことができた。
俺は呆気に取られていると、いつの間にか俺の目の前に
ミリアが立っていた。
俺が驚いているとミリアは俺に微笑みかけて俺の頬に
軽くキスをした。
俺は恥ずかしくなり顔を背けると俺はミリアに
手を引かれて村に戻っていった。
俺は目を覚ますと、俺の側にいた女性が俺に微笑みかけてきた。
その女性は、俺の妻のミレアだった。
俺は、妻に挨拶をして、それから、俺達は朝食をとることに
なった。
俺はテーブルの上に並べられた料理を眺めながら
ゆっくりと味わうことにした。
俺は妻が作ってくれた朝食を食べ終えてから
俺は妻にこの世界に召喚された経緯を話すことにした。
俺は妻に俺がこの世界に来た時の話を聞かせると
妻は俺に同情してくれた。
それからは俺達は他愛もない話をしてから
俺達はこの世界の探索をすることにした。
俺達はこの森を散策することにしてしばらく歩いていると
俺は妙な気配を感じ取った。
俺は警戒しながら進んでいくとそこには俺達が
この世界で初めて出会った少女が居た。
俺は少女に近づき話しかけてみた。
「君はどうしてこんな所に居るんだい？」
俺が少女に問いかけてみると少女は俺の方に
振り返り答えてくれた。
少女の名前はアリアと言うらしい、
俺達は少女と一緒に行動することに決めた。
俺と妻は少女と共に森の奥の方へと進んで行くと
森の奥深くにたどり着いた。
すると俺の耳に女性の悲鳴が聞こえた。
俺と妻は急いで駆け付けるとそこには
俺の想像を絶するような光景が広がっていた。