元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

417.

それに僕の事も守ってくれました。
そんな優しい勇者に憧れています」
と俺に言ってくる。
俺はその少年に
「そうだったんだね、君はいい子だね」
と言って俺はその少年の頭に手を乗せて
優しく撫でてやる。
するとその少年が俺に
「勇者は今どこにいるんですか？」
と聞いてきたので俺はその質問に
「勇者は今はここには居ないんだよ」
と俺が答えると、その少年は俺に
「そうなんですか、じゃあ勇者に会ったら伝えて
欲しい事があるんですけど」
と俺に言って俺に伝言を頼んできたので俺は
その言葉に耳を傾ける。
俺はその少年に
「分かった、必ず伝えるよ」
と俺が言うと、その少年が俺に
「ありがとうございます。
勇者はきっと喜ぶと思うので」
と俺に言ってきた。
俺はその少年に
「勇者は君に何かプレゼントとかしてなかったかい」
と俺が聞くと、その少年は
「はい、勇者は旅をしている時に、色んなものを
買ってきてくれていました。
食べ物や武器や防具やアクセサリーなど」
と俺に話してくれた。
俺はその話を聞いていたので、その少年に
「そう言えば、勇者は君に何を渡していたの」
と俺が聞くとその少年が
「僕は剣を貰いました」
と答えると俺はその言葉を聞いて、
ある事を思い出してポケットの中を探ると俺は一冊の
古びた本を取り出してその本を 開くとその本のページに
文字が浮かんで来る。
その文章を読んでみるとどうやらこの本は日記のようだ。
俺はその日記を眺めながらその日記を読み始める。
俺はその古びた日記を読む事にする。
そして俺はその日記を読み上げていく。
その日記には、勇者が今まで出会った人達との出会いや
その出来事が書かれていた。
そしてその勇者の日記の最後には、
聖女と過ごした日々の事が書かれていて、
最後に勇者が
「私はもう長くはない、だから私は最後の力を振り
絞って世界を救う為に旅に出る」
と書いてあった。
俺はその勇者の言葉に涙を流す。
俺は勇者に
「勇者、お前は最後まで本当に馬鹿野郎だな」
と呟いて、俺はその勇者が残した その日記を大事にしまった。
「勇者は今も頑張っているよ」
と俺が言うと、その男の子が俺に
「勇者は今でもこの世界を救おうとしてくれているのですか」
と俺に尋ねてきたので俺はその問いに
「ああ、勇者は今もこの世界で戦っている」
と俺が答えて、俺はその男の子の頭を撫でてあげる。
するとその男の子が俺に
「勇者に会えたらいいな」
と俺に言うので俺はその男の子を抱き上げてあげると、 その男の子も
俺の背中に手を回してきた。
そして俺はその子を抱いたまま、王都の街を歩くことにした。
すると俺の前に1人の女性が現れる。
その女性は俺に話しかけてきた。
「ねぇ、ユウト、私と一緒にお茶をしましょう」
と俺に話しかけてきた。
俺はその女性に
「すみません、俺はまだこの国に来たばかりで、 この国について何も
知らないのです」
と俺が答えると、その女性が
「まぁ、それでは私が案内しますわ」
と俺に言ってきたので俺はその女性の誘いに 乗る事にした。
するとその女性は俺の手を握ってきて 俺を何処かに連れて行く。
俺はその女性に連れられるがままに 付いて行った。
しばらくすると、俺達は大きな建物の中に入っていく。
すると、そこには沢山の子供達がいた。
俺はその光景に驚いてしまう。
すると俺の目の前に一人の男性が近づいてきて
俺に話しかけてくる。
「やあやあお兄さん、よく来てくれたね」
と俺に話しかける。