元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜

385.

（この世界の人間は普通に魔法を使うことができるのだが）
俺は、それでも、ギルドの総括長として、ギルド総括本部に残らなければならなくて
ミリア達に連れてってもらうようお願いするとまた仕事の山を見つめた。
「これまた来ました」
そう言いながら総括副長が入って来るので
「ちょっと散歩に行きたいんだけど」
「総括長」
「分かったよ」
俺が仕事をしていると
「総括長その、お話があります、ミリア様は奥様でアリアちゃんは娘ですよね、
それ以外の一階の冒険者は何ですか」
俺はそれを聞くと。
俺の机の上に置かれていた、統括副長と俺の写真に視線を移した。
すると俺の横に立っているミィが写真に手をかざすと。その写真を浮かせると、
その写真を握りつぶすのであった。
すると俺の隣に座っていたアリアが、その様子を見ていたが、 俺がアリアに何が起こったのかと
尋ねると。
（一体何があったというんだ）
するとアリアは突然立ち上がり
「私も統括副長と同じことを聞いても良いでしょうか」
と言い始めると、俺はそれに構わないと答えたのだった。
そうするとアリアは少し考え始めたのであった。
すると突然ミリアが俺に 俺に向かって話しかけた。
俺は俺に近づいてきた 俺のことを見上げてきたのであった。
俺のことを、ミリアが抱きしめると、そのままキスをするのであった。
（こ、この状況をどうにかしないとまずいことになる）
そう思い俺は、俺が何をしたいかを三人に聞くことにしたのだった。
そうするとミリアの元に統括副長が立つと
「奥様、夫は夜な夜な一介の冒険者と会って居ますよ」
と告げ口した。
それに気づいたのか、 統括副長をジッと見つめるミリアが、俺の目の前に立つと。
（どうしたらいいんだぁぁぁ）
俺は、とりあえず三人の女性に対して、何かをしてあげないといけないと思い、まず初めに 
俺の頭の上に乗っていたミィを抱き抱え、
次に隣に立っていた、ミリアも一緒に抱き上げると、そのまま
「今度浮気したら、ぶち殺す」
「ひぃぃぃ」
「ありあも、パパ嫌いになるからね」
（こいつら鬼だ）
そう思うと無言何度も頷くと
「よしじゃぁ行ってこい！」
俺はミィが持っていた鞭を手渡される そして部屋から出て行こうとするが扉が開かないのだ！
そうすると俺は必死になって 開けようとしていると突然後ろの方から声が聞こえてくる
俺は慌てて振り向くとその瞬間、俺は 誰かに押し倒されてしまい、仰向けになると
その上に誰か乗ってくるのであった。
そして俺は、俺の上にいる奴を見るとそこには、ミリアがいて 俺の体に密着すると、
キスをしながら耳元でこう言われる。
「ギルド統括総長閣下、護衛をお忘れですよ」
その言葉と共に抱き起される。
「まて、ミリア」
そう叫んだ瞬間思いっきりお腹に回し蹴りが炸裂する。
（なにやってるんだよぉぉ）
俺はミリアが放った強烈な一撃で意識を失った。
「平気ですか？ 総長殿」
「ミリア奴、妻なのに、夫を守る事があいつの仕事なのに……本気で蹴りやがった。 うううう、いてぇぇぇぇ」
「それはギルド統括総長閣下がわるいです」
「その、総括総長って俺初めて聞いたよ」
「王が貴方にお与えに成られた位です、王の次に発言能力があるそうですよ」
「で、護衛が、ミリアなの？」
「王の命らしいです、夫の剣と成りて、あの者を守れと」
「拝命されたなんて知らなかった」
俺達は馬車に乗る前にミリアから武器を貰っていた。
それはミィが作ったナイフであり、ミィの魔力が宿っている物だ。