元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

429.

子供達は、村の入り口付近で村を守ろうとしていた。
俺は子供達に近づき、
「お前達、無理をするな」
と子供達に言うと、子供達は
「父さん、僕達だってやれるよ」
と俺に言う。
俺は子供達に
「わかった、でも無茶だけはしないでくれ」
と子供達に伝えると、子供達は俺に笑顔を見せ村の外へと
向かっていく。
俺は子供達の後に付いていき俺も村を出る。
俺は子供達と一緒に村の周りを囲むように魔物を倒していく。
俺が魔物を斬り伏せ俺が魔物を殴り飛ばし俺が魔物を
蹴り飛ばす。
俺が魔物にとどめをさすと、俺の横に小さな女の子が
俺に抱きついてくる。
俺はその子に
「どうした？ 怖かったのか？」
と聞くと、
「うん」
と俺に抱きついたまま離れない。
俺はこの子の親を探したが見当たらなかったので、
俺はこの子を連れて村へと戻る。
村に戻ると、ミリアが俺の所に走って来た。
そして、俺の胸に抱きついてきた。
俺はミリアの頭を優しくなでてあげて、 俺はミリアに
「ミリア、この子は？」
と聞くと、
「この子が村の近くで倒れていたの」
と俺に言う。
俺はミリアに
「ミリア、子供達を頼む」
とミリアに言うと、 ミリアは子供達の方に
向かっていった。
俺はミリアに
「子供達の事ありがとう」
とミリアに言うと、 ミリアは俺に笑顔を見せる。
俺はミリアと子供達が無事な事に安心して、
子供達の方に歩いて行く。
子供達は俺に気づくと、 俺の周りに集まってくる。
俺は一人一人の頭を撫でて、
「皆、よく頑張った」
と俺が褒めてあげると、 子供の一人が俺に
「お父さん、お帰り」
と言ってくれた。
俺はこの一言で嬉しくなり、 俺は思わず泣いてしまった。
俺はこの世界で独りで寂しかった。
俺の事を慕ってくれるこの家族が愛おしくて、
俺はこの家族の事が大好きだった。
俺はこの世界に来て、この世界の人達と触れ合うことで、
この世界に愛着がわいていた。
俺はこの村でこの村の家族と幸せに暮らしたい。
この村を守りたいと心の底から思えた。
俺はこの村でミリア達と平和に暮らしていた。
しかし、ある日突然、村に魔物達が押し寄せてきた。
俺は村の外に飛び出し、魔物達を討伐していく。
すると、俺の前にミリアが立ち塞がる。
俺はミリアに
「ミリア危ないよ」
と声をかけると、 ミリアは俺に振り返りながら
笑顔を見せて、
「貴方を守るのが私の役目よ」
とミリアが俺の前に立ちはだかる。
俺はミリアに
「ミリア俺の後ろに」
と言うと俺はそのまま走り出す。
俺は魔物の攻撃を避けて魔物を殴る。
すると俺の拳に違和感を感じる。
俺は手を見ると、俺の手は光り輝いている。
俺はその光り輝く手で魔物に止めを指す。
すると俺の体が光り輝き始めた。
俺は自分の体の変化に驚いていると、
俺の目の前に光の玉が現れた。
（これは何だろう？）
と思っているとその光は俺の中に入っていった。
すると俺の体に変化が起きた。
俺の体が光に包まれる。
（一体どうなったんだろう）
と不思議そうにしていると、 光が収まった。
自分の体を見てみると、 見た目は何も変わっていなかった。
俺は首を傾げていると、 ミリアが俺に声をかけてきた。
「どうしたの？」
と聞いてきたので俺はミリアの頭に手を置いてから、
「何でもないよ」
と答えた。
それからしばらくして魔物達は姿を消した。
魔物達を倒した俺達は家に帰ることにした。
家に帰ってからミリアが俺に声をかけてきた。
「ねぇ」
と俺の袖を引っ張ってくる。