元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

405.

「どうして、俺の攻撃を受けない」
その言葉を聞いた瞬間俺はその男を殴り飛ばす。
すると男は地面に叩きつけられて気絶してしまった。
俺はその男のステータスを確認するとレベルが30を超えていた事に驚いた。
するとミリアが、
「この人は、この村の住人じゃない」
ミリアの言葉に俺は驚きを隠せなかった。するとミリアが、
「この人は、この村に最近来たみたい」
ミリアの言葉に俺は、
「この男は、この村の人間なのか？」
と聞くとミリアが首を横に振って答える。
するとミリアが続けて、話し始める。
「この人は、この村に来る前に、この近くの街で、盗賊団を壊滅させたらしいの」
ミリアの言葉に俺は驚く。
この世界に来てから、まだ数日しか経っていないのに、この周辺の治安を乱している
奴らを潰したのか？ 俺は、この男が何者かが分からなくなった。
俺は、この男を縛り上げて、この近くにあった木にくくりつけて、放置する事にしたのだった。
俺は、ミリアとアリアを連れて家に帰る途中。
「貴方は一体何者なんですか？」
そう聞いてきたので俺は正直に答えた。
「俺はこの世界に転移してきてしまった元勇者ですが何か問題でもありますかね」
すると彼女は少し考える仕草をしてこう言った。
俺は彼女の言葉を待った。
すると彼女が口を開く。
すると、彼女も自分の素性を話し始めた。
どうやらこの子の名前はリリスというらしくこの国の王女様で、この国を治めている国王の娘で、
王位継承権第一位の姫様だという事だった。
俺はその話を聞いた時に、この子がこの国に召喚された理由が分かった。
この子はこの国が危機的状況にあると知って、この国から逃げ出す為にこの城から抜け出したのだという。
俺はその話を黙って聞いていたのだが、 するとこの子の母親が病気で寝込んでいて、
この子の父親は忙しくてなかなか見舞いに来れないでいた。
俺はその事実を知って、俺は彼女に提案をした。
それは、彼女を俺の家に住まわせてあげて、母親と父親の代わりに看病をするというものだ。
その案に、最初は戸惑っていたが、最終的には了承してくれたのである。
俺は彼女と別れて、家に帰り着くと、ミリアが俺に話しかけてくる。
「貴方は本当に優しいのね」
俺はミリアに
「俺は、当たり前のことをしただけだ」
俺はミリアに言うと、
「貴方はいつもそうやって、自分を犠牲にするのね」
と言って俺に抱きついてくる。
俺はそんなミリアの頭を撫でてあげると、ミリアは俺にキスをしてくると、
「貴方が居なかったらとっくに死んでいたかも」
ミリアは俺にそう言うと、俺に抱きついてくる。
俺はそんなミリアを抱きしめてあげる。
俺はミリアをベッドに連れていくと、ミリアは俺に抱きついてくる。
俺はそんなミレアを受け止めてあげるのだった。
次の日の朝起きると隣で裸体のミリアが俺に抱きついて眠っていて、俺はそんなミリアを眺めていた。
そして二人は愛し合うとそのまま、夜は更けて行くのでした。
そして朝になるとミリアは俺に抱きついたまま離してくれないので、俺はミリアを起こさない様に
そっと起き上がると、
俺は服を着替えると、ミリアを揺すり起こすと、ミリアは俺に甘えてくる。