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(どうやら、ミィのことについて話に来たみたいだな)
俺はアリアが話す内容を予想してみる。
まず第一に俺はアリアと、同じ歳だということそして第二に、双子では無いということ 最後に、 俺の妹では無かったということだろう。
そんな風に考えているとアリアが話しかけてきた。
「お父様、バザーをなさるんですか」
「ああ、その話な」
そう言いながらも俺はアリアを抱き上げた。
「どうした、アリア」
「私も出品してもいいですか?」
俺は首を傾げるとすぐに、俺は、その問いかけに笑顔で答えてあげたのだった。
それから数日経ったある日、ついにバザーの開催日が訪れた。
その日は朝から多くの人が来ていた。
その数の多さを見て俺が驚く。
「多くないか、これ」
「絶対成功させましょうね」
そうみんなで意気込むと
それぞれの仕事場に向かったのであった。
俺は受付を担当していたので、人が並んできた。
(ふむ。この様子だと俺が一人で対応出来る範囲を超えてきそうだな)
そこで俺はある人に声を掛けることにする。
それは、ギルドの統括を任せているニーナであった。
俺が、声をかけると俺の考えを理解してくれたのか俺の元にやって来て他の人の対応をしてもらえる事になった。
ただ俺達は、生産職のため戦闘系の事は殆どできない。
なので護衛をつけてくれることになったのだ。
その人も女性でミレアとミリィの二人のギルドメンバーの女の子だった。
俺の感覚的には二人共見た目はかなり良い子だと思う。
だがその見た目に反してレベルは10以上は離れているようだ。
(ちなみにアリアのレベルは8らしい)
彼女達にバザーまでの道のりの護衛を頼んだが何故か不満な表情をしている。
まぁ無理もないか。
俺は、護衛として雇った女の子達のギルドメンバー達と一緒に馬車に乗って会場へと向かった。
(ミリアもアリアも自分達の作った物を運ぶために別の馬車で移動した)
そして俺達のギルドは大忙しになり、何とか乗り越えて無事にバザーを終えることが出来た。
そしてバザーは成功した。
それからというものの俺達の知名度は上がり、ギルドにも沢山の客が訪れてきた。
それから、しばらくすると俺達はまた大きな仕事を任された。
「王、今なんて」
「ギルド教会本部を作りたい、お前が統括長に任命す」
嘘だろう……。
「ギルドをまとめるのがこれからの其方の仕事だ」
そう言って、俺を追い出してしまうのであった。
(マジかい。本当に俺なんかに任せていいのだろうか?)
俺は頭を抱えると ミィとミレアとの顔合わせが行われる事になる。
ミィとミレアは仲良くなっていた。
(やっぱり二人は似ているからか仲が良いな)
俺が微笑みながらそんなことを考えてるとニーナさんがやってきた。
俺はニーナさんの案内でギルド協会へとやって来た。
俺が、部屋に入るとそこには 一人の少年がいた。
彼は、どうやらミィよりも年上のように見える その男の子と目が合う。
すると俺を睨み付けながら俺に向かって、こう言ってきた。
それは衝撃的な出来事で。
(まさか!?俺のことを覚えていないというの!!?)
そして彼の発言を聞いてしまう。
そうすると彼が突然怒り出して、俺を殴ろうとしたところを、ニーナに止められたのだった。
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